Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ライトアップ (6580)

中小・零細企業向け経営支援を主軸とし、DXソリューション事業とコンテンツ事業を展開する。Jシステム、Jコンサル、JDネットを通じ、補助金・助成金活用、IT導入、人材育成、共同仕入を一体提供する点に特色を持つ。全国のパートナー網と士業連携、蓄積したWebマーケティング運用ノウハウが事業基盤となる。顧客との中長期関係により収益の安定性と継続性を確保する。[本社]東京都渋谷区 [創業]2002年 [上場]2018年

1. 事業概要

株式会社ライトアップは、「全国、全ての中小企業を黒字にする」を理念に掲げ、インターネット関連技術を活用した中小・零細企業向け総合経営支援を主力とする。事業はDXソリューション事業とコンテンツ事業の2本柱で構成する。DXソリューション事業では、補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」、DX化による経営課題解決サービス「Jコンサル」、全国の中小企業が参加する共同仕入・開発ネットワーク「JDネット」を展開する。Jシステムは地方金融機関、大手・中堅企業、地方自治体向けに導入され、既存顧客支援や新規顧客獲得施策として活用される。JコンサルはIT、人材、マーケティング、助成金の4視点からDX化と資金確保を支援する。コンテンツ事業では、メールマーケティング支援、ソーシャルメディア活性化支援、コンテンツ制作を提供し、企画からライティング、デザイン、コーディング、運営、改善提案まで一貫対応する。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、中小・零細企業向けに経営支援、資金確保支援、Webマーケティング支援を組み合わせて提供する事業設計にある。Jコンサルでは、各専門領域の士業と連携し、政府及び地方自治体等が提供する公的支援制度の活用案内を実施する点が強みとなる。単なる商材提案にとどまらず、導入時の資金負担軽減策を併せて提示することで、資金余力の乏しい顧客層に適合する。JDネットは参加企業数の規模を活かした共同仕入・開発ネットワークにあり、参加企業はIT、人材、マーケティング領域の商材・サービスを安価に仕入れて自社顧客へ販売できる。これはパートナーにとって収益機会となり、同社にとっては登録料売上、営業支援売上、商材売上につながる構造を持つ。コンテンツ事業では、多様な業種業態の顧客に対応する過程で独自のWebマーケティングノウハウを蓄積し、自社のWebエディター、ソーシャルメディアディレクター、プランナー、ディレクターと社外クリエイターの連携体制を構築する。直接取引と広告代理店経由の間接取引を併用し、顧客分散と中長期関係の構築により収益の安定性と継続性を確保する。

3. 市場環境

同社が属するインターネット関連業界は市場規模の拡大が続く一方、技術進歩や流行変化が速く、競争が激しい環境にある。コンテンツ事業では競合他社が多数存在し、品質、採用技術、価格での差別化が課題となる。DXソリューション事業では、中小企業のDX化需要やWeb活用需要が事業機会となる一方、顧客やパートナー企業の多くが中小企業であるため、エネルギー価格や原材料費高騰などによる経営環境悪化の影響を受けやすい。加えて、Jコンサル等は補助金・助成金・融資など公的支援制度の活用と関係が深く、政府や自治体の施策変更、予算削減、制度廃止は需要に影響しうる。法規制面では、コンテンツ事業が不当景品類及び不当表示防止法、知的財産権関連法の適用を受けるほか、インターネット上の情報流通や電子商取引に関する法整備の進展にも対応を要する。

4. 成長戦略

中長期方針として、マーケットの新たな需要や変化に迅速かつ的確に対応することを掲げる。重視指標は売上高成長率と売上高営業利益率にあり、収益性を意識しながら拡大と成長の実現を目指す。DXソリューション事業では、商材供給の安定化と品質維持を重要課題とし、自社開発にこだわらずパートナー企業や外部サービス提供企業とも協力して安定供給を図る。JDネットでは、地域や業種を加味したパートナー企業数の適切な拡充と、営業同行や勉強会による既存パートナー支援の強化を進める。士業活用支援サービスでは、公的支援制度活用に加え、地方銀行・信用金庫を中心とした金融機関連携やコスト削減商材の拡大を進め、収益構造の多様化を図る。コンテンツ事業では、新たなソーシャルメディアやスマートフォン、タブレット端末などデバイス変化への対応力を高め、企画から制作、運用まで一貫展開できる体制強化を進める。さらに、DXソリューション事業が持つ全国のパートナー販売網を活用し、首都圏以外への全国展開を狙う。研究開発面では、DXソリューション事業でAI活用による経営支援サービスの研究開発に取り組み、顧客向けサービス品質の向上を進める。新規事業についても、パートナー企業の多様な経営課題解決に資する新商材・サービスを日常的に検討する。

5. リスク

主要リスクの第1は、公的支援制度への依存。補助金・助成金・研修助成金等の予算削減や制度変更が起きた場合、顧客の購買意欲減退を通じてDXソリューション事業に影響する可能性がある。第2は、技術革新と市場変化への対応遅延。インターネット関連業界は変化が速く、新技術や新たなメディアへの対応が遅れた場合、競争力低下につながる可能性がある。第3は、パートナー企業や外部委託先に関する運営リスク。小規模で与信リスクの高いパートナー企業への債権管理、優秀なクリエイターや再委託先の確保、品質管理の不備は業績に影響しうる。加えて、システム障害、不正アクセス、個人情報漏洩も重要な事業リスクとなる。

6. ガバナンス

提示テキスト内で取締役会構成や社外取締役比率などの詳細な統治体制は確認できない。一方、事業拡大に応じて内部統制の仕組みを改善し、管理部門人員を必要に応じて強化する方針を示す。組織面では、特定人員への過度な依存を避けるため組織的経営体制の整備と内部管理体制の強化を進める。人材面では、新卒採用に注力しつつ、高い専門性を有する人材や管理職の中途採用、BPO活用、業務のDXを通じて組織体制強化を図る。人的資本関連では、管理職に占める女性労働者比率について2026年3月期末までに30.0%とする目標を掲げる。株主還元方針については、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W8HB | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
4.3B 8.0倍 1.2倍 2.5% 748.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 4.6B 3.5B 4.5B
営業利益 705M 469M 751M
純利益 482M 258M 513M
EPS 94.1 50.4 99.1
BPS 642.1

大株主

株主名持株比率
白石 崇0.48%
 株式会社SBI証券0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.02%
宮脇 邦人0.02%
株式会社チェンジホールディングス0.02%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.02%
槇田 重夫0.02%
JPモルガン証券株式会社0.01%
楽天証券株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-24WILL FIELD CAPITAL PTE LTD 6.1
2025-07-31WILL FIELD CAPITAL PTE LTD 5.01
2025-07-29WILL FIELD CAPITAL PTE LTD 5.01
2025-05-22アセットマネジメントOne株式会社 0.03
2025-03-24アセットマネジメントOne株式会社 0.05
2024-12-06アセットマネジメントOne株式会社 0.07
2024-08-07アセットマネジメントOne株式会社 0.08
2024-02-22アセットマネジメントOne株式会社 0.07
2022-10-05白石 崇 42.38
2022-09-21白石 崇 42.38
2022-09-07アセットマネジメントOne株式会社 0.08
2022-06-07アセットマネジメントOne株式会社 0.1
2022-05-11アセットマネジメントOne株式会社 0.08
2022-03-25白石 崇 42.38
2021-11-29白石 崇 42.0

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-27TDNet当社AIソリューション事業に関する内部調査報告書(速報版)受領のお知らせ
2026-02-24TDNetHolding change by WILL FIELD CAPITAL PTE LTD
2025-07-31TDNetHolding change by WILL FIELD CAPITAL PTE LTD
2025-07-29TDNetHolding change by WILL FIELD CAPITAL PTE LTD
2025-07-09TDNet(開示事項の経過)公認会計士等の異動に関するお知らせ
2025-06-03TDNet公認会計士等の異動に関するお知らせ
2025-05-22TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-03-24TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2024-12-06TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2024-08-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2024-02-22TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2022-10-05TDNetHolding change by 白石 崇
2022-09-21TDNetHolding change by 白石 崇
2022-09-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2022-06-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2022-05-11TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2022-03-25TDNetHolding change by 白石 崇
2021-11-29TDNetHolding change by 白石 崇