Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

YUSHIN株式会社 (6482)

プラスチック射出成形品の取出ロボットを中核に、省力化システム、周辺機器、特注機、パレタイジングロボット、アフターサービスをグローバル展開する。日本・米国・アジア・欧州で開発、製造、販売、保守を一体運営し、WEMO Automation ABを足がかりに欧州シェア拡大を推進。取出ロボット業界のリーディングカンパニーを掲げる。[本社]京都府京都市南区 [創業]1971年 [上場]1996年

1. 事業概要

YUSHIN株式会社グループは、当社と子会社15社で構成し、プラスチック射出成形品の取出ロボットおよび関連機器の開発、製造、販売を主力事業とする。地域別には、日本で射出成形品取出ロボット、省力化システムを含む周辺機器の開発、製造、販売、アフターサービスを担い、米国とアジアでは製造、販売、アフターサービス、欧州では開発、製造、販売、アフターサービスを展開する。製品領域は取出ロボットに加え、パレタイジングロボット、特注機まで広がる。研究開発では「基礎研究」「要素開発」「応用開発」を並行推進し、当期はPAシリーズの新機種「PA-50LC」に2パレット使用を追加リリースし、全高を低く抑えつつ搬送能力を高めた。既存商品の設計変更も随時実施し、安定的な商品供給とアフターサービス提供を支える。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、取出ロボット業界におけるリーディングカンパニーという位置付け、グローバル拠点網、開発から保守までの一貫体制にある。日本、米国、アジア、欧州の4地域で事業を展開し、販売だけでなく製造やアフターサービスまで現地で担う体制を構築する点は、顧客接点の広さと保守対応力につながる。会社自身も保守サービスにおける強みとしてグローバルネットワークを明示し、その更なる強化を課題に掲げる。欧州では2023年にWEMO Automation ABを取得し、同社を足がかりにシェアアップを図る方針を示す。研究開発は本社とWEMO Automation ABで実施し、地域や顧客業種に即した商品開発を進める。品質面ではISO9001認証、環境面ではISO14001認証の取得履歴を有し、高い品質管理体制を構築すると記載する。特許、ブランド力の定量、スイッチングコスト、市場シェア数値は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

外部環境として、足元では米国や欧州を中心に設備投資需要が低調で、世界経済の不透明感が残る。一方、中長期では労働安全性への配慮、生産効率向上、人手不足解消を目的とした生産自動化の流れが世界的に継続すると会社は見込む。需要は主な販売先であるプラスチック射出成形産業の設備投資動向に左右され、景気変動の影響を受けやすい。業界では世界的に激しい価格競争が行われると明記し、競合企業の値下げ攻勢が販売価格に影響し得る。加えて、グローバル展開企業であるため、為替変動、各国の感染症対策、自然災害、サプライチェーン制約など外部要因の影響を受けやすい事業構造を持つ。

4. 成長戦略

成長戦略の柱は、取出ロボットの販売拡大、欧州を含むグローバル営業展開の強化、商品力の強化、周辺領域の拡販、保守体制の強化にある。取出ロボットでは、WEMO Automation ABを足がかりに欧州でのシェアアップを図るほか、他地域でも的確なマーケット情報を収集し、グローバルでのシェアアップを目指す。商品面では、顧客工場の自動化においてより高い付加価値を提供するための商品開発を継続する。パレタイジングロボットでは、直交型ロボットのメリットを幅広いユーザに理解してもらう営業活動を強化する。特注機では、人手不足や人件費高騰を背景に国内外で高まる自動化ニーズを取り込み、販売拡大と新規事業開拓を進める。保守サービスでは、強みとするグローバルネットワークをさらに強化し、顧客に安心を届ける体制整備を進める。これらを支える基盤として、人財の採用と企業理念の浸透を軸とした育成を重視する。設備面では伏見工場改修工事を含む投資を実施し、生産能力増強と業務生産性向上を図る。中期経営計画の数値目標は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主要リスクの第1は、景気変動と設備投資需要の縮小。販売先国の経済状況やプラスチック射出成形産業の設備投資が需要を左右するため、市況悪化時に業績変動が生じやすい。第2は、価格競争と品質問題。業界の競争激化により販売価格の引下げ圧力が高まる可能性があり、また高品質管理体制を敷いても重大な品質問題が発生した場合には補償費用や信用低下が生じ得る。第3は、グローバル事業運営に伴う為替、調達、人財、情報セキュリティ、自然災害、感染症、のれん減損、収益認識時期の偏り。特に第4四半期に検収が集中しやすい点は期間損益の変動要因となる。

6. ガバナンス

提示テキスト内で詳細な取締役会構成や指名・報酬制度は確認できない。一方、経営の基本姿勢として、顧客に「進歩」と「安心」を届けることを提供価値に掲げ、人的資本を重要課題と位置付ける。人財の採用、育成、処遇改善、ITツール活用、女性活躍支援を進める方針を示す。提出会社では労働組合は結成されていないが、労使関係は円満に推移すると記載する。株主還元方針についての具体的記載は提示テキスト内では確認できない。上場履歴は1996年の大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所上場に始まり、その後東京証券取引所市場第一部、プライム市場、スタンダード市場へ移行する経緯を持つ。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W49K | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
23.9B 13.5倍 0.7倍 0.0% 672.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 26.1B 23.6B 22.4B
営業利益 2.6B 2.4B 2.6B
純利益 1.7B 1.7B 1.9B
EPS 49.7 49.7 56.5
BPS 1,031.6 1,001.0 948.4

大株主

株主名持株比率
株式会社ユーシンインダストリー0.35%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.08%
小田高代0.06%
村田美樹0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001  (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.03%
京都中央信用金庫0.03%
小谷眞由美0.03%
RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT-CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)  0.03%
株式会社三菱UFJ銀行0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2022-08-05野村アセットマネジメント株式会社 4.28%(1.01%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-19TDNet配当・還元YUSHIN自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ733-2.05%
2026-01-09TDNet配当・還元YUSHIN自己株式の取得状況に関するお知らせ741+0.13%
2025-12-09TDNet配当・還元YUSHIN自己株式取得状況に関するお知らせ712-0.98%
2025-11-17TDNetIRYUSHIN2026年3月期第2四半期決算説明会資料682-1.17%
2022-08-05EDINET大量保有野村アセットマネジメント株式会社大量保有 4.28%