株式会社ディスラプターズは、2024年10月1日付で持株会社体制へ移行し、同日付で株式会社キャリアインデックスから商号変更した企業グループを統括する。持株会社としての収益構造の中心は、子会社からの経営管理料、経営指導料、配当収入となる。事業会社では「マーケティング事業」と「DX事業」を展開する。マーケティング事業は株式会社キャリアインデックスと株式会社ホワイトキャリアが担い、HR領域では転職情報サイト『CAREER INDEX』、アルバイト・派遣情報サイト『Lacotto』、成果報酬型採用支援サービス『Adopt Admin』、ファッション・アパレル業界特化の『Fashion HR』、職業紹介サービス『ホワイトキャリア』を運営する。不動産領域では『DOOR賃貸』『キャッシュバック賃貸』『JUST FIT OFFICE』を展開する。DX事業は株式会社マージナル、ContractS株式会社、株式会社Sales Xが担い、オンライン面接システム『BioGraph』、契約プロセス管理システム『ContractS CLM』、SaaS型営業支援クラウドサービス『Leadle』、DXコンサルティング『Sales X』を提供する。
同社グループの中核的な差別化要素は、創業期に開発した独自ビジネスモデル「ポータルオブポータルズモデル」にある。複数の求人サイトや賃貸物件情報サイトと自社ウェブサイトをシステム連携し、ユーザーに一括検索や複数サイトへの登録・応募、複数物件への一括問い合わせを可能にする仕組みを構築する。このモデルは、情報移送のための共通テンプレート整備と外部サービス連携のノウハウを前提とし、継続的なシステム開発・改良体制が必要となる点で一定の運営ノウハウ蓄積を伴う。HR領域では、ハローワーク求人の掲載と応募書類作成、郵送の仕組みまで提供し、求職者接点を広げる。DX事業でも、BioGraphは通常のWeb会議システムでは対応しにくいスケジュール管理や録画選考機能を備え、特に「撮り直しが出来ない」機能が被選考者の習熟効果によるバイアス排除の点で評価を得る。ContractS CLMは契約書の草案作成から法務確認、締結、契約後管理までを一貫管理し、署名時点にとどまらない業務全体のDX化を支援する。Sales Xはグループが蓄積してきた求人情報データをデータベース化して法人販売する。市場シェアや特許の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
マーケティング事業は主にインターネット広告市場で展開し、同市場は株式会社電通「2024年日本の広告費」によれば3兆6,517億円、前年比109.6%と拡大基調にある。HR領域では、アフターコロナによる企業の採用活動活性化に加え、求職者行動が能動的応募型から受動型スカウトへ変化し、テレワーク普及による働き方の多様化も市場変化を促す。育児・介護休業法改正への事業者対応も環境変化要因となる。不動産領域では人口移動の正常化が個人向け賃貸の活性化を後押しし、働き方の多様化が住環境やオフィス環境の変化を通じて法人向け不動産分野にも追い風となる。DX事業では人手不足を背景に事業効率化ニーズが継続し、DX支援やSaaS需要の追い風となる。一方で、会社自身はマーケティング事業について比較的参入障壁が低く新規参入増加を見込んでおり、競争激化リスクを認識する。DX事業もSaaS型を主とする市場創世期のため参入を狙う事業者が多く現れる傾向を挙げる。
HR領域では、成果の出ているアライアンス・マーケティングの取り組み拡大を成長ドライバーに据える。これは人材紹介会社や派遣会社でマッチング不成立となった候補者に対し、同社グループの巨大な求人プラットフォームを提供するサービスを指す。加えて、ユーザーニーズを捉えた企画やアプリ開発による集客力強化、AIを活用した制作業務の効率化を進める。不動産の個人向けサービスでは、安定収益を確保しつつ、引越し見積りや生活関連サービス申込みへのクロスセルを拡大し、顧客基盤の収益化多様化を図る。法人向け不動産では、情報掲載モデルの掲載メニュー見直しに加え、仲介型ビジネスモデルへの進化で収益力向上を狙う。DX事業では、SaaSサービス提供とDX営業支援の両輪を回し、サービス開発と販売の両面で拡大を進める。SaaSでは顧客需要を確実に捉え、売上増大とコスト低廉化を図る。DX営業支援では外部クライアント支援に加え、グループ内でのDX営業支援をさらに推進し、リソース最適化と売上・利益最大化を支援する。持株会社化を機に事業会社同士の連携を深め、新規顧客開拓の加速と既存顧客へのクロスセルを進める方針も明示する。中期経営計画の数値目標やM&A方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
主要リスクの第1は、インターネット広告市場への依存と競争激化にある。検索連動型広告の料金高騰や検索エンジン運営者の上位表示方針変更は、集客効率悪化と利益率低下につながる可能性がある。第2は、技術革新と法規制変化への対応負荷にある。生成AIを含む技術進化や新たな法規制は、既存サービスの陳腐化や業務制約を招く可能性がある。第3は、システム障害、ネットワークセキュリティ、個人情報管理に関するリスクにある。サービス停止や情報漏洩は損害賠償、信用低下、業績悪化につながる可能性がある。加えて、代表取締役社長CEO板倉広高氏と上席執行役員グループCOO齊藤慶介氏への依存、小規模組織、のれん及び顧客関連資産に関する減損リスクも挙げる。
当社は、グループ代表および事業会社代表で構成する経営会議を原則週1回、必要に応じて随時開催し、リスク把握と対応状況を管理する。緊急性、業績影響額、重要性を踏まえて対応し、重要性が高い事項は取締役会へ報告し、必要に応じて取締役会で対応を決定する体制を敷く。持株会社化に伴い、事業会社代表にはグループ執行役員を中心に選任し、グループ横断の経営管理を進める。人材面では、公正な評価基準や教育研修の充実、性別等にとらわれない採用、女性管理職割合の増加を進める方針を示す。個人情報保護では複数の事業会社がプライバシーマークの認定・付与を受ける。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 5.5B | 25.1倍 | 2.4倍 | 0.0% | 260.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.3B | 3.8B | 3.0B |
| 営業利益 | 352M | 65M | 533M |
| 純利益 | 211M | -1.6B | 379M |
| EPS | 10.3 | -78.7 | 18.4 |
| BPS | 107.4 | 102.1 | 188.6 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 板倉 広高 | 0.57% |
| 齊藤 慶介 | 0.03% |
| 株式会社GranSfida | 0.01% |
| 竹内 基浩 | 0.01% |
| 佐伯 高史 | 0.01% |
| 外池 榮一郎 | 0.01% |
| 上田八木短資株式会社 | 0.01% |
| 柴崎 初男 | 0.01% |
| 楽天証券株式会社 | 0.01% |
| 石川 克寿 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-12-10 | 板倉 広高 | 57.33% | +1.38% |
| 2022-12-21 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 3.99% | (1.39%) |
| 2022-12-06 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 5.38% | (1.72%) |
| 2022-04-21 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 7.10% | (1.61%) |
| 2022-03-04 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 8.71% | +1.07% |
| 2022-02-04 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 7.64% | +1.03% |
| 2021-12-21 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 6.61% | +1.12% |
| 2021-10-06 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 5.49% | +5.49% |
| 2021-09-30 | 板倉 広高 | 55.95% | (2.86%) |
| 2021-06-21 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 4.40% | (1.22%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-11-26 | TDNet | その他 | ディスラプターズ | (数値データ追加)「特別利益の計上及び業績予想の上方修正に関するお知らせ」における XBML データ | 359 | -2.51% |
| 2025-11-25 | TDNet | その他 | ディスラプターズ | 特別利益の計上及び業績予想の上方修正に関するお知らせ | 335 | +7.16% |
| 2025-09-17 | TDNet | 業績修正 | ディスラプターズ | 配当予想の修正(グループ誕生20周年記念配当)に関するお知らせ | 306 | +3.27% |
| 2024-12-10 | EDINET | 大量保有 | 板倉 広高 | 大量保有 57.33% | — | — |
| 2022-12-21 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 3.99% | — | — |
| 2022-12-06 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 5.38% | — | — |
| 2022-04-21 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 7.1% | — | — |
| 2022-03-04 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 8.71% | — | — |
| 2022-02-04 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 7.64% | — | — |
| 2021-12-21 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 6.61% | — | — |
| 2021-10-06 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 5.49% | — | — |
| 2021-09-30 | EDINET | 大量保有 | 板倉 広高 | 大量保有 55.95% | — | — |
| 2021-06-21 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 4.4% | — | — |