Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社QDレーザ (6613)

半導体レーザ技術を核に、レーザデバイスと視覚情報デバイスを展開する。MBE法による結晶成長、量子ドットレーザ、回折格子、VISIRIUM Technologyをコア技術とし、活性層成長や量子ドット結晶成長で独自ノウハウを蓄積する。ファブレスで固定費を抑えつつ、通信、バイオ、精密加工、視覚支援へ展開する点に特徴を持つ。 [本社]提示テキスト内では確認できない [創業]提示テキスト内では確認できない [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

株式会社QDレーザは、レーザ技術を用いた製品の開発・製造・販売を手掛け、レーザデバイス事業と視覚情報デバイス事業を展開する。レーザデバイス事業では、半導体レーザの活性層成長を自社で担い、チップ加工やモジュール実装を協力会社へ委託する水平分業型のファブレス製造を採用する。製品群は1240-1310nm量子ドットレーザ、1300nm高温度動作量子ドットレーザ、シリコンフォトニクス用量子ドットレーザ、1020-1180nm材料加工・センサ用DFBレーザ、640-905nm高出力FPレーザ、532・561・594nm小型可視レーザモジュール、高品質エピタキシャルウエハ、Lantanaなどで構成する。用途は光通信、シリコンフォトニクス、フローサイトメータ、蛍光顕微鏡、ファイバレーザ、パーティクルカウンター、マシンビジョン、光電センサ、半導体ウエハ自動搬送機、距離計など多岐に及ぶ。視覚情報デバイス事業では、レーザ網膜投影技術を使ったメガネ型ディスプレイや非メガネ型網膜投影製品を開発し、RETISSA DisplayⅡ、RETISSA ON HAND、RETISSA NEOVIEWER、過去にはRETISSA メディカルを展開する。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、半導体結晶成長、レーザ設計、小型モジュール、VISIRIUM Technology、回折格子、量子ドットレーザという6つのコア技術にある。とりわけMBE法による結晶成長と量子ドット結晶成長は、当社が他社にはないノウハウを有すると明記されており、参入障壁として機能する。量子ドットレーザは、マイナス40度から120度近辺まで電流無調整で動作し、200度以上の超高温でも動作し、高信頼・長寿命・低雑音という特性を持つ。シリコンフォトニクス用途では、高温CPU近傍でも安定動作し、反射戻り光に強くアイソレータ不要で低コスト化に寄与する点が差別化要因となる。可視レーザでは、黄緑561nmや橙色590nmを商用化し、フローサイトメータ向けに世界初の緑・黄緑・橙半導体レーザを実現したと記載する。さらに、532nmや561nmを実装した世界最小クラスのモジュールを製品化しており、小型化と低消費電力も優位性となる。視覚情報デバイスでは、網膜に直接映像を投影し、装着者の視力やピント位置に影響を受けないフリーフォーカス特性が独自性を形成する。

3. 市場環境

半導体レーザ業界は、アプリケーション拡大が進み、新製品や高性能製品への需要が世界的に高まる市場と位置付けられる。当社はバイオメディカル、精密加工、半導体製造などの領域で顧客の支持を得ながら市場浸透を進める。レーザ関連市場は、既存技術の代替や新分野への活用により成長余地が大きい一方、技術革新によって廉価で大量生産可能な代替品が投入されるリスクを抱える。景気動向の影響も受けやすく、精密加工装置やバイオ系検査装置向け需要は設備投資意欲に左右される。国際展開面では国外販売比率が60%を占め、米国、欧州、アジアにバランスよく展開するが、各国規制や国際情勢の変化の影響を受ける可能性がある。視覚情報デバイス分野では、スマートグラスやビジョンヘルスケアに将来期待がある一方、収益化まで時間を要し、先行投資負担が大きい市場と整理する。

4. 成長戦略

2024年11月策定の中期経営計画では、2027年3月期の全社黒字化達成を目標に掲げる。レーザデバイス事業では、DFBレーザ、小型可視レーザ、高出力レーザをベースライン計画とし、売上高を毎年20~25%成長させ、粗利率45%へ引き上げる計画を示す。加えて量子ドットを成長可能性の追求領域と位置付け、コンピュータ光回路、次世代自動車、高度医療、人工衛星向け研究開発需要の獲得を狙う。シリコンフォトニクスでは、世界のベンダー各社とシリコン融合量子ドットレーザの共同開発を進め、光コネクタ、チップ間インターコネクト、LiDARへの適用を検討する。視覚情報デバイス事業では、RETISSA ON HAND販売、他社開発視覚支援製品へのコア部品供給や技術ライセンス、他社開発ディスプレイ型視覚支援新製品販売をベースライン計画とする。成長可能性の追求としてスマートグラスとビジョンヘルスケアを掲げ、他社提携やライセンス化で将来成長を確保しつつ足元負担の軽減を図る。モジュールビジネスではPlug&Play需要を捉えたLantanaを投入し、波長ラインナップ拡充とモジュール製品開発強化を進める。

5. リスク

第1に、レーザ関連市場において代替技術が登場し、市場が縮小するリスクを抱える。第2に、景気悪化や設備投資意欲の減退により、精密加工装置やバイオ系検査装置向け需要が鈍化する可能性がある。第3に、国外販売比率が高く、為替変動、各国規制、国際情勢の変化、海外パートナー委託先の影響を受けやすい。加えて、MBE装置は繊細な管理を要し、移設や修繕時の安定運用が課題となる。MEOCHECK関連では、受診勧奨が診断に当たると判明し、自主回収と改修を進めている点も事業運営上の留意点となる。

6. ガバナンス

提示テキスト内では、取締役会構成や社外取締役比率などの詳細な経営体制は確認できない。一方、経営管理上は売上高総利益率を最重要指標とし、レーザデバイス事業では認定製品数を毎年9製品増加させる指標を設定する。課題認識として、適切なコーポレートガバナンスとIR体制強化を掲げ、開示書類の早期作成、業務プロセス改善、内部管理体制強化、株主とのコミュニケーション強化を進める方針を示す。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W0Q4 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
101.4B -1,743.9倍 20.7倍 0.0% 2,424.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 1.9B 1.4B 1.4B
営業利益 3M -326M -326M
純利益 -58M -357M -358M
EPS -1.4 -8.6 -8.6
BPS 116.9

大株主

株主名持株比率
HSBC BANK PLC A/C M AND G (ACS) VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)0.03%
楽天証券株式会社0.03%
株式会社SBI証券0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.01%
石井 良明0.01%
須永 政美0.01%
株式会社イシイ0.00%
野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)0.00%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-06-06M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 3.09
2024-09-06M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 6.86
2024-07-19楽天証券株式会社 4.42
2024-07-16楽天証券株式会社 4.42
2024-06-21M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 6.12
2024-06-05楽天証券株式会社 5.1
2024-02-07M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 5.08
2024-01-05楽天証券株式会社 4.58
2023-11-02楽天証券株式会社 6.02
2023-07-20楽天証券株式会社 5.02
2023-05-10クレディ・スイス証券株式会社 0.02
2023-03-23クレディ・スイス証券株式会社 7.6
2023-03-09クレディ・スイス証券株式会社 9.22
2023-03-06クレディ・スイス証券株式会社 10.78
2023-01-11SBIインベストメント株式会社 4.6
2023-01-11クレディ・スイス証券株式会社 12.42
2022-12-23SBIインベストメント株式会社 13.13
2022-11-10SBIインベストメント株式会社 13.8
2022-09-30SBIインベストメント株式会社 13.74
2022-08-22SBIインベストメント株式会社 13.58

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNet資金の借入に関するお知らせ
2026-03-12TDNet本店移転日の決定に関するお知らせ
2026-02-12TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2026-02-12TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2026-02-12TDNet2026年3月期 第3四半期決算説明資料
2026-02-12TDNet特別損失の計上に関するお知らせ
2026-01-07TDNet当社に関するインターネット掲示板等への投稿内容について
2025-12-25TDNet固定資産の取得に関するお知らせ
2025-12-19TDNet「中小企業成長加速化補助金」交付決定に関するお知らせ
2025-11-13TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-11-13TDNet2026年3月期 第2四半期決算説明資料
2025-11-13TDNet2026年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
2025-11-13TDNetforecast_revision: 2026年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
2025-11-13TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-09-22TDNet「中小企業成長加速化補助金」採択に関するお知らせ
2025-08-08TDNet2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-08-08TDNet2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2025-08-08TDNet譲渡制限付株式報酬としての新株式発行割当完了に関するお知らせ
2025-08-08TDNetearnings: 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-07-10TDNet譲渡制限付株式報酬としての新株式発行に関するお知らせ