Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社 ヤマダコーポレーション (6392)

潤滑給油機器や車両整備向け環境整備機器を扱うオートモティブ機器と、塗料・接着剤・化学薬品など各種流体を圧送するエアポンプ、ダイアフラムポンプを扱うインダストリアル機器を中核とする。日本・米国・オランダ・中国・タイに拠点を置き、ポンプ事業を成長領域としてグローバル供給体制の強化と新型ポンプ投入を進め、ダイアフラムポンプでトップブランドを目指す。[本社]東京都大田区 [創業]1905年 [上場]1962年

1. 事業概要

株式会社ヤマダコーポレーションは、当社と子会社6社で構成する給油機器・関連製品メーカーとして事業を展開する。主力はオートモティブ機器、インダストリアル機器、その他の3部門。オートモティブ機器では、ハンドポンプ、バケットポンプ、ルブリケーターなどの潤滑給油機器、タイヤサービス機器、排気ガス排出システム、フロンガス関連機器などの環境整備機器を扱い、主な市場は自動車をはじめとする車両整備工場やガソリンスタンドに広がる。インダストリアル機器では、オイル・グリースに加え、塗料、接着剤、インキ、化学薬品など各種流体を圧送するエアポンプ、ダイアフラムポンプおよびシステム化製品を展開する。その他部門では、サービス部品の販売や修理を担う。製造・販売体制は地域別セグメントで構成し、日本、米国、オランダ、中国、タイの5地域で事業を運営する。

2. 競争優位性

当社グループの競争力の中核は、100年の間に培ったとする「Yamada Quality」と、幅広い市場ニーズに対応する製品開発力に置かれる。研究開発は主に当社技術部が担い、空圧式駆動ポンプを主力製品として、各市場ニーズに適応した開発・改良を継続する。オートモティブ分野では自動車自体の技術革新に対応した車両整備機器および派生機器を開発し、インダストリアル分野では世界市場の多角的な需要や潜在需要を掘り起こすべくダイアフラムポンプを開発する。加えて、米国、オランダ、中国、タイの海外子会社がマーケティング情報を提供し、地域ごとの需要把握と製品展開を支える。中長期戦略で「世界のさまざまな国や地域へ製品を供給できる体制」を築く方針を明示しており、既に5地域の報告セグメントを持つ販売網は一定の参入障壁として機能する。市場シェアや特許件数などの定量情報は提示テキスト内では確認できないが、ダイアフラムポンプでトップブランドを目指す方針を掲げる点は、同製品を成長エンジンと位置付ける強い意思を示す。

3. 市場環境

国内の主要事業であるオートモティブ部門は、自動車のEV化などにより市場や需要が大きく変質していく可能性を会社側が認識する。一方で、当面は底堅いニーズがあると見込み、将来ニーズの予想と捕捉、変化対応を重要課題と位置付ける。海外市場では、地政学的リスクの高まりなどを背景に世界経済の不透明感が増すものの、主力製品であるダイアフラムポンプには多様なニーズと潜在需要があると認識する。業界としては、景気動向や設備投資動向の影響を受けやすく、国・地域ごとの法的規制、商習慣、労使関係、為替変動なども事業環境に影響する。規制面の詳細や競合企業名は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

2024年度からグループビジョン「For the Next Century with YAMADA PRIDE」を掲げ、三ヶ年ごと三段階の中期経営計画を開始する。中長期戦略では、さまざまな産業を支えるポンプ事業を成長領域、オートモティブ事業を継続領域と位置付ける。ポンプ事業では、各地域で求められるQualityを提供しつつ、世界のさまざまな国や地域へ製品を供給できる体制を築き、ダイアフラムポンプでトップブランドを目指す。オートモティブ事業では、モビリティの進化やニーズ変化に適応した商品・サービスで自動車整備産業への貢献を図る。中期経営計画PhaseⅠの基本方針として、ポンプ事業の拡大、オートモティブ事業戦略の再構築、相模原工場のNext Stageへの進化、人財ビジョンの定着、DXへの第一歩を掲げる。個別施策として、新型ポンプの市場投入、構内物流・製商品物流の再構築、子会社戦略の再構築、ESG経営の推進、BCPの推進を明示する。設備投資も既存市場での開発・改良と新規市場向け製品開発、省力化・合理化・信頼性向上に重点を置く。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に、ダイアフラムポンプおよびオートモティブ製品が国内外の景気動向や設備投資動向の影響を受けやすい点。第2に、海外事業拡大に伴う法的規制、商習慣、労使関係、為替変動などのリスク。第3に、品質リスクにあり、品質管理基準のもとで製造販売を行う一方、重大な品質問題が生じた場合には業績へ重要な影響を及ぼす可能性がある。このほか、設備投資回収の長期化、情報セキュリティ、災害・事故・感染症、固定資産の減損も挙げる。

6. ガバナンス

経営の基本方針として、堅実で公正な企業活動を通じて顧客ニーズ、社員の喜び、株主の期待、産業と社会の発展に誠実に取り組む企業理念を掲げる。経営指標では、持続的投資の原資となる収益を重視し、営業利益率の適切なマネジメントに努める方針を示す。株主還元については、経営効率を高め、安定した株主還元の継続を重要事項と位置付け、ROEの維持・向上に加え、株価収益率、配当性向、純資産配当率の維持・向上に努める。人財面では2023年3月制定の「人財ビジョン」に基づく育成を進める。労使関係ではヤマダコーポレーション労働組合がJAM神奈川に加盟し、労使協議会によって相互協調を図る。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W643 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
15.3B 9.5倍 0.9倍 0.0% 6,390.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 14.6B 14.8B 13.7B
営業利益 2.0B 2.5B 1.9B
純利益 1.6B 1.9B 1.5B
EPS 671.5 801.4 624.2
BPS 6,855.1 6,483.2 5,622.5

大株主

株主名持株比率
山田 昌太郎0.08%
CHARON FINANCE GMBH (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.07%
株式会社豊和0.07%
INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.06%
株式会社埼玉りそな銀行0.05%
山田 幸太郎0.05%
株式会社バンザイ0.04%
光通信株式会社0.03%
STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)0.03%
不二サッシ株式会社0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-19Charon Finance GmbH 8.23%+1.01%
2025-05-22FMR LLC 8.57%+1.05%
2025-04-07FMR LLC 7.52%+1.28%
2024-11-22Charon Finance GmbH 7.22%+1.04%
2024-11-21Charon Finance GmbH 7.22%+1.04%
2024-08-22Charon Finance GmbH 6.18%+1.18%
2024-08-13Charon Finance GmbH 6.18%+1.18%
2024-05-09FMR LLC 6.24%+1.11%
2024-04-08株式会社埼玉りそな銀行 5.94%--
2024-03-11Charon Finance GmbH 5.00%--
2024-01-22FMR LLC 5.13%+5.13%
2024-01-12株式会社埼玉りそな銀行 5.94%+5.94%
2022-04-22FMR LLC 2.72%(3.12%)
2021-12-22FMR LLC 5.84%(1.04%)
2021-10-07FMR LLC 6.88%(2.23%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-19EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 8.23%6,950-0.29%
2025-10-17TDNet不祥事・訂正ヤマダコーポ(開示事項の経過)不正アクセスによるシステム障害への対応について(復旧のお知らせ)
2025-10-03TDNet決算ヤマダコーポ2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)5,690-1.41%
2025-09-29TDNet決算ヤマダコーポ2026年3月期 第1四半期決算発表予定日に関するお知らせ5,350+0.00%
2025-08-05TDNet決算ヤマダコーポ2026年3月期 第1四半期決算短信の開示が四半期末後45日を超えることに関するお知らせ5,120+1.56%
2025-07-30TDNet決算ヤマダコーポ2026年3月期第1四半期決算発表の延期に関するお知らせ
2025-07-22TDNet不祥事・訂正ヤマダコーポ不正アクセスによるシステム障害および情報漏えいの可能性に関するお詫びとご報告5,130+0.19%
2025-06-26TDNetその他ヤマダコーポサイバー攻撃によるシステム障害についてのお知らせ
2025-05-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 8.57%5,080-3.25%
2025-04-07EDINET大量保有FMR LLC大量保有 7.52%4,805+0.94%
2024-11-22EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 7.22%
2024-11-21EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 7.22%
2024-08-22EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 6.18%
2024-08-13EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 6.18%
2024-05-09EDINET大量保有FMR LLC大量保有 6.24%
2024-04-08EDINET大量保有株式会社埼玉りそな銀行大量保有 5.94%
2024-03-11EDINET大量保有Charon Finance GmbH大量保有 5.0%
2024-01-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 5.13%
2024-01-12EDINET大量保有株式会社埼玉りそな銀行大量保有 5.94%
2022-04-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 2.72%