Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

テクノホライゾン株式会社 (6629)

テクノホライゾンは、映像&ITとロボティクスを核に、教育ICT、企業・自治体DX、FAロボット、ビジョンシステムへ製品・サービスを展開する。書画カメラや光学ユニットで高い市場占有率を持ち、光学・電子・精密制御を跨ぐ技術蓄積と、国内外子会社を活用した販売網、継続的なM&Aが事業拡張を支える。[本社]提示テキスト内では確認できない [創業]2010年 [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

テクノホライゾングループは、当社、子会社20社、持分法適用関連会社1社で構成し、事業本部制の下で「映像&IT」と「ロボティクス」の2事業を展開する。映像&ITでは、書画カメラ(実物投影機)、電子黒板、監視カメラなどの光学機器の開発・販売、ソフトウェアの受託開発・販売、AV機器およびシステムの販売・設置工事、セキュリティソフトウエアの販売や保守、映像コミュニケーションサービスの開発・販売を行う。海外ではElmo USA Corp.、ELMO Europe SAS、ESCO Pte. Ltd.、PACIFIC TECH PTE.LTD.が販売や設置、保守を担う。ロボティクスでは、業務用車載機器、医療機器、精密工学部品、ロボットコントローラ、工作機械用CNC装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA関連機器の開発・製造・販売を行い、中国子会社がFA関連機器や樹脂成型部品の製造を担う。重点市場は「教育ICT」「企業・自治体DX」「FAロボット」「ビジョンシステム」とする。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、グループが再定義したコア技術「映像&IT」と「ロボティクス」にある。源流企業のエルモ社が持つ光学技術、タイテックが持つFA制御技術、中日諏訪オプト電子が持つレンズ・光学ユニット・精密光学部品技術を統合し、オプトエレクトロニクスを基盤に事業を広げてきた点が特徴となる。製品面では、映像&IT事業において書画カメラや光学ユニットが高い市場占有率を持つと明記されており、ニッチ領域での存在感を示す。加えて、教育市場向けICT機器、企業向けDX、FA機器、AIやカメラを活用したビジョンシステムまでを跨ぐ製品群を持ち、複数市場に横展開できる点が強みとなる。海外では米国、欧州、中国に加え、ASEAN全域に拠点を有し、シンガポール拠点のESCO Pte. Ltd.とPacific Tech Pte. Ltd.を軸に事業拡大を進める。2017年以降に3つの事業譲受けと17社・グループの取り込みを進め、相互補完によるシナジーを追求してきたことも、ノウハウ蓄積と顧客接点拡大の面で参入障壁として機能する。

3. 市場環境

同社を取り巻く環境は、半導体不足、為替変動、原材料価格高騰、ウクライナ情勢長期化に伴うサプライチェーン混乱など、不確実性の高い状況にある。一方で、技術革新のスピードが速い「映像&IT」「ロボティクス」領域では、デジタル化・自動化・省人化への需要拡大が事業機会となる。教育市場ではICT教育機器への関心が高まり、企業市場ではDX化需要、遠隔会議や作業支援、AVシステム、サイバーセキュリティ、交通インフラの効率化・安全管理・省エネ需要が広がる。製造現場では人手不足や品質改善ニーズを背景に、ロボット機器、工場改善ソリューション、検査装置、生産情報管理ソフトへの需要が見込まれる。他方で、市場需要動向、競合他社の戦略、異業種参入、価格競争激化はリスク要因となる。

4. 成長戦略

成長戦略の柱は、重点4市場への集中、M&Aの継続、グローバル化、生産体制最適化、DX推進、人材強化にある。重点市場として「教育ICT」「企業・自治体DX」「FAロボット」「ビジョンシステム」を掲げ、「映像&IT」と「ロボティクス」を活用した商品・サービスを積極展開する。映像&ITでは、実物投影機、電子黒板、デジタル教材、校務システム、支援業務、ERP、ユニファイドコミュニケーション、AVシステム、セキュリティ、カメラやAIを使った製品・サービスを拡充する。ロボティクスでは、ロボット機器、工場改善ソリューション、半導体製造ラインや研究開発用のX線検査装置、生産情報管理ソフト、AIソフト、AIエンジン、精密測定器、医療機器向けコンポーネントの開発を進める。M&Aは持続的成長のため引き続き推進し、短期間で新商圏に参入し、グループ内シナジーを高める方針を示す。海外では欧米に加えASEANでの拡大を加速する。社内では経費精算、ERP、人材マネジメント、予実管理などのDXを進め、効率化と働き方改革を図る。経営指標としては売上高営業利益率と自己資本当期純利益率の向上を重視する。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に、市場環境変化と競争激化のリスクがある。需要動向、競合戦略、異業種参入、新技術による代替、価格競争が業績に影響する。第2に、特定製品・顧客依存と業績変動リスクがある。映像&ITでは市場占有率の高い書画カメラや光学ユニットの需要変動、文教市場の予算執行時期による季節性、車載関連の採用有無が影響する。ロボティクスでは工作機械業界やエレクトロニクス業界の需要縮小、受託先企業の業績や契約条件変更が影響する。第3に、調達・品質・海外展開リスクがある。半導体を含む重要部品の調達難、製品欠陥やソフトウェア不具合、知的財産権侵害主張、海外の法規制変更や政治・経済変動、為替変動、M&Aに伴うのれん減損などが挙げられる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、コーポレート・ガバナンス体制の強化を課題として掲げ、見識の高い人材を社外取締役や顧問として積極登用し、取締役会の実効性と透明性向上を図る方針を示す。リスク対応では「リスク管理委員会」を設置し、グループ経営に関するリスクを網羅的に洗い出し、定量的なリスク評価と対応を進める。CSRについては、コンプライアンス徹底、ステークホルダーへの積極的な情報開示、環境配慮を具体的に実践する方針を掲げる。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。沿革上、当社は2010年4月1日にエルモ社とタイテックの共同持株会社として設立し、2021年4月に4社で合併・経営統合してカンパニー制を導入した。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W8WL | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
19.9B 1.3倍 0.0% 943.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 50.6B 48.6B 43.8B
営業利益 374M 1.0B -530M
純利益 -616M 1.0B -1.6B
EPS -45.7 74.3 -115.3
BPS 748.6 727.1 645.9

大株主

株主名持株比率
有限会社野村トラスト0.11%
有限会社野村興産0.04%
榊 泰彦0.02%
株式会社大垣共立銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.02%
榊 雅信0.02%
テクノホライゾン従業員持株会0.02%
榊 順子0.01%
株式会社SBI証券0.01%
バンセイアーユルヴェーダ株式会社0.01%
上田八木短資株式会社0.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-23TDNet決算テクノホライゾン2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,189+6.06%
2026-01-23TDNetIRテクノホライゾン2026年3月期 第3四半期決算説明資料1,189+6.06%
2026-01-23TDNet業績修正テクノホライゾン業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ1,189+6.06%
2026-01-23TDNetその他テクノホライゾン営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ1,189+6.06%
2025-10-24TDNetIRテクノホライゾン2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料433+18.48%
2025-10-24TDNet決算テクノホライゾン2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)433+18.48%
2025-07-25TDNet決算テクノホライゾン2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)392-1.53%
2025-07-25TDNetIRテクノホライゾン2026年3月期 第1四半期決算説明資料392-1.53%