Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

WASHハウス株式会社 (6537)

セルフランドリー「WASHハウス」をFC・直営で展開し、出店企画から設計、機器設置、開業準備、開業後の管理運営まで一括提供する。24時間365日コールセンター、管理カメラ、遠隔操作、毎日の清掃を組み合わせた全店舗一括管理運営方式が特徴。店舗管理収入を基盤とするストック型収益を志向し、アプリ、広告、洗剤製造など周辺事業拡大も進める。[本社]宮崎県宮崎市 [創業]2001年 [上場]2016年

1. 事業概要

WASHハウス株式会社は、当社および連結子会社5社で構成し、セルフランドリーの企画、開発、運営、システム提供を行うセルフランドリー事業と、資金融資を行うファイナンス事業を展開する。主力はセルフランドリー事業で、FC部門と店舗運営部門から成る。FC部門では、出店候補地の選定、店舗設計、内装工事、機器設置をパッケージ化した「WASHハウスセルフランドリーシステム一式」を販売し、開業準備費用やFC加盟金を受領する。店舗運営部門では、FC店舗と直営店舗の全店舗を当社が管理運営し、24時間365日受付のコールセンター、管理カメラと遠隔コントロールによる即時サポート、毎日の点検・清掃、洗剤補充、メンテナンス巡回、広告活動を提供し、管理収入を受領する。直営店は利用料収入に加え、新たな販売促進手法の先行実施やマーケティングノウハウの醸成機能も担う。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、機器販売にとどまらず出店後の店舗管理まで担う「全店舗一括管理運営方式」にある。FCオーナーは店舗管理業務から解放され、初期投資負担後は複数店舗保有や地域分散を進めやすい構造を持つ。利用者向けには「安心・安全・清潔」を統一ブランドで訴求し、女性や小さい子どものいるファミリー層を主対象とする。標準店舗で最大22kgの洗濯機、最大25kg対応の乾燥機、スニーカーランドリー、無料のシミ抜き用機器を備え、布団やじゅうたんなどの大物洗い需要にも対応する。技術面では、管理カメラとセルフランドリー機器の遠隔操作を組み合わせたセルフランドリー遠隔管理システムについて、2004年に特許第3520449号、2008年に特許第4172043号を取得し、中国、韓国でも特許を取得する。さらに2021年には広告事業に関する特許第6924337号を取得する。無人店舗でありながら本社からリアルタイム支援を行う仕組み、毎日の清掃体制、洗剤成分表示や乾燥機温度表示の明示が差別化要因となる。

3. 市場環境

セルフランドリー業界は、女性就労率の増加、高層マンションの普及、ライフワークの変化、アレルギー対策需要の高まりを背景に関心が高まる一方、店舗数増加により競争激化が予想される。全国には多数のセルフランドリー店舗が存在し、機器販売先の看板を統一してブランド化する競合企業も存在する。当社は、遠隔操作システム、統一したメディア戦略、WASHハウスアプリによるキャッシュレス決済、全店一括管理方式で差別化を図る。ファイナンス事業は貸金業法、出資法、利息制限法の適用を受け、法改正や新規規制が業績に影響する可能性を持つ。提示テキスト内では、国内シェアや世界シェアの具体数値は確認できない。

4. 成長戦略

基本方針は、FC店舗数に比例して得られる店舗管理収入による安定した経営基盤の構築に置く。したがって重要指標として売上高を掲げ、FC出店数および在庫数の増加に注力する。中長期では、FC店舗の加速度的な増加に加え、広告収入や洗剤の自社製造を始めとするセルフランドリー周辺事業、関連事業への進出を予定する。課題認識としては、「プラットフォームとしてのセルフランドリー事業」の成長を掲げ、将来的な「洗濯を無料で提供する」実現を志向する。具体施策として、出店地域の家族構成や住居形態に基づく販売促進企画、WASHハウスアプリを始めとするシステム開発、店舗フォーマットの開発・修正をタイムリーに市場投入する体制整備を進める。沿革上では、2020年にスマホ決済アプリをリリースし、2023年11月に累計50万ダウンロード、2024年11月に累計85万ダウンロードを達成する。2021年には宮崎工場を落成し、2024年12月には自社開発のオリジナル洗濯機・乾燥機を設置したコンテナ型店舗をオープンする。海外も含めた業容拡大にも言及し、タイ、中国の連結子会社設立実績を持つ。

5. リスク

第1に、競争激化リスクを抱える。全国に多数の店舗と競合企業が存在し、新規参入や競争激化が事業および経営成績に影響する可能性を持つ。第2に、出店用地確保リスクを抱える。地価上昇や土地税制改正により、直営店・FC店ともに採算の見込める用地確保が困難化する可能性を持つ。第3に、サプライヤー依存リスクを抱える。主要機器は主にアクア株式会社製で、当社専用仕様への変更を依頼しており、同社の経営方針変更などで供給が確保できない場合に影響を受ける可能性を持つ。加えて、天候要因、水供給制約、小規模組織ゆえの人材確保・内部管理体制、新規事業立ち上がり遅延もリスクとなる。

6. ガバナンス

経営管理面では、海外を含む業容拡大に伴い、取締役会やリスク管理機能の強化、社内の徹底した情報共有、統制の整備・強化を重要課題として位置付ける。人材面では、人材開発室を中心に採用と社員育成を進め、教育制度や管理職者のマネジメント力向上に資する研修の実施・充実を図る。2024年12月末の連結従業員数は101名、臨時従業員の年間平均雇用人員数は1,016名で、主に店舗清掃業務を担う。提出会社では管理職に占める女性労働者比率22.2%、男性育児休業取得率50.0%を開示する。一方、株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VHC4 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.5B 81.0倍 1.5倍 367.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.1B 1.9B 1.9B
営業利益 22M 13M -54M
純利益 31M -33M 11M
EPS 4.5 -4.8 1.7
BPS 249.2 243.2 247.4

大株主

株主名持株比率
児玉 康孝0.28%
株式会社KDM0.21%
日高 栄作0.03%
児玉 眞由美0.03%
株式会社宮崎銀行0.02%
米澤 房朝0.02%
阿部 和広0.01%
田島 妙子0.01%
小倉 幸雄0.01%
日本証券金融株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-04児玉 康孝 53.32%--
2024-10-07吉川 健 10.36%+5.36%
2024-10-07児玉 康孝 53.32%+3.71%
2024-02-28児玉 康孝 49.61%(1.10%)
2023-12-11児玉 康孝 50.71%--
2023-12-11児玉 康孝 50.71%--
2023-10-12児玉 康孝 50.71%(0.05%)
2023-01-26児玉 康孝 50.76%+0.39%
2022-06-27児玉 康孝 50.37%--
2022-02-21児玉 康孝 50.37%(0.09%)
2021-05-11児玉 康孝 50.46%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-20TDNet人事G-WASHハウス監査役選任、定款の一部変更に関するお知らせ402-0.50%
2026-01-06TDNetその他G-WASHハウス(開示事項の経過)中華人民共和国での初出店に関するお知らせ383-4.70%
2025-12-29TDNet新規事業G-WASHハウススターチャージエネルギージャパン株式会社との系統用分散型蓄電池事業における業務提携契約締結に関するお389-8.23%
2025-12-19TDNet業績修正G-WASHハウス業績予想の修正に関するお知らせ313-5.11%
2025-12-19TDNetその他G-WASHハウス中華人民共和国における子会社設立に関するお知らせ313-5.11%
2025-12-19TDNetその他G-WASHハウス中華人民共和国での初出店に関するお知らせ313-5.11%
2025-04-04EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 53.32%339-15.04%
2024-10-07EDINET大量保有吉川 健大量保有 10.36%
2024-10-07EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 53.32%
2024-02-28EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 49.61%
2023-12-11EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.71%
2023-12-11EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.71%
2023-10-12EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.71%
2023-01-26EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.76%
2022-06-27EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.37%
2022-02-21EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.37%
2021-05-11EDINET大量保有児玉 康孝大量保有 50.46%