Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

フジテック株式会社 (6406)

エレベータ、エスカレータ、動く歩道の専業メーカー。製造、販売、据付、保守、修理を一貫展開し、世界24の国と地域に12生産拠点と多数の販売拠点を配置する。保守やモダニゼーションを通じた長期顧客接点、グローバル生産・調達、メンテナンス性や災害対策を強化した新商品投入が特徴。中計では安全・安心、品質重視、メンテ生産性改善を推進。[本社]滋賀県彦根市 [創業]1948年 [上場]1963年

1. 事業概要

フジテック株式会社は、エレベータ、エスカレータ、動く歩道の専業メーカーとして、製造、販売、据付、保守、修理を一貫して手掛ける。事業はグローバルに展開し、当社グループは世界24の国と地域に12の生産拠点と多数の販売拠点を有する。日本国内では当社が2つの生産拠点を持ち、海外では米州、東アジア、南アジアに10の生産拠点を配置する。全グループ法人の販売拠点で製品販売に加え据付、保守、修理を行う体制を敷く。経営方針では、保守やモダニゼーションを通じて長期にわたり顧客・ユーザーとの信頼関係を構築する点を重視する。研究開発では、国内向け標準型エレベータ新商品「エレ・グランス」を2025年4月より販売開始し、主力商品「エクシオール」の後継としてデザイン、メンテナンス性、災害対策を強化する。据付省力化装置「ガイドレール清掃装置」や、LEDビジョンと音楽を融合した「イマーシブ・エレベータ」も開発する。

2. 競争優位性

競争優位の源泉として、専業メーカーとしての事業特化、一貫体制、保守網、研究開発力、生産・フィールド技術力の蓄積が挙がる。製造から据付、保守、修理までを自社グループで担うことで、品質管理と顧客接点を継続的に確保する構造を持つ。経営方針でも、高品質な商品納入に加え、保守やモダニゼーションを通じた長期の信頼関係構築を企業価値の源泉と位置付ける。リスク記載では「当社メンテナンスの優位性を維持向上させる取り組み」を明示しており、アフターマーケットの競争力を重視する姿勢が確認できる。グローバル面では、各拠点でコスト、品質面で有利な部品を相互供給するグローバル生産・調達体制を推進し、商品力強化を図る。研究開発面では、エレベータ主要機器の共通化をグループ間で推進し各地域に展開する。中計では2025年の品質ラボ竣工、開発から調達、生産、据付に至るまでのコンポーネントのE2E安全試験実施を掲げ、安全・安心と品質重視を差別化要素として前面に出す。市場シェアの具体的数値は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

昇降機市場では、想定を超える競争激化や市場変化が主要リスクとして認識される。低廉な事業展開による収益悪化、競争による事業機会減少が想定され、価格競争圧力の存在がうかがえる。一方で、同社は安全・安心、品質、メンテナンス優位性を軸に対抗する方針を示す。自然災害対応、脱炭素社会移行、人的資本開示、情報セキュリティ、調達・物流、為替、グローバル政治情勢など、事業環境は多面的な外部要因の影響を受ける。特に昇降機は社会インフラにあり、品質と安全、災害時復旧、保守体制が受注や信頼に直結する構造を持つ。規制や許認可の詳細、市場シェア、主要競合名は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

同社は2024年5月に5カ年の中期経営計画「Move On 5」を公表し、「日本の専業メーカーならではの美しさとおもてなしを誰でも実感できる業界トップの信頼のブランドを確立」を長期ビジョンに掲げる。2026年3月期連結ベースの目標として、売上高2,440億円、営業利益229億円、営業利益率9.4%を設定する。戦略方針は「不易」と「流行」に整理する。「不易」では安全・安心の追求、品質重視、人材育成を掲げ、地震発生時のエレベータ運行データ自動収集、復旧ニーズの見える化、迅速な技術者派遣、豪雨等災害対応アップデート、品質ラボ竣工、E2E安全試験を進める。品質面では、高級ホテルで培った乗り心地をより多くの顧客に展開し、部品解析や故障解析で品質とコストの両立を追求する。「流行」では選択と集中、グループ経営強化、ガバナンスとコミュニケーション充実を推進する。具体策として、地域事業の明確なセグメント分け、デジタル技術活用によるメンテナンスの生産性・収益性改善、サプライチェーン最適化、標準機種・工法導入、ITインフラ刷新、KPIモニタリングを挙げる。M&Aはリスク項目でPMIやガバナンス体制構築に言及し、2022年12月にはメキシコ子会社化の実績も確認できる。

5. リスク

主要リスクは、第一に競争激化と市場変化による収益悪化リスクと事業機会減少リスクがある。第二に品質と安全に関するリスクがある。商品・サービスの品質低下や欠陥は、信頼低下、損害賠償請求、訴訟につながる。第三に自然災害、調達、情報セキュリティ、為替、グローバル政治情勢など、グローバル供給網と保守体制に影響するリスクがある。昇降機は生産から販売、保守メンテナンスまで継続運営が重要にあり、サプライチェーン寸断やIT停止は納期遅延や復旧遅れを招く。

6. ガバナンス

リスクマネジメント委員会を中核とする管理体制を整備し、社長を委員長として重要リスクの識別、評価、責任者設定、対応策実行、モニタリングを行い、その内容を取締役会に報告する。中計では、最高水準のコーポレートガバナンス確立を掲げ、多様なバックグラウンドを持つメンバーによる強靭な取締役会、経営陣報酬の重要指標連動、ESG経営強化を推進する。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。人材面では、技術と能力を備えたグローバル人材育成、評価報酬制度の採用と改善、多種多様な研修による専門技術者のスキルアップを進める。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W7Q2 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
448.2B 26.1倍 2.8倍 0.0% 5,680.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 244.0B 241.3B 229.4B
営業利益 22.9B 16.2B 14.6B
純利益 17.0B 14.5B 17.8B
EPS 217.8 186.0 228.6
BPS 1,994.1 1,901.3

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
株式会社ウチヤマ・インターナショナル0.06%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.06%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)0.04%
UBS AG LONDON A/C IPBSEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.04%
株式会社りそな銀行0.04%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE SEGREGATION ACC FOR THIRDPARTY (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)0.04%
MOJAVE INVESTORS LTD. (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.04%
GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.03%
OASIS JAPAN STRATEGIC FUND LTD. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23株式会社ウチヤマ・インターナショナル 86.76
2026-01-09株式会社りそな銀行
2026-01-08株式会社ウチヤマ・インターナショナル 86.76
2025-12-26Oasis Management Company Ltd.
2025-12-22Oasis Management Company Ltd.
2025-12-22Bospolder 1株式会社 86.76
2025-12-22Bospolder 1株式会社 86.76
2025-12-22株式会社ウチヤマ・インターナショナル 86.76
2025-12-22Farallon Capital Management, L
2025-12-05ユービーエス・エイ・ジー 3.68
2025-12-04野村證券株式会社 3.74
2025-11-20株式会社ウチヤマ・インターナショナル 9.94
2025-11-20株式会社ウチヤマ・インターナショナル 6.85
2025-11-20株式会社ウチヤマ・インターナショナル 5.98
2025-11-20株式会社ウチヤマ・インターナショナル 10.37
2025-11-10ユービーエス・エイ・ジー 6.89
2025-10-22ユービーエス・エイ・ジー 3.69
2025-10-17野村證券株式会社 5.02
2025-10-07ユービーエス・エイ・ジー 6.99
2025-10-06野村證券株式会社 5.95

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23TDNetHolding change by 株式会社ウチヤマ・インターナショナル
2026-03-19TDNet当社株式の上場廃止に関するお知らせ
2026-03-19TDNettender_offer: 当社株式の上場廃止に関するお知らせ
2026-02-20TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に
2026-02-20TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に関するお知らせ
2026-02-06TDNet2026年3月期 第3四半期連結業績概要
2026-02-06TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-06TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-01-14TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ
2026-01-14TDNetbuyback: 自己株式の消却に関するお知らせ
2026-01-14TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ
2026-01-14TDNet自己株式の消却に関するお知らせ
2026-01-09TDNetHolding change by 株式会社りそな銀行
2026-01-08TDNetHolding change by 株式会社ウチヤマ・インターナショナル
2025-12-26TDNetHolding change by Oasis Management Company Ltd.
2025-12-22TDNetHolding change by Farallon Capital Management, L.L
2025-12-22TDNetHolding change by 株式会社ウチヤマ・インターナショナル
2025-12-22TDNetHolding change by Bospolder 1株式会社
2025-12-22TDNetHolding change by Bospolder 1株式会社
2025-12-22TDNetHolding change by Oasis Management Company Ltd.