Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

CKD株式会社 (6407)

CKDは自動機械と機器の2本柱で展開し、薬品・食品向け自動包装、画像処理検査、リチウムイオン電池製造システム、空気圧・流体制御機器を手掛ける。薬品包装機でトップメーカーと明記され、半導体・電池・自動化省人化需要を成長機会とする。海外工場新設とサービスビジネス強化で基盤拡張を進める。[本社]愛知県小牧市 [創業]1943年 [上場]1962年

1. 事業概要

CKDグループは、当社と子会社21社で構成し、各種の自動機械装置及び各種機器の製造・販売を主力とする。事業は自動機械部門と機器部門に大別する。自動機械部門は、自動包装システム、画像処理検査システム、リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機を展開する。自動包装は薬品・食品・医療器具向けを含む。機器部門は、空気圧シリンダ、バルブ付シリンダ、特殊シリンダ、ガイド付シリンダ、ロータリアクチュエータ、助力装置、電動アクチュエータ、ダイレクトドライブモータ、インデックスユニットを扱う。加えて、空気圧方向制御弁、手動切換弁、窒素・圧縮エア向け気体発生装置、各種ドライヤ、フィルタ、レギュレータ、継手、スピードコントローラ、流量センサ、圧力センサ、水・空気・蒸気・切削油用バルブ、半導体製造プロセスガス用バルブ、薬液用バルブ、真空用バルブ、ライフサイエンス機器、ガス燃焼バルブまで製品群が広い。国内外に製造・販売拠点を持ち、米国、インド、マレーシアなどで生産体制強化を進める。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、自動化技術、流体制御技術、画像検査技術、電池製造装置技術を横断的に組み合わせる開発力にある。研究開発方針として、海外商品開発、環境対応ビジネスを促進するエコ商品、5年10年後を見据えた先端技術開発を掲げる。自動機械部門では、薬品包装機についてトップメーカーと明記し、環境負荷低減と省人化提案を進める。2025年3月期の振り返りでは、PTP薬品包装機でプラスチックごみ削減が可能な「エコスクラップ技術」をベーリンガーインゲルハイム製薬との共創により世界で初めて実用化したと記載する。機器部門では、空圧・流体制御機器と電動機器の双方を持ち、顧客の自動化・省人化ニーズに対しハードとソフトを一体で提案する点が特徴となる。専門知識がなくてもパソコンだけで電動機器、空気圧機器、画像検査を一括制御可能なデバイスプログラミングツール、画像処理AIツールなど、既存製品に新機能を重ねるサービスビジネスも強化する。品質面では原材料から出荷検査までの品質保証体制強化を進め、高付加価値商品開発で価格競争回避を図る。

3. 市場環境

事業環境として、IoTやAIの進展、製品高機能化、製造工程の自動化・省人化の加速が追い風となる。会社は、人に頼らない生産設備、設備の遠隔操作、半導体設備投資拡大、自動車の電動化に向けた需要増加を想定する。注力産業の半導体は、生成AIやEV・自動運転分野の成長を背景に2030年に1兆ドル市場へ拡大すると予想すると記載する。電池産業もBEVに加えHEV再評価を背景に市場拡大が進むとする。一方で、地政学リスク、貿易摩擦、輸出入制限、自然災害、環境規制強化、脱プラスチックの流れなど外部要因の影響を受ける。機器事業では一部商品のコモディティ化による価格競争激化もリスクとして挙げる。規制面では安全保障輸出管理制度、温室効果ガスや省エネルギー法、使用化学物質規制への対応が必要となる。

4. 成長戦略

長期経営ビジョン「10年VISION GO CKD!」の下、4つの基本方針として「新しい事業と市場に挑戦」「グローバル化を加速し海外市場を拡大」「サスティナブルな経営基盤の確立」「人材重視の企業風土を構築」を掲げる。第5次中期経営計画「Exciting CKD 2025」では、半導体や電池などの成長産業、電動事業や新事業、海外市場に注力し、カスタマーサービス強化を通じてサービスビジネス拡大を狙う。生産体制では、2022年に米国オースティン工場、2024年にインド工場、2025年にマレーシア新工場の稼働を予定し、加えて2024年度に北陸工場を稼働させた。半導体分野では微細化・積層化・ハイブリッドボンディングなど先端技術領域への対応を進める。電池分野では高速・高精度な巻回機や二次電池製造工程向け機器を展開し、多様化する電池仕様への対応でターゲット市場拡大を図る。新商品・新事業では、ヒューマンアシスト機器拡充、画像処理AIツール、デバイスプログラミングツールを展開する。環境対応では、エアモニタリングユニットCVUシリーズ、パルスブローバルブBNPシリーズ、バイオマスプラスチック対応包装機、長寿命機器などを開発し、環境負荷低減型商品の拡販を進める。経営効率面ではROEやROICを取り入れ、ビジネスユニットごとの資本効率可視化と資源配分最適化を進める。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に、景気低迷、半導体関連取引制約、地政学リスク、自然災害による生産停止やサプライチェーン寸断のリスクがある。第2に、一部商品のコモディティ化による価格競争激化、商品事故による損害賠償や信頼低下、顧客検収遅延による自動機械部門の売上計上遅延リスクがある。第3に、環境規制強化や脱プラスチック対応の遅れ、情報セキュリティ事故、人材不足が事業活動に影響する可能性がある。対応策として、拠点分散、現地調達、複数サプライヤー確保、品質保証体制強化、国内工場自動化、情報セキュリティ教育と機器更新を進める。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、取締役会直轄のリスク管理委員会を設置し、下部組織としてリスク管理室を置く。活動の進捗及び結果を定期的に取締役会へ報告し、監査部門による監視体制も構築する。各事業部門、グループ会社、本社管理部門でリスクを洗い出し、発生頻度と影響度から重要度を評価し、重点リスクを取締役会で共有する体制を採る。経営基盤強化ではESGへの取組みを重視し、2023年に人材戦略委員会と未来人材プロジェクトを発足した。資本政策では、自己資本比率の適正化と成長投資・株主還元のバランス重視を掲げるが、配当性向や総還元性向などの具体方針は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VYR7 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
445.5B 26.9倍 2.9倍 1.4% 6,560.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 180.0B 157.9B 151.0B
営業利益 24.5B 19.6B 16.6B
純利益 16.3B 13.6B 11.2B
EPS 243.9 203.2 167.6
BPS 2,297.3

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)0.14%
株式会社日本カストディ銀行  (信託口)0.06%
CKD持株会0.04%
JP MORGAN CHASE BANK 385840 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.03%
住友生命保険相互会社0.03%
CKD協力企業投資会0.03%
株式会社三井住友銀行0.02%
第一生命保険株式会社0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.02%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23みずほ証券株式会社 0.0008
2026-02-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 8.06
2026-01-09みずほ証券株式会社 0.01
2025-12-19三井住友信託銀行株式会社 7.59
2025-12-05三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.93
2025-12-04野村アセットマネジメント株式会社 3.52
2025-11-21三井住友DSアセットマネジメント株式会社 8.23
2025-10-21三井住友信託銀行株式会社 6.46
2025-09-22野村アセットマネジメント株式会社 5.02
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 5.36
2025-08-22野村アセットマネジメント株式会社 6.59
2025-07-07三井住友DSアセットマネジメント株式会社 7.18
2025-07-04三井住友信託銀行株式会社 5.49
2025-06-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.07
2025-05-22野村アセットマネジメント株式会社 8.17
2025-03-05アーチザン・インベストメンツ・ジーピー・エルエルシー 4.87
2024-12-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 3.97
2024-11-22アセットマネジメントOne株式会社 0.04
2024-09-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.01
2024-09-06アセットマネジメントOne株式会社 0.05

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-27TDNet執行役員等に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ
2026-03-27TDNet監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ
2026-03-23TDNetHolding change by みずほ証券株式会社
2026-02-06TDNetHolding change by 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2026-01-09TDNetHolding change by みずほ証券株式会社
2025-12-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-12-05TDNetHolding change by 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2025-12-04TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-11-21TDNetHolding change by 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2025-11-14TDNetearnings: 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-14TDNetdividend: 通期連結業績予想の修正、剰余金の配当 (中間配当) 及び期末配当予想の修正に関す
2025-11-14TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-14TDNet通期連結業績予想の修正、剰余金の配当 (中間配当) 及び期末配当予想の修正に関するお知らせ
2025-11-14TDNet株主優待制度の一部変更に関するお知らせ
2025-10-21TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-09-22TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-09-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-08-22TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-07-18TDNetbuyback: 取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-07-18TDNet取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ