三精テクノロジーズグループは、当社および子会社27社で構成し、遊戯機械、舞台装置、昇降機の3部門を中核事業として展開する。遊戯機械ではジェットコースター、急流すべり、タワーなどの製造施工販売を当社、S&S Worldwide, Inc.、Vekoma Rides B.V.およびその子会社が担い、テーマパーク向けのコンセプト提案やデザイン提供をFORREC Ltd.とその子会社が担う。舞台設備では、劇場・文化ホール向け舞台機構・吊物装置、テレビ・イベント・コンサート会場向け電飾や機械装置を当社と㈱テルミックが製造施工販売する。昇降機ではエレベーター、エスカレーター、パーキング装置などを当社が製造施工販売する。加えて、納入製品の保守サービスと改修工事を㈱サンセイメンテナンス、サンセイメンテナンス㈱が地域分担して担い、遊園地でのレジャー・サービス提供と運営管理を㈱サンエースが行う。
競争優位の中核は、遊戯機械、舞台設備、昇降機、保守改修を束ねる「TEAM Sansei」の事業ポートフォリオと、国内外グループ会社を組み合わせた提案力にある。遊戯機械では、米国のS&S社、オランダのVekoma社、カナダFORREC社との連携を進め、ライド本体の設計・製造・施工販売に加え、テーマパーク等向けコンセプト提案・デザイン提供までをグループ内でカバーする体制を構築する。これは営業面・オペレーション面の協働を通じた国際ビジネス競争力の強化に直結する。舞台設備では、常設の舞台機構と仮設の舞台装置の双方を持ち、劇場・文化ホールからテレビ、イベント、コンサート会場まで対応領域が広い。昇降機では新設に加え保守・改修の拡充を進め、安定収益事業として位置付ける。研究開発面では「三精品質(SANSEI Quality)」を掲げ、顧客指向・品質本位を明示する。舞台機構制御システムの高機能化、新制御システム開発、国際規格に準拠した遊戯機械開発など、継続的な技術蓄積も参入障壁として機能する。
会社は、日本経済についてインバウンド需要の増加や個人消費の拡大、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を見込む一方、米国の政策影響や金融資本市場の変動による下振れリスクを認識する。遊戯機械では、国内の大型テーマパーク・アミューズメントパーク等の集客施設でインバウンド需要が増加傾向にあり、需要に合わせた商品開発を進める。海外では最大市場の米国、成長性の高い東アジア、中東を主なターゲットとする。舞台設備では、常設分野で大型案件と改修需要、仮設分野でコンサートやイベント向け需要増が見込まれる。昇降機は新設需要に加え、保守・改修需要の拡大が事業機会となる。一方で、建設業法、建築基準法、環境、労働、安全衛生、通商・貿易・為替、知的財産、租税、独占禁止法など多様な法令・公的規制の適用を受ける。
2025年度を初年度とする3カ年の新中期経営計画では、「動かす技術で社会に笑顔を~“ TEAM Sansei ”~の深化と進化 !」をテーマに掲げる。基本方針は、グローバル市場と国内案件を確実に取り込む既存事業の一段成長と、新たな柱となる事業分野への参入・構築の両立に置く。遊戯機械では、S&S社、Vekoma社、FORREC社との連携を一段と進め、米国、東アジア、中東での受注拡大を狙う。併せて、顧客ニーズに対応した製品ラインナップ整備と技術開発を進める。研究開発では、ダークライド、ボートライド、タワーライドをベースとしたイマーシブ体験ができる乗物の技術開発を継続する。舞台設備では、継続的な大型案件の受注、増加する改修需要の獲得、テルミック社によるコンサート・イベント需要への対応、新分野開拓や映像制作関連分野への取り組みを推進する。昇降機では、保守・改修事業の拡充と安全性向上を進める。新規分野では、戦略的事業提携やM&Aなどインオーガニック施策による参入を検討する。経営基盤面では、生成AIや自動化技術の活用、基幹システム改定、生産能力向上に向けた設備投資を推進する。設備投資は子会社新工場建設、工場生産設備、演出装置、管理システムを主体に実施する。
主要リスクは3点に整理できる。第1に、景気変動、地震・台風などの自然災害、パンデミック発生による受注、生産、設備への影響がある。第2に、遊戯機械、舞台設備、エレベーターなど安全性が重視される製品を扱うため、予期せぬ製品不具合や事故が業績と財務状況に影響し得る。第3に、遊戯機械分野で北米とオランダに主要子会社を有し、顧客も世界各地に広がるため、各国固有の規制・税制変更、政治的・社会的リスク、為替変動の影響を受ける可能性がある。
沿革上、2001年に執行役員制度を導入し、2004年に取締役専務執行役員以上による経営会議を設置し、意思決定の迅速化と業務執行機能の強化を進める。大規模買付行為への対応方針は2016年の定時株主総会終結時の有効期間満了をもって継続しない一方、今後同様の行為が生じた場合には、株主が是非を適切に判断するための情報収集と開示に努め、関係法令と定款の範囲内で適切な措置を講じる方針を示す。人的資本面では、提出会社の男性育児休業取得率100.0%、管理職に占める女性労働者比率4.7%を開示する。株主還元方針の具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 43.8B | 14.1倍 | 0.9倍 | 0.0% | 2,266.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 61.9B | 52.3B | 40.7B |
| 営業利益 | 4.8B | 3.2B | 2.0B |
| 純利益 | 3.0B | 2.1B | 1.7B |
| EPS | 160.4 | 111.5 | 91.9 |
| BPS | 2,402.6 | 2,225.2 | 1,931.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 丸一鋼管株式会社 | 0.07% |
| 京阪神ビルディング株式会社 | 0.04% |
| 株式会社三井住友銀行 | 0.04% |
| 株式会社三十三銀行 | 0.04% |
| 株式会社酉島製作所 | 0.04% |
| 三井住友ファイナンス&リース株式会社 | 0.04% |
| 三井住友カード株式会社 | 0.04% |
| 住友不動産株式会社 | 0.03% |
| 鳥海紳悟 | 0.03% |
| 鳥海貴子 | 0.03% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | SMBC日興証券株式会社 | 9.73% | (1.02%) |
| 2026-03-02 | 丸一鋼管株式会社 | 8.66% | +2.41% |
| 2026-03-02 | SMBC日興証券株式会社 | 10.75% | +1.99% |
| 2025-08-08 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 8.76% | +1.01% |
| 2022-03-22 | 丸一鋼管株式会社 | 5.21% | +0.21% |
| 2022-03-22 | 丸一鋼管株式会社 | 6.25% | +1.04% |
| 2022-01-20 | 丸一鋼管株式会社 | 5.21% | +0.21% |
| 2021-11-25 | 鳥海 裕二 | 0.00% | (8.51%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | EDINET | 大量保有 | SMBC日興証券株式会社 | 大量保有 9.73% | 2,252 | +2.09% |
| 2026-03-02 | EDINET | 大量保有 | 丸一鋼管株式会社 | 大量保有 8.66% | 2,548 | -6.28% |
| 2026-03-02 | EDINET | 大量保有 | SMBC日興証券株式会社 | 大量保有 10.75% | 2,548 | -6.28% |
| 2025-11-18 | TDNet | M&A | 三精テクノロジーズ | 公開買付への応募及び特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ | 2,366 | +1.06% |
| 2025-08-08 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 8.76% | 1,980 | -1.26% |
| 2025-07-10 | TDNet | その他 | 三精テクノロジーズ | 譲渡制限付株式(報酬)としての自己株式の処分に関するお知らせ | 1,542 | +3.24% |
| 2025-06-18 | TDNet | 配当・還元 | 三精テクノロジーズ | 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ | 1,505 | -0.86% |
| 2022-03-22 | EDINET | 大量保有 | 丸一鋼管株式会社 | 大量保有 5.21% | — | — |
| 2022-03-22 | EDINET | 大量保有 | 丸一鋼管株式会社 | 大量保有 6.25% | — | — |
| 2022-01-20 | EDINET | 大量保有 | 丸一鋼管株式会社 | 大量保有 5.21% | — | — |
| 2021-11-25 | EDINET | 大量保有 | 鳥海 裕二 | 変更 | — | — |