Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社 東京自働機械製作所 (6360)

東京自働機械製作所は包装機械と生産機械を主力とする産業機械メーカー。包装機械は当社販売に加え関連会社が製造を担い、生産機械は当社が製造販売を担う。顧客の問題解決、信頼性の高い商品、ライフサイクルマネジメント提供を掲げ、自動化・IoT・環境対応需要を取り込む方針。第7次中計では包装機械の売上拡大と海外比率向上、生産機械の安定受注と利益確保を推進。[本社]東京都千代田区 [創業]1908年 [上場]1963年

1. 事業概要

東京自働機械製作所グループは、同社、子会社1社、関連会社2社で構成し、包装機械と生産機械の製造販売を主力事業とする。包装機械は当社が製造販売するほか、関連会社PT TAM PACKAGING ASIAおよび東京施設工業株式会社が製造を担う。生産機械は当社が製造販売を担う。経営の基本方針では、顧客の期待の一歩先を行く自働化機械とサービスの提供を掲げ、顧客の声を聴いて問題を解決し、信頼性の高い商品を提供し、ライフサイクルマネジメントを提供し、生産性向上とトータルコスト低減に貢献する方針を明示する。研究開発は設計開発部が担い、将来必要となる要素技術開発、製品の中核技術開発、顧客ニーズの多様化に対応する新製品開発を進める。沿革上は、たばこ製造用機械の製作から出発し、ハイライト型たばこ包装機械、高速たばこ包装ラインの開発、廃棄物処理システム分野への進出、大型プロジェクト事業開始、生産機械の製造受託事業の拡大などを経て事業領域を広げる。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、長期にわたり蓄積した自働化機械の設計・製造ノウハウ、顧客課題解決型の提案力、ならびにライフサイクルマネジメント提供方針にある。1908年創業、1949年に現商号へ改称後、1961年のハイライト型たばこ包装機械、1971年の高速たばこ包装ラインの開発に成功しており、包装機械分野での技術蓄積を示す。研究開発についても、要素技術開発と中核技術開発を継続し、新製品開発を進める体制を有する。顧客の期待の一歩先を行く自働化機械とサービスを掲げる点は、単体の装置販売にとどまらず、顧客の生産性向上やトータルコスト低減に踏み込む提案型ビジネスを志向することを示す。加えて、包装機械は当社に加え関連会社2社が製造を担う体制を持ち、国内外での供給対応力を補完する構造を持つ。もっとも、国内シェア、世界シェア、特許件数、ブランド優位、スイッチングコストの定量情報は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

包装機械事業を取り巻く環境として、米国の通商政策の影響による世界経済の減速リスク、物価上昇による企業活動や個人消費への影響が挙げられる一方、人手不足や合理化・自動化によるコスト削減需要は今後も継続する見通しと記載する。さらに、環境、自動化、IoTといった時流に沿った設備投資の顕在化を見込む。生産機械事業は海外特定顧客の設備投資計画に強く影響を受け、世界景気動向次第で設備計画が流動的に変更される可能性を抱える。リスク開示では、包装機械の主要取引先が菓子・食品業界にあり、観光需要や景気動向の変化が設備投資に影響し得るとする。生産機械ではJohnson&Johnson Vision Inc.向け売上比率が高く、特定顧客依存が大きい。規制や許認可が参入障壁として機能する旨の明示は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

同社は、コロナ禍等をきっかけに変化した事業環境を踏まえ、2024年度を開始年度とする第7次中期経営計画を策定する。基本方針は、①包装機械事業の売上高拡大と海外比率アップ、②生産機械事業量の安定的確保と利益確保、③持続可能な社会実現に向けたサステナビリティ経営の実践、の3点で構成する。成長ドライバーとしては、人手不足を起因とした自動化需要の取り込みが最も明確にあり、変化する市場要求を的確に捉え、顧客ニーズや時流に合った商品開発と顧客提案を実施することで、包装機械事業の一段の売上拡大を図る方針を示す。同時に、生産性向上と適正な価格転嫁により収益力強化を進める。海外展開では、関連会社PT TAM PACKAGING ASIAを有し、中計でも包装機械の海外比率アップを掲げるため、海外売上構成の引き上げが重要テーマとなる。M&A戦略や具体的な数値目標は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

第1に、包装機械事業は菓子・食品業界向けが主要にあり、観光需要や景気動向の変化が顧客の設備投資を通じて業績に影響する可能性を持つ。第2に、生産機械事業は特定顧客向け生産設備の比重が高く、とりわけJohnson&Johnson Vision Inc.の設備投資動向や米国通商政策に起因する世界経済減速懸念の影響を受けやすい。第3に、包装機械は検収基準、生産機械は工事進行基準および検収基準で売上計上するため、検収タイミングのずれが四半期末や年度末の期間損益を変動させる可能性を持つ。加えて、主要生産拠点が千葉県柏市、本社が東京都千代田区にあり、大規模自然災害時の事業継続リスクを抱える。

6. ガバナンス

経営方針では、情報を公開し透明性の高い経営を行うことを掲げる。株主に対しては、事業発展のために積極かつ慎重に新製品開発、新市場開拓、設備投資を行い、逆境に備えて蓄積し、継続的な利益を生み出して適正な配当を行う方針を示す。人的基盤では、2025年3月末時点の従業員数275人、平均勤続年数19.0年と比較的長い勤続実績を持つ。労働組合は東京自働機械製作所労働組合で、組合員数は202人。多様性関連では、管理職に占める女性労働者比率、男性育児休業取得率、男女賃金差異を開示する。取締役会構成や社外取締役比率、資本政策の詳細は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W33R | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.7B 4.5倍 0.6倍 0.1% 3,955.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 12.9B 13.5B 13.3B
営業利益 1.6B 1.4B 986M
純利益 1.2B 1.1B 800M
EPS 871.5 797.5 571.1
BPS 6,724.8 5,767.5 4,769.6

大株主

株主名持株比率
明治安田生命保険(相)0.05%
みずほ信託銀行(株)0.05%
(株)みずほ銀行0.05%
松井証券(株)0.04%
東自協会持株会0.03%
(株)三菱UFJ銀行0.03%
上田八木短資(株)0.03%
(株)商工組合中央金庫0.03%
佐藤 康公0.03%
竹内 理人0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-11-07株式会社SBI証券 4.91%(1.11%)
2025-05-21株式会社SBI証券 6.02%(0.54%)
2025-04-04株式会社SBI証券 6.56%(0.40%)
2025-03-06株式会社SBI証券 6.96%(1.24%)
2024-10-21株式会社SBI証券 8.20%+1.46%
2024-10-04株式会社SBI証券 6.74%(1.43%)
2024-08-07株式会社SBI証券 8.17%+1.17%
2024-06-20株式会社SBI証券 7.00%+3.00%
2022-08-31日本たばこ産業株式会社 4.64%(4.64%)
2021-11-30株式会社みずほ銀行 0.04%N/A

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-07EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 4.91%3,485-0.14%
2025-05-21EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 6.02%3,015-1.33%
2025-04-04EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 6.56%3,265-3.98%
2025-03-06EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 6.96%4,380-1.71%
2024-10-21EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 8.2%
2024-10-04EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 6.74%
2024-08-07EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 8.17%
2024-06-20EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 7.0%
2022-08-31EDINET大量保有日本たばこ産業株式会社大量保有 4.64%
2021-11-30EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%