芝浦メカトロニクスグループは、当社と子会社9社で構成し、半導体製造装置、FPD製造装置、真空応用装置、レーザ応用装置、自動券売機等の製造・販売を主力事業とする。加えて、保守サービスや工場建物等の維持管理、不動産賃貸も手掛ける。事業セグメントはファインメカトロニクス、メカトロニクスシステム、流通機器システム、不動産賃貸で構成する。ファインメカトロニクスでは、半導体向け洗浄装置、エッチング装置、アッシング装置、半導体検査装置、FPD向け洗浄装置、剥離装置、現像装置、配向膜インクジェット塗布装置、セル組立装置などを展開する。メカトロニクスシステムでは、ダイボンディング装置、フリップチップボンディング装置、アウターリードボンディング装置、スパッタリング装置、真空貼り合せ装置、二次電池製造装置、太陽電池製造装置などを扱う。流通機器システムでは自動販売機、自動券売機等を展開する。コーポレートスローガンは「Smart Solutions & Services for Your Manufacturing」にあり、製造装置の開発からサービスまでトータルソリューションを提供する方針を掲げる。
競争優位の中核は、半導体、FPD、電子部品、光学薄膜向けにまたがる装置技術の広がりと、開発から据付、保守サービスまでを含む一貫提供体制にある。経営方針では、SPE分野で実績と強みのある次世代・先端半導体対応装置の開発・販売を推進し、グローバルニッチトップ製品を核に更なる拡大を図る方針を明示する。リスク記載でも、SPE分野のグローバルニッチトップ製品やFPD分野の新しいディスプレイ対応製品を中心に、高精度、高品質の高付加価値製品をいち早く開発し市場投入する活動に言及しており、技術先行型の競争力を示す。研究開発面では約310名のスタッフを擁し、東芝グループおよびビジネスパートナーとの連携・協力関係を保ちながら先進技術の研究開発と商品化を進める。さらに、特許となりうるものについて積極的に権利獲得を目指し、製品に関する特許レビューを実施する体制を持つ。設備投資でもSPE分野を中心に研究開発新棟建設や評価設備導入を進めており、装置産業に必要な開発基盤の蓄積が参入障壁として機能する構図を持つ。
2025年度の事業環境について、半導体業界ではAI向け需要が市場を牽引し、AI用途を中心としたロジック/ファウンドリ向けやメモリ向けの設備投資継続・拡大を見込む。中長期でも、あらゆる産業や製品における半導体需要を背景に、ロジック/ファウンドリ、メモリ、パワーデバイス、ウェーハ向け設備投資が順調に推移すると期待する。一方、FPD業界では設備投資の落ち込み長期化を認識しつつ、ITパネル用大型サイズOLED向け需要に対する設備投資を期待する。外部環境上の制約としては、半導体輸出規制や関税の影響を注視する必要がある。競争面では、主要顧客であるエレクトロニクス業界で価格競争が激しく、製造装置への投資コスト抑制圧力が存在する。加えて、海外売上高比率は約67%で、中国、台湾の比重が大きく、政治、法規制、税制、為替、インフレなど海外市場固有の変動要因の影響を受けやすい構造を持つ。
長期ビジョン「芝浦ビジョン2033」では、社会や顧客の将来課題と潜在ニーズを把捉して能動的に提案・解決し、顧客と共に成長する企業を目指す。現中期経営計画は2023~2025年度をPhase1と位置付け、持続的成長に向けた投資による土台強化を進める。事業戦略として、SPE分野では次世代・先端半導体対応装置の開発・販売を推進し、グローバルニッチトップ製品を核に拡大を図る。FPD分野では主要サプライヤとしてのポジションを堅持し、新型・次世代向け製品の開発・拡販に注力する。研究開発では、枚葉式窒化膜ウェットエッチング装置、ウェーハ洗浄装置、ケミカルドライエッチング装置、マスク用ウェット洗浄装置、マスク用ドライエッチング装置、高精細・中小型パネル対応ウェットプロセス装置、FO-WLP/PLP用および2.5Dパッケージ用次世代高精度ボンディング装置、次世代ディスプレイ用OLB装置、電子部品向け対応スパッタリング装置、キャッシュレス決済手段・ブランド増加に対応した券売機機種構成拡充などを進める。設備投資では、半導体製造装置分野の研究開発新棟建設、新型リン酸装置、マスク洗浄装置、FOUP洗浄装置、高精度ボンダ装置、ハイブリッドボンディング装置の評価設備導入を実施し、成長分野と新規市場領域への対応力強化を図る。経営指標としてROS、ROEの向上を重視する。
主要リスクは、第一に半導体・FPD等の需給や景気後退に伴う市況変動リスク。製造装置需要は最終製品市場の影響を強く受ける。第二に海外販売リスク。海外売上高比率が高く、中国、台湾の比重も大きいため、政治、法規制、税制、為替、自然災害、社会的混乱の影響を受けやすい。第三に技術・供給面のリスク。最先端技術を活用する製品で予期せぬ不具合が発生する可能性があり、加えて部品・部材の需給逼迫、供給遅延、価格高騰は製造活動や保守サービスの停滞要因となる。
経営面では、ESGを重視した経営を行い、企業価値向上を通じてステークホルダーの期待に応える方針を掲げる。品質面ではISO9001に基づく品質保証体制、環境面では全事業所・工場でISO14001認証取得を進める。情報管理では情報セキュリティポリシーを制定し、情報セキュリティ委員会で管理強化に努める。人材面では事業成長に必要な人財の確保・育成を重視する。株主還元の具体方針については、提示テキスト内では確認できない。沿革上は1969年に東京証券取引所市場第二部へ上場し、1972年に市場第一部へ指定替上場、2022年にプライム市場へ移行する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 361.9B | 28.6倍 | 6.1倍 | 1.2% | 5,180.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 99.0B | 88.0B | 88.0B |
| 営業利益 | 16.0B | 15.3B | 15.0B |
| 純利益 | 11.9B | 11.2B | 10.8B |
| EPS | 181.3 | 170.3 | 164.6 |
| BPS | — | 847.0 | — |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.14% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.07% |
| 信越エンジニアリング株式会社 | 0.06% |
| MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 0.03% |
| NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社) | 0.03% |
| BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/ LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.02% |
| 上田八木短資株式会社 | 0.01% |
| MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB (常任代理人 BOFA証券株式会社) | 0.01% |
| BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ 銀行) | 0.01% |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-06 | キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー | 1.0 | |
| 2026-02-05 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 3.84 | |
| 2026-01-22 | キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー | 5.14 | |
| 2026-01-21 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 5.08 | |
| 2026-01-08 | モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル | 1.65 | |
| 2025-12-19 | モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル | 6.7 | |
| 2025-12-04 | モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル | 5.1 | |
| 2025-11-20 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 6.06 | |
| 2025-11-07 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 7.28 | |
| 2025-11-07 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 4.14 | |
| 2025-10-21 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 6.39 | |
| 2025-10-20 | 野村證券株式会社 | 3.64 | |
| 2025-09-22 | 野村證券株式会社 | 5.65 | |
| 2025-09-19 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 5.5 | |
| 2025-08-22 | 野村證券株式会社 | 6.77 | |
| 2025-08-06 | 野村證券株式会社 | 9.34 | |
| 2025-07-03 | 野村證券株式会社 | 8.25 | |
| 2025-05-22 | 野村證券株式会社 | 6.27 | |
| 2025-05-09 | 野村證券株式会社 | 6.62 | |
| 2025-04-21 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 5.34 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-06 | TDNet | Holding change by キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | earnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | stock_split: 2026年3月期 通期連結業績予想及び配当予想の修正並びに株式分割及び株式 | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | 2026年3月期 第3四半期決算説明資料 | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | 2026年3月期 通期連結業績予想及び配当予想の修正並びに株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更に | — | — | ||
| 2026-02-05 | TDNet | 2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) | — | — | ||
| 2026-01-22 | TDNet | Holding change by キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー | — | — | ||
| 2026-01-21 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピ | — | — | ||
| 2025-12-19 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピ | — | — | ||
| 2025-12-04 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピ | — | — | ||
| 2025-11-20 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | — | — | ||
| 2025-11-07 | TDNet | Holding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | — | — | ||
| 2025-11-07 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | — | — | ||
| 2025-10-21 | TDNet | Holding change by モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | — | — | ||
| 2025-10-20 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-09-22 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-09-19 | TDNet | Holding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | — | — | ||
| 2025-08-28 | TDNet | 株式会社Photo electron Soulとの資本業務提携及び第三者割当増資の引き受けに関するお | — | — |