安川電機グループは、当社を中核に子会社71社、関連会社13社で構成し、「モーションコントロール」「ロボット」「システムエンジニアリング」「その他」の各セグメントで事業を展開する。事業内容は製造、販売、据付、保守、エンジニアリングに及ぶ。モーションコントロールでは、ACサーボドライブ、リニアモータ、コントローラ、工作機械用AC主軸モータ、PMモータ、汎用インバータ、電源回生コンバータ、マトリクスコンバータ、太陽光発電用パワーコンディショナなどを扱う。ロボットでは、アーク溶接、スポット溶接、塗装、ハンドリング、シーリング・切断、バリ取り・研磨、半導体・液晶製造装置用クリーン・真空搬送、自律、人協働、バイオメディカル用途対応ロボット、ロボット周辺機器、ロボット応用FAシステム、セルシミュレータを展開する。システムエンジニアリングでは、鉄鋼プラント用電気システム、上下水道用電気計装システム、各種産業用電気システム、高圧インバータ、高圧マトリクスコンバータ、産業用モータ・発電機、小水力発電用発電機を手掛ける。
競争優位の中核は、創業以来掲げる品質重視と世界に誇る技術の開発・向上、ならびにメカトロニクスを軸とした事業基盤にある。長期計画「2025年ビジョン」では「工場自動化・最適化」と「メカトロニクスの応用領域」を事業領域と定め、中期計画「Realize 25」では「i3-Mechatronics」とロボティクスの進化による価値創出を推進する。差別化要素として、セルを統合制御する欧米市場向けマシンコントローラ「iC9200」、ロボット戦略製品「MOTOMAN NEXT」、コア製品のACサーボ「Σ-X」、iCube Controlの「YRM1000/iC9000シリーズ」など具体製品群を有する。さらに、YDXを通じて蓄積するデータを活用し、「お客さまの設備を止めない」サービスをグローバル展開する方針を示す。製品販売に加え、更新・メンテナンスを適切なタイミングで提案するサービス活動を強化しており、製品ライフサイクル全体で顧客接点を持つ構造を築く。加えて、安川テクノロジーセンタを中心に部門横断で研究開発を強化し、世界初・世界一にこだわった製品開発を進める点も参入障壁の一部となる。市場シェアの具体数値は提示テキスト内では確認できない。
事業環境は、半導体や自動車など各市場の設備投資動向、回復傾向にある需要、欧州や中国での競争環境の変化、米国の相互関税影響などに左右される構図となる。競争面では、各事業分野に強力な競合相手が存在し、シェアの高い分野でも将来にわたり競争優位を維持できる保証はないと自ら認識する。価格競争に加え、技術・品質面で競争力を確保するための適時適切な製品投入が重要となる。供給面では、鋼材等の原材料や各種部品をグローバルに調達し、製品もグローバル供給するため、部材調達、物流、為替、輸出規制、技術移転制限、関税引き上げなどの影響を受けやすい。気候変動、人権、情報セキュリティに関する社会的要請や規制強化も経営環境の一部となる。
成長戦略は中期経営計画「Realize 25」に集約する。第1の柱は、i3-Mechatronicsソリューションによる価値創出にあり、技術・生産・販売・品質機能の強化を通じて顧客の「改善や進化」への貢献を高める。2024年度には「iC9200」の販売開始、八幡西事業所ロボット工場への「MOTOMAN NEXT」導入、i3-Mechatronics CLUBを通じた協業加速、更新・メンテナンス提案の強化を進めた。第2の柱は、世界一/世界初の自動化コンポーネントを軸としたグローバル成長市場攻略にあり、主要部品の内製化、重点部品の集中調達、欧米での投資、需要地生産体制の強化を推進する。第3の柱は応用領域拡大にあり、エレベーター専用インバータ「LA700」、太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL P3A」、JA全農と進めるきゅうりの葉かき作業自動化、アステラス製薬と契約締結した汎用ヒト型ロボット「まほろ」を活用する細胞医療製品製造プラットフォーム開発などを進める。第4の柱はYDXとサステナビリティ経営の深化にあり、PLM再構築のベースとなる安川データレイク構築を完了した。2025年度は、ACサーボ「Σ-X」、インバータシリーズ、MOTOMAN NEXT、YRM1000/iC9000シリーズの拡販、トレーサビリティ確立とデータ活用によるサービス機能拡充、自社工場の生産強化、インド市場への投資実行、データセンター向けインバータ適用拡大を重点施策とする。
主なリスクは3点挙げられる。第1に地政学リスクにあり、国際関係の変化、輸出規制、技術移転制限、関税引き上げが開発、生産、物流、営業活動を制約する可能性を持つ。第2に部材調達・物流および為替変動リスクにあり、原材料価格高騰、供給不足、物流混乱、現地通貨建て取引の変動が収益性と競争力に影響する。第3に競争激化と情報セキュリティリスクにあり、価格競争や製品投入遅延に加え、サイバー攻撃やランサムウェア、生成AIの誤利用が事業継続や信頼に影響する。対策として、調達先分散、在庫確保、現地生産・現地調達、為替ヘッジ、CSIRT体制、危機管理委員会による統制を進める。
リスク管理面では、経営会議等の執行会議および取締役会がモニタリングを担い、危機管理基本規程に基づき危機管理委員会と各専門委員会を設置する。リスク管理状況は取締役会およびサステナビリティ委員会に定期報告し、全社の危機管理を監督する。気候変動では社長を委員長とするサステナビリティ委員会がモニタリングを行い、人権対応も同委員会で施策審議と監視を実施する。情報セキュリティは経営トップダウンで体制・運用を進める。株主還元については、2024年度実績として配当性向の記載はあるが、方針の詳細は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 1922.3B | 50.5倍 | 9.0倍 | 0.9% | 7,208.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 542.1B | 525.0B | 537.7B |
| 営業利益 | 47.3B | 48.0B | 50.2B |
| 純利益 | 35.2B | 37.0B | 57.0B |
| EPS | 135.9 | 142.7 | 218.6 |
| BPS | 801.4 | — | 714.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.19% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.10% |
| THE BANK OF NEW YORK 133969 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.03% |
| 株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.03% |
| 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行退職給付信託口) | 0.03% |
| 明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.03% |
| 株式会社福岡銀行 | 0.02% |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| BANK PICTET AND CIE (EUROPE) AG, SUCCURSALE DE LUXEMBOURG REF UCITS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.02% |
| SMBC日興証券株式会社 | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 株式会社みずほ銀行 | 0.02 | |
| 2026-03-23 | 株式会社みずほ銀行 | 0.0203 | |
| 2026-01-05 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.09 | |
| 2025-10-17 | 野村證券株式会社 | 8.95 | |
| 2025-10-06 | 野村證券株式会社 | 9.89 | |
| 2025-09-30 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.1 | |
| 2025-09-22 | 株式会社みずほ銀行 | 0.02 | |
| 2025-09-19 | 三井住友信託銀行株式会社 | 7.32 | |
| 2025-07-03 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 5.04 | |
| 2025-06-20 | 野村證券株式会社 | 8.7 | |
| 2025-06-06 | 野村證券株式会社 | 8.98 | |
| 2025-06-06 | 株式会社みずほ銀行 | 0.03 | |
| 2025-06-04 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 4.91 | |
| 2025-05-22 | 株式会社みずほ銀行 | 0.03 | |
| 2025-05-09 | 野村證券株式会社 | 8.56 | |
| 2025-05-08 | 三井住友信託銀行株式会社 | 7.56 | |
| 2025-04-22 | 野村證券株式会社 | 9.0 | |
| 2025-04-22 | 株式会社みずほ銀行 | 0.03 | |
| 2025-04-07 | 野村證券株式会社 | 9.79 | |
| 2025-04-07 | 株式会社みずほ銀行 | 0.03 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 株式会社みずほ銀行 | — | — | ||
| 2026-03-23 | TDNet | Holding change by 株式会社みずほ銀行 | — | — | ||
| 2026-01-09 | TDNet | 2026年2月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2026-01-09 | TDNet | earnings: 2026年2月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2026-01-05 | TDNet | Holding change by 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | — | — | ||
| 2025-10-17 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-10-06 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-10-03 | TDNet | earnings: 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2025-10-03 | TDNet | 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2025-09-30 | TDNet | Holding change by 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | — | — | ||
| 2025-09-22 | TDNet | Holding change by 株式会社みずほ銀行 | — | — | ||
| 2025-09-19 | TDNet | Holding change by 三井住友信託銀行株式会社 | — | — | ||
| 2025-07-04 | TDNet | 2026年2月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2025-07-04 | TDNet | earnings: 2026年2月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2025-07-03 | TDNet | Holding change by ブラックロック・ジャパン株式会社 | — | — | ||
| 2025-06-20 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-06-06 | TDNet | Holding change by 株式会社みずほ銀行 | — | — | ||
| 2025-06-06 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-06-04 | TDNet | Holding change by ブラックロック・ジャパン株式会社 | — | — | ||
| 2025-05-22 | TDNet | Holding change by 株式会社みずほ銀行 | — | — |