Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社AIRMAN (6364)

AIRMANは、コンプレッサ、発電機、高所作業車を中核とする建設機械と、モータコンプレッサ、非常用発電機を中核とする産業機械を製造販売する。主力のエンジンコンプレッサは国内シェアトップを維持し、モータコンプレッサも国内シェア15%まで拡大。北米販路強化と環境対応製品開発を成長軸に、国内建機ルートを安定収益基盤として活用する。[本社]新潟県燕市 [創業]1938年 [上場]1980年

1. 事業概要

AIRMANグループは、当社、子会社6社、関連会社1社で構成し、建設機械・産業機械の製造販売を主力事業とする。事業は建設機械事業と産業機械事業の2部門で構成する。建設機械事業では、エンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車を主要製品とし、当社に加えイーエヌシステム㈱、㈱ファンドリー、AIRMAN USA CORPORATION、上海復盛埃爾曼機電有限公司が製造販売を担い、㈱エーエスシー、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.、AIRMAN ASIA SDN.BHD.が販売を担う。産業機械事業では、モータコンプレッサ、非常用発電機を主要製品とし、当社と㈱ファンドリーが製造販売し、㈱エーエスシーが販売を担う。製造から販売までのプロセスは共通性が高く、グループ一体で事業運営を進める。研究開発は主として当社が担い、多様化するユーザーニーズへの対応、高機能化、高品質化、地球環境配慮型の空気圧縮機・発電機の開発を推進する。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、コンプレッサと発電機における製品開発力、長年蓄積したコアテクノロジー、国内外販売網の組み合わせにある。主力のエンジンコンプレッサは国内シェアトップを維持し、国内市場で強固な地位を有する。産業機械分野でも、モータコンプレッサの拡販により国内シェアを目標としていた15%まで拡大しており、成長領域での足場を固める。技術面では、新歯形を採用した高効率エアエンド、高効率モータ、水冷タイプの油冷式スクリュコンプレッサなど、効率改善に直結する開発実績を有する。加えて、各国の排ガス規制に適合したエンジンコンプレッサ・発電機、北米向け大型エンジンコンプレッサ、水素専焼エンジンコンプレッサ、水素専焼エンジン発電機、高純度バイオ燃料エンジン発電機、水素燃料電池式発電装置の実証試験機を開発しており、環境対応と地域別需要対応の両面で技術蓄積を進める。産業財産権は国内外合計313件、出願中80件を保有し、技術蓄積の厚みを示す。生産拠点を新潟県燕市に置き、継続的な設備更新・合理化投資も実施する。

3. 市場環境

事業環境は、国内では物価上昇による消費者マインドの冷え込み懸念がある一方、各種政策による雇用・所得環境の改善、インバウンド需要、IT関連設備投資を背景に緩やかな回復基調を見込む。海外では、中国・欧州経済の停滞や米国の関税政策による世界経済急減速懸念があり、先行き不透明感が強い。需要面では、建設投資や民間設備投資の変動が製品需要に直結する。主力のエンジンコンプレッサは国内シェアトップを維持する一方、市場縮小の影響を徐々に受ける。原材料価格の高騰、安全・環境等の公的規格や規制、輸出入規制、税制の影響も受ける。海外売上高比率は44.2%で、米ドル・ユーロ建取引を中心に為替変動の影響を受けやすい構造を持つ。

4. 成長戦略

2025年度から2027年度を対象とする「中期ビジョン2027」では、売上規模を維持しつつ事業ポートフォリオの再構築に主眼を置き、長期ビジョン2030の達成を目指す。成長戦略の第一は北米市場で、前中計に続き北米大手広域レンタル会社との取引拡大と新規開拓を進め、販売増を踏まえた生産能力増強を推進する。前中計では北米市場で代理店との協力体制構築・強化が売上高と経常利益の成長に大きく貢献しており、再現性のある成長ドライバーとして位置付ける。第二はオセアニア市場やアジア市場での存在感向上で、将来成長を見据えた海外展開を進める。第三は国内産業機械向け展開強化で、モータコンプレッサを中心に産業機械ルートからの販売を拡充し、エンドユーザーとの直接的関係構築、顧客管理の徹底、メンテナンス需要の大きい中型機以上の拡販を通じて収益力向上を図る。加えて、国内建設機械ルートを安定収益基盤として成長投資の原資に活用し、環境対応需要を捉える新製品や自社技術を活かした新製品の研究開発を継続する。経営指標として、2028年3月期のROE目標を12%以上と設定し、総還元性向70%を目標とした株主還元との両立を掲げる。

5. リスク

主要リスクは、第一に建設投資や民間設備投資の変動による需要変動リスクで、急激な経済情勢変化に対応が遅れる場合に業績へ影響する。第二に為替相場変動リスクで、海外売上高比率44.2%のため米ドル・ユーロ建取引や海外子会社の換算に影響を受ける。第三に原材料価格上昇、公的規制強化、製造物責任、天災やサプライチェーン寸断のリスクがある。生産拠点が新潟県燕市に集中しており、BCP強化が重要課題となる。

6. ガバナンス

提示テキスト内で取締役会構成や社外取締役比率などの詳細な統治体制は確認できない。一方、資本コストや株価を意識した経営の実現を掲げ、PBR・ROEやCAPMに基づく資本コストを概ね9%と分析したうえで、資本収益性向上を重視する方針を示す。キャッシュ・アロケーションでは、現預金を適正水準に保ちつつ、事業ポートフォリオ再構築と成長投資を進めながら、総還元性向70%を目標とした株主還元を両立する方針を採る。労使関係は円滑と記載し、提出会社には1946年3月結成の労働組合が存在する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3M7 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
61.3B 11.7倍 1.4倍 0.0% 2,033.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 54.8B 51.9B 49.0B
営業利益 6.9B 6.2B 4.8B
純利益 4.8B 5.1B 3.8B
EPS 173.8 182.2 132.5
BPS 1,486.1 1,347.3 1,206.8

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
バイオグリーン有限会社0.09%
GOLDMAN, SACHS&CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.08%
千代田産業株式会社0.06%
佐藤美武0.05%
北越工業持株会0.04%
CITCO TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF THE VPL1 TRUST (常任代理人 立花証券株式会社)0.04%
株式会社みずほ銀行0.03%
株式会社第四北越銀行0.03%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-12-06株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2024-01-11株式会社ヴァレックス・パートナーズ 13.85%+6.81%
2024-01-11ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社 0.00%(5.82%)
2023-06-09株式会社ヴァレックス・パートナーズ 7.04%+1.01%
2022-12-20株式会社ヴァレックス・パートナーズ 6.03%+1.01%
2022-11-21ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社 5.82%+0.82%
2021-12-07株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2021-05-31ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株式会社 5.00%--
2021-04-30株式会社ヴァレックス・パートナーズ 5.02%+0.02%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-03TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ2,137-4.02%
2026-02-25TDNetその他AIRMAN社名変更記念優待の実施に関するお知らせ2,159+0.88%
2026-02-24TDNet人事AIRMAN組織変更および人事異動に関するお知らせ2,153+0.28%
2025-10-02TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ1,946+1.08%
2025-09-26TDNetその他AIRMAN当社従業員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ2,009-0.80%
2025-09-25TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ1,985+1.21%
2025-09-02TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ2,061-0.58%
2025-08-08TDNet人事AIRMAN当社取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ2,088-0.43%
2025-08-07TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ2,060+1.36%
2025-08-04TDNet配当・還元AIRMAN自己株式の取得状況に関するお知らせ2,038+0.49%
2025-07-30TDNet決算AIRMAN2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,040+1.18%
2025-07-18TDNet人事AIRMAN当社取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の処分価額等の決定に関するお知らせ2,064+2.42%
2025-07-18TDNetその他AIRMAN当社従業員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の処分価額等の決定に関するお知らせ2,064+2.42%
2024-12-06EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%
2024-01-11EDINET大量保有株式会社ヴァレックス・パートナーズ大量保有 13.85%
2024-01-11EDINET大量保有ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株変更
2023-06-09EDINET大量保有株式会社ヴァレックス・パートナーズ大量保有 7.04%
2022-12-20EDINET大量保有株式会社ヴァレックス・パートナーズ大量保有 6.03%
2022-11-21EDINET大量保有ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン株大量保有 5.82%
2021-12-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%