Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ヨシタケ (6488)

自動調整弁の専業メーカー。日本とタイで生産し、米国・中国・東南アジアに販売網を持つ。主力の減圧弁に加え、流量計や省エネルギー・CO2削減に寄与するワイズジャケットを展開。ISO9001取得や日本水道協会認定、JIS表示許可、CEマーキング認証など品質・規格対応を積み重ね、提案営業と製品開発強化で販売シェア拡大を狙う。[本社]愛知県名古屋市昭和区 [創業]1944年 [上場]1990年

1. 事業概要

株式会社ヨシタケは、自動調整弁の製造販売を中核事業とする企業グループ。グループは当社、子会社9社、関連会社2社で構成し、日本とアジアの2セグメントで事業を運営する。製造は日本では当社とカワキ計測工業、アジアではタイのヨシタケ・ワークス・タイランドが担う。YWTは米国のエバーラスティング・バルブ、国内のヨシタケ・アームストロングとともに当社へ材料供給も行う。販売は日本の当社に加え、米国のアームストロング・ヨシタケ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ベトナム、中国の各販売子会社が直接販売を展開する。主力製品として減圧弁を持ち、製鉄関連市場向けの流量計、工場設備市場向けのワイズジャケットも展開する。

2. 競争優位性

競争優位の源泉として、長年にわたり蓄積した品質保証体制、規格認証対応、海外を含む生産販売ネットワークが挙がる。沿革上、日本水道協会の認定、日本水道協会検査工場、JIS B 8410およびB 8414の表示許可工場、CEマーキング認証、全事業所でのISO 9001認証取得を進めており、品質・信頼性を重視する顧客に対する参入障壁として機能する。研究開発は全社的なマーケティング活動を基盤に進め、企画から販売に至る各段階で品質保証活動の向上と開発リードタイム短縮、商品の信頼性向上を図る。加えて、日本とタイの生産拠点、米国・中国・東南アジアの販売拠点を組み合わせた供給体制を構築し、新規案件や新規販路の獲得を進める。市場シェアの具体的数値は提示テキスト内では確認できないが、会社自身が販売シェア拡大を重要課題に掲げる。

3. 市場環境

国内では、設備投資が人手不足対応のデジタル化・省人化投資、半導体や脱炭素に関する政府支援を背景に好調を維持し、建設市場も都心再開発計画にけん引され活況を取り戻しつつある。こうした環境下で、減圧弁は新規建築案件で伸長し、流量計は製鉄関連市場で拡大し、ワイズジャケットは省エネルギー効果・CO2削減効果への需要を取り込む。海外では、中国経済の不透明感が残る一方、北米向けや欧州向け販売は好調に推移する。競争環境では、景気減速や建設需要の減退が販売価格低下圧力につながる可能性があり、競合他社の動向次第で一時的に市場シェアを失う可能性がある。規制面では、水道協会認定、JIS、CE、ISOなどへの対応実績が事業運営上の重要要素となる。

4. 成長戦略

成長戦略として、変化する経営環境に柔軟に対応しつつ、新規案件と新規販路獲得のための活動を積極化し、受注率向上に取り組む方針を示す。中長期課題として、①販売シェアの拡大、②製品開発の強化、③リスク管理の強化、④サステナビリティ経営の推進を掲げる。研究開発面では、新エネルギー市場参画を目的とした新製品開発と、製品ライフサイクルを通じた地球環境負荷低減を重視した環境適合設計を推進する。設備投資は生産合理化投資が中心で、日本とアジアの両セグメントで実施する。M&A面では、2023年にマレーシアのDoctrine Engineeringとそのインドネシア子会社、シンガポールのAccess Professional Singaporeとそのベトナム子会社を取得し、2023年には中国で合弁会社Yoshitake Wuxi Fluid Technologyを設立するなど、アジア販売網の拡充を進める。2024年にはレッツの全株式を取得し子会社化する。

5. リスク

主要リスクの第1は生産拠点リスク。製品の一部をタイで生産しており、タイまたは輸送経路で紛争や重大災害が発生した場合、製品入手が困難となる可能性がある。第2は原材料調達リスク。鋳鉄、青銅鋳物、ステンレスなど金属市況の上昇が仕入価格を押し上げ、価格転嫁やコスト削減には限界がある。第3は人材確保と販売価格のリスク。優秀な人材の継続確保ができない場合、中長期的な業績に影響しうるほか、景気減速や設備投資意欲の減退は価格低下圧力となる。

6. ガバナンス

経営の基本方針として「フェアビジネス Y’s, a Business of Fair Endeavor」を企業理念に掲げる。会社の発展と株主の利益につながる指針として位置付け、安易な価格競争や価格崩壊につながる営業活動を行わず、製品価値に見合った適正価格を提示する方針を示す。重視する経営指標は、収益性、効率性、成長性、安全性の総合バランスを踏まえた営業利益および経常利益。株主還元の具体的方針、取締役会構成、社外取締役比率などの詳細は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VYWX | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
13.3B 13.1倍 0.7倍 0.0% 958.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 9.8B 9.0B 7.5B
営業利益 1.1B 875M 890M
純利益 933M 1.1B 1.1B
EPS 73.4 89.0 83.4
BPS 1,322.6 1,230.4 1,130.0

大株主

株主名持株比率
(有)プラスファイブ0.37%
DAIWA CM SINGAPORE LTD- NOMINEE PLUS SEVEN PTE. LTD. (常任代理人 大和証券(株))0.11%
(株)昭和螺旋管製作所0.02%
東芳工業(株)0.02%
光通信(株)0.01%
槇田 重夫0.01%
吉田 均0.01%
島 亜紀0.01%
松栄金属(株)0.01%
ヨシタケ社員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-09-19水上 浩次 0.00%(5.66%)
2022-09-28山田 進 33.65%+0.04%
2022-08-04山田 進 33.65%+0.04%
2021-12-27水上 浩次 6.78%(2.78%)
2021-12-27水上 浩次 5.66%(1.12%)
2021-12-27水上 浩次 5.66%(1.12%)
2021-12-24水上 浩次 6.78%(2.78%)
2021-12-24水上 浩次 5.66%(1.12%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-09-11TDNetその他ヨシタケ自己株式の消却に関するお知らせ898+0.56%
2024-09-19EDINET大量保有水上 浩次変更
2022-09-28EDINET大量保有山田 進大量保有 33.65%
2022-08-04EDINET大量保有山田 進大量保有 33.65%
2021-12-27EDINET大量保有水上 浩次大量保有 6.78%
2021-12-27EDINET大量保有水上 浩次大量保有 5.66%
2021-12-27EDINET大量保有水上 浩次大量保有 5.66%
2021-12-24EDINET大量保有水上 浩次大量保有 6.78%
2021-12-24EDINET大量保有水上 浩次大量保有 5.66%