株式会社ネクスグループは持株会社としてグループ経営管理を担い、連結子会社11社、持分法適用関連会社2社で構成する企業集団を統括する。事業セグメントは、メタバース・デジタルコンテンツ事業、IoT関連事業、暗号資産・ブロックチェーン事業、ソリューション事業、その他に区分する。メタバース・デジタルコンテンツ事業では、株式会社実業之日本デジタルによる電子書籍事業、コンピューター・ソフトウェアの開発・販売及びマーケティング、株式会社スケブによるメタバース分野の情報収集、コミッションプラットフォーム及びWEBサービスの開発・運営を展開する。IoT関連事業では農業ICT事業を手掛ける。暗号資産・ブロックチェーン事業では、株式会社Zaifを中核に、暗号資産交換業、暗号資産投資、売買、消費貸借、派生商品の開発・運用、ファンド組成、Web3コンサルティング、ブロックチェーン技術開発を展開する。ソリューション事業では、株式会社ケーエスピーによる物流業務、チェーン本部代行、食料品の卸売・小売、日用品雑貨の輸出入・販売、株式会社ネクスソフトによるシステムエンジニアリング、システム受託開発を行う。
提示テキスト内で国内シェアや世界シェア、特許件数、ブランド力の定量情報は確認できない。一方、事業構造上の優位性としては、複数領域を横断するポートフォリオと、M&Aを通じた機能獲得が挙げられる。経営方針では、異なる価値、文化、技術、資本を結びつける「結節点」を社是に掲げ、デジタル資産、コンテンツ、ソリューションを横断的に結びつける方針を示す。特に暗号資産・ブロックチェーン事業では、Zaifが資金決済法に基づく暗号資産交換業者の登録を受け、金融庁監督及びJVCEA自主規制の対象として運営する点が、一定の参入障壁と事業基盤につながる。加えて、法令順守、内部管理体制、システム安定稼働、顧客資産の適切な管理が重要課題として明示されており、運営ノウハウの蓄積が競争力の源泉となる構図がうかがえる。研究開発面では、5G RedCapの活用研究を進め、低遅延、多数端末接続を維持しつつコスト、サイズ、消費電力を抑える方向で、M2M分野やAIロボット、AIカメラ、ドローン、サイネージ、ウェアラブルカメラ向けの新製品開発に取り組む。
デジタルコンテンツ市場は、電子書籍を中心に引き続き堅調な成長が見込まれ、国内外での日本コンテンツ需要拡大を背景に中長期的な市場成長が期待される環境にある。暗号資産市場は価格変動性が高い一方、金融インフラとしての整備や関連サービスの多様化が進展しており、暗号資産交換所を含む周辺事業では規制動向を踏まえた健全な事業運営が求められる。規制面では、Zaifが資金決済法、金融庁監督、JVCEA自主規制規則の対象となるほか、AML/CFT及びKYC対応も重要となる。法令、規制、税制、自主規制の変更や行政指導は事業運営に制約を与え得る。ソリューション事業や農業ICT事業では、災害、疫病、物流停滞、政策変更、補助金制度変更など外部環境の影響も受ける。
中長期戦略として、従来のハードウェア開発・量産を前提とした事業モデルから転換し、デジタルコンテンツ、暗号資産・ブロックチェーン関連サービスを中心とした事業構造へのシフトを進める。成長ドライバーとして、暗号資産交換所Zaifを中核とする暗号資産関連事業と、電子書籍を中心としたデジタルコンテンツ事業を位置付け、安定的な収益基盤の構築と新たな付加価値創出を図る。Web3技術については投機的領域にとどまらず、実利用・実収益に結び付くサービス開発を重視し、段階的な事業拡大を進める方針を示す。経営指標としては売上高、営業利益、営業利益率に加え、M&Aに伴うのれん償却等の影響を補う指標としてEBITDAを重視する。具体策として、既存事業の収益性改善、成長分野への投資、M&Aを通じた早期収益貢献事業の育成、財務体制強化、事業ポートフォリオ最適化、ブランド及び信頼性向上を掲げる。沿革上も、実業之日本デジタル、ケーエスピー、スケブ、ネクスデジタルグループの取得など、近年は株式交換や株式取得を通じた事業拡張を継続する。
主なリスクは3点に整理できる。第1に、事業ポートフォリオの分散に伴う市場需要、競争環境、法制度変化の影響を受ける点がある。第2に、暗号資産交換所事業固有の規制、AML/CFT、KYC、顧客財産分別管理、サイバーセキュリティ、資産流出、市場価格変動のリスクがある。第3に、投融資及びM&Aで想定した投資回収が達成できない可能性がある。加えて、親会社の議決権保有比率が高く、親会社の経営方針変更が事業及び業績に影響を及ぼす可能性も示される。
ガバナンス面では、持株会社としてグループ経営管理を担い、各事業会社を統括する体制を採る。暗号資産交換所事業では、法令・自主規制順守を前提に内部管理体制の強化、システム安定稼働、顧客資産の適切な管理を重視する方針を明示する。経営管理上は、売上高、営業利益、営業利益率に加えEBITDAを活用し、資本効率と財務健全性の両立を図る。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。親会社は株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングスで、議決権総数の52.66%を保有する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 4.0B | — | 1.3倍 | — | 106.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.6B | 2.1B | 867M |
| 営業利益 | -224M | -247M | -212M |
| 純利益 | -728M | -290M | -658M |
| EPS | -20.1 | -9.1 | -24.2 |
| BPS | 83.9 | 113.8 | 108.8 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社スケブベンチャーズ | 0.32% |
| 株式会社実業之日本デジタル | 0.07% |
| 投資事業有限責任組合デジタルアセットファンド | 0.06% |
| 株式会社フィスコ | 0.06% |
| 株式会社實業之日本社 | 0.04% |
| 株式会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングス | 0.03% |
| 駒田 一央 | 0.02% |
| 楽天証券株式会社共有口 | 0.01% |
| 株式会社DMM.com証券 | 0.01% |
| 水野 勝英 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-02-07 | 株式会社クシム | 6.57% | (2.60%) |
| 2025-02-07 | 株式会社クシム | 6.57% | (2.60%) |
| 2024-08-02 | 株式会社實業之日本社 | 46.12% | +15.48% |
| 2024-07-08 | 株式会社實業之日本社 | 46.12% | +15.48% |
| 2024-05-22 | 駒田 一央 | 5.30% | +0.30% |
| 2024-05-21 | 株式会社實業之日本社 | 30.64% | (1.11%) |
| 2024-05-20 | 駒田 一央 | 5.30% | +0.30% |
| 2024-05-14 | 株式会社實業之日本社 | 31.75% | (1.94%) |
| 2024-05-02 | 株式会社實業之日本社 | 33.69% | (10.65%) |
| 2024-04-24 | 株式会社實業之日本社 | 44.34% | (1.41%) |
| 2024-04-18 | 株式会社實業之日本社 | 45.75% | (1.49%) |
| 2024-04-03 | 株式会社實業之日本社 | 45.75% | (1.49%) |
| 2023-07-05 | 株式会社實業之日本社 | 47.24% | (5.88%) |
| 2023-06-30 | 株式会社實業之日本社 | 47.24% | (5.88%) |
| 2023-02-27 | 株式会社實業之日本社 | 47.24% | (5.88%) |
| 2022-12-28 | 株式会社實業之日本社 | 47.24% | (5.88%) |
| 2022-11-15 | 株式会社クシム | 0.00% | (1.38%) |
| 2022-11-11 | 株式会社クシム | 9.17% | -- |
| 2022-05-18 | 株式会社實業之日本社 | 53.12% | +5.64% |
| 2022-05-12 | 株式会社フィスコ | 14.71% | -- |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-25 | TDNet | その他 | ネクスG | 支配株主等に関する事項について | 117 | -0.85% |
| 2026-02-25 | TDNet | その他 | ネクスG | 公益財団法人財務会計基準機構への加入状況について | 117 | -0.85% |
| 2026-01-29 | TDNet | その他 | ネクスG | 資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせ | 121 | +1.65% |
| 2026-01-29 | TDNet | その他 | ネクスG | 商号の変更及び定款の一部変更に関するお知らせ | 121 | +1.65% |
| 2026-01-29 | TDNet | 資本政策 | ネクスG | 報酬型ストック・オプション(新株予約権)の付与に関するお知らせ | 121 | +1.65% |
| 2026-01-16 | TDNet | 決算 | ネクスG | 2025年11月期決算短信〔日本基準〕(連結) | 145 | -6.90% |
| 2026-01-16 | TDNet | 業績修正 | ネクスG | 特別利益(連結)、特別損失(単体、連結)の計上及び2025年11月期通期連結業績予想値と実績値との差 | 145 | -6.90% |
| 2026-01-16 | TDNet | その他 | ネクスG | 親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ | 145 | -6.90% |
| 2025-11-28 | TDNet | 規制・法的 | ネクスG | 株式会社クシムによる訴訟の提起に関するお知らせ | 120 | -1.67% |
| 2025-11-12 | TDNet | 規制・法的 | ネクスG | 株式会社クシムによる訴訟の提起に関するお知らせ | 129 | -1.55% |
| 2025-11-10 | TDNet | 規制・法的 | ネクスG | 株式会社クシムによる訴訟の提起に関するお知らせ | 125 | +0.00% |
| 2025-10-30 | TDNet | 規制・法的 | ネクスG | 株式会社クシムによる訴訟提起に関する当社の見解について | 126 | +0.00% |
| 2025-10-16 | TDNet | M&A | ネクスG | (開示事項の経過)連結子会社の異動(株式交換)の完了及び 株式会社CAICA DIGITAL(証券コ | 136 | -6.62% |
| 2025-10-15 | TDNet | その他 | ネクスG | 株式会社クシムによる適時開示に関する当社の見解について | 138 | -1.45% |
| 2025-09-12 | TDNet | その他 | ネクスG | (開示事項の経過)連結子会社の商号及び本店所在地の変更に関するお知らせ | 150 | +0.67% |
| 2025-09-05 | TDNet | 株主総会 | ネクスG | 議決権行使許容・禁止の仮処分の申立ての取下げに係る書面の受領に関するお知らせ | 156 | +0.64% |
| 2025-09-04 | TDNet | その他 | ネクスG | 連結子会社の商号及び本店所在地の変更に関するお知らせ | 154 | +1.30% |
| 2025-09-04 | TDNet | 株主総会 | ネクスG | 2025年9月3日開催の株式会社ZEDホールディングス臨時株主総会に関するお知らせ | 154 | +1.30% |
| 2025-08-29 | TDNet | その他 | ネクスG | 株式会社フィスコ(証券コード:3807)の株式追加取得及び持分法適用会社化に関するお知らせ | 155 | +3.23% |
| 2025-08-28 | TDNet | その他 | ネクスG | 連結子会社に係る仮処分決定の認可に関するお知らせ | 151 | +2.65% |