Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

鉱研工業株式会社 (6297)

鉱研工業は、ボーリング機器製造販売と独自工法による工事施工で地下開発ソリューションを提供する。「ONE&ONLY」の技術が競争優位性で、国産初の全油圧式ドリルや青函トンネル用世界最大級機械を開発。低騒音掘さく機、安全・省力化の「3S製品」、自動化ボーリングマシンで技術的優位性を確立。国土強靭化やインフラ老朽化対策を国内成長ドライバーとし、東南アジアでの海外展開を強化。M&Aも活用し事業拡大を図る。 [本社]東京都豊島区 [創業]1947年 [上場]1994年

1. 事業概要と競争優位性

鉱研工業グループは、ボーリング機器とその関連機器の製造販売、および独自工法による工事施工を主要事業とする。事業セグメントは「ボーリング機器関連」と「工事施工関連」に分かれ、ボーリング機器の製造販売・レンタルから、地質調査、各種工事施工、建設コンサルタントまで、地下開発に関するトータルソリューションを提供する。国内外で地下開発に関するソリューションを提供し、その活動範囲はアジア・アフリカ各地の資源開発、ダム・トンネル工事、水井戸開発事業など多岐にわたる。

競争優位性は、長年にわたる技術開発とノウハウ蓄積に裏打ちされた「ONE&ONLY」の製品と施工技術に存在する。1969年の青函トンネル調査工事用世界最大級ボーリング機械の開発、1975年の国産初の全油圧式ロータリーパーカッションドリル「RPD-1」の開発といった実績を誇る。2003年には独自開発のパルスヘッド(特許出願済)を搭載した低騒音・超波動式掘さく機「K-50」を開発・販売し、技術的優位性を示す。近年では、建設業界の人手不足に対応するため、SAFETY(安全・安心)、SAVE(省力化)、SATISFACTION(顧客満足)を追求した「3S製品」群を開発・市場投入。重労働を遠隔操作で安全化するロッドハンドリングマシンや、自動化ボーリングマシン「ABM-10」の共同開発・量産を開始するなど、技術革新を継続している。

2. 沿革ハイライト

1947年10月、鉱研試錐工業株式会社として設立。1969年には青函トンネル調査工事用に世界最大の水平5,000メートル級ボーリング機械を開発し、1975年には国産初の全油圧式ロータリーパーカッションドリル「RPD-1」を開発した。1987年10月に鉱研工業株式会社に商号変更し、1994年3月に上場。2003年には特許出願済の低騒音・超波動式掘さく機「K-50」を開発した。事業拡大のため、2022年に株式会社クリステンセン・マイカイ、2025年には株式会社アビックスを完全子会社化するなど、M&Aも活用している。2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行。2024年3月には自動化ボーリングマシン「ABM-10」を共同開発し、量産を開始した。

3. 収益・成長

中期経営計画「STEP UP鉱研ACTIONS2025」を策定し、売上拡大と高収益を目標とする。国内では、国土強靭化計画に伴う防災減災対策やインフラ老朽化対策、新幹線・高速道路延伸などの社会資本整備投資が安定的に推移すると見込まれる。海外では、社会資本整備や資源開発が進む東南アジア諸国を重点地域とし、民間ベースの売上拡大に注力する。年間2~3種の新製品・新工法開発を目標に、自動化・省力化製品の開発を推進。伊勢原新工場稼働による生産性向上も成長ドライバーとなる。直近の業績は、売上高10,611百万円、営業利益653百万円、純利益456百万円と堅調に推移している。

4. 財務健全性

当連結会計年度末の総資産額に占める有利子負債の割合は39.0%であり、運転資金、設備投資、企業買収のための資金を主に金融機関からの借入金で調達している。金利変動リスクや財務制限条項抵触リスクが存在する。営業活動によるキャッシュ・フローは529百万円とプラスを維持。自己資本比率は38.34%(純資産5,345百万円/総資産13,941百万円)である。

5. 株主還元

年間配当は、直近3期で8.0円、12.0円、15.0円と増配傾向にある。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W2NV | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.8B 8.1倍 1.2倍 0.0% 759.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 10.6B 9.5B
営業利益 654M 560M
純利益 456M 300M
EPS 53.9 35.5
BPS 630.4 587.9

大株主

株主名持株比率
日立建機株式会社0.09%
株式会社エンバイオ・ホールディングス0.09%
鉱研工業取引先持株会0.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.04%
江口 工0.04%
株式会社ナガオカ0.02%
山本 尚登0.02%
鉱研従業員持株会0.01%
株式会社みずほ銀行0.01%
坂井 守雄0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-08-08株式会社エンバイオ・ホールディングス
2025-08-07株式会社みずほ銀行
2025-08-06楽天証券株式会社 0.08
2025-08-05日立建機株式会社
2025-08-01中山 尚
2025-07-30ヒューリック株式会社 80.07
2025-07-23楽天証券株式会社 6.69
2025-07-22株式会社エンバイオ・ホールディングス 8.55
2025-07-18株式会社エンバイオ・ホールディングス 8.55
2025-07-07株式会社みずほ銀行 0.01
2024-01-18中山 尚 6.09
2024-01-15中山 尚 6.09
2023-08-28日立建機株式会社 8.73
2022-07-15中山 尚 5.07
2021-05-10日立建機株式会社 10.96

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-09-12TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ
2025-09-12TDNet自己株式の消却に関するお知らせ
2025-09-12TDNetbuyback: 自己株式の消却に関するお知らせ
2025-09-12TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主
2025-08-08TDNetHolding change by 株式会社エンバイオ・ホールディングス
2025-08-07TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-08-06TDNetHolding change by 楽天証券株式会社
2025-08-05TDNetHolding change by 日立建機株式会社
2025-08-01TDNetHolding change by 中山 尚
2025-07-30TDNettender_offer: ヒューリック株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及
2025-07-30TDNetヒューリック株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異
2025-07-30TDNetHolding change by ヒューリック株式会社
2025-07-23TDNetHolding change by 楽天証券株式会社
2025-07-22TDNetHolding change by 株式会社エンバイオ・ホールディングス
2025-07-18TDNetHolding change by 株式会社エンバイオ・ホールディングス
2025-07-07TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-06-16TDNetdividend: 2026年3月期の期末配当予想の修正(無配)に関するお知らせ
2025-06-16TDNettender_offer: ヒューリック株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表
2025-06-16TDNetヒューリック株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ
2025-06-16TDNet2026年3月期の期末配当予想の修正(無配)に関するお知らせ