オムロンは、当社および子会社154社、関連会社10社で構成する電気機器グループとして、電気機械器具、電子応用機械器具、精密機械器具、医療用機械器具などの製造・販売および付帯業務を展開する。事業は5区分で構成する。インダストリアルオートメーションビジネスは、産業用制御機器コンポーネントの全分野とシステム機器を扱い、“センシング&コントロール+Think”を基盤に製造業のモノづくり革新を支援する。ヘルスケアビジネスは、血圧計、体温計、ネブライザなど各国の医療機器認証を取得したデバイスを世界130ヵ国以上で販売し、遠隔で患者をモニタリングし処方・治療支援を行う遠隔診療サービスも主要国から進める。ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスは、太陽光発電用パワーコンディショナー、蓄電システム、自動改札機、券売機、交通管制システム、決済システム、UPS、ソフトウェア開発、保守メンテナンスを含むトータルソリューションを提供する。デバイス&モジュールソリューションズビジネスは、リレー、スイッチ、コネクター、センサなどを全世界で供給する。データソリューションビジネスは、商品やサービスから得られる現場データにデータマネジメントやソリューション開発力を掛け合わせ、疾患予防、現場業務の効率化・DX支援、温室効果ガス排出削減支援を行う。
競争優位の中核は、制御機器事業で培った“センシング&コントロール+Think”のコア技術と、独自の価値創造コンセプト“i-Automation!”に置く。提示テキストでは、同コンセプトを「人を超える自働化」「人と機械の高度協調」「デジタルエンジニアリング革新」の3要素で定義し、現場生産性の最大化とエネルギー効率の両立、製造現場のDX加速、業務プロセス革新に結び付ける構想を示す。制御機器事業については「業界随一の幅広い制御機器」を強調しており、製品レンジの広さが顧客接点の深さと提案力につながる構図を読み取れる。ヘルスケアでは、誰でも簡単・正確に測定できる使いやすさと、医療現場からも信頼される精度へのこだわりを明示し、各国の医療機器認証を取得したデバイスを130ヵ国以上で展開する点が参入障壁として機能する。社会システムでは、駅務、交通、電源保護など社会インフラ領域で端末、システム、ソフトウェア、保守メンテナンスまで一体提供し、日本全国を網羅するサービス網を通じて運用・保守を支えてきたと記載する。デバイス分野では、電気を繋ぐ・切る技術、放電を安全に制御する技術、故障タイミングを事前に検知する技術、微細加工技術を量産化に結び付ける点が技術蓄積として示される。市場シェアの具体数値、特許件数、ブランド順位は提示テキスト内では確認できない。
会社は長期ビジョン「SF2030」で、社会が変革期を迎える中で取り組むべき大きな社会的課題として「カーボンニュートラルの実現」「デジタル化社会の実現」「健康寿命の延伸」を設定する。これに対応して、インダストリアルオートメーション、ヘルスケアソリューション、ソーシャルソリューション、デバイス&モジュールソリューションの4ドメインを再定義する。外部環境面では、中国経済の成長鈍化、サプライチェーンの混乱、米国関税政策を背景とした新規投資の減速や個人消費の減退など、ボラティリティの高い不透明な状況を重要リスクとして認識する。規制面では、医療機器認証、製品環境・安全・セキュリティ関連法規制、AI利用や製品セキュリティに関する新たな法規制、欧州等での包装材規制強化などへの対応が求められる。品質面ではISO9001、ISO13485、IATF16949などの品質マネジメントシステム取得を進める。競合状況や市場シェア比較の具体記載は提示テキスト内では確認できない。
長期ビジョン「SF2030」は、企業理念の実践を通じて、センシング&コントロール+Think技術で持続可能な社会をステークホルダーとともにつくる方針を掲げる。各ドメインの成長方向は明確で、インダストリアルオートメーションでは生産性とエネルギー効率の最大化、人の可能性を最大発揮できる製造現場、エンジニアリング領域の業務効率向上を目指す。ヘルスケアでは「循環器疾患の“ゼロイベント”」を掲げ、日常生活下でバイタルデータが測定できるデバイス、医師の診断・治療の意思決定を支援するアルゴリズムを用いた遠隔診療サービス、新しい予防医療サービスの開発を進める。ソーシャルソリューションでは、進化したエネルギー制御技術による再生可能エネルギー普及と、マネジメント&サービスによる運用・保守プロセス革新を狙う。デバイス&モジュールソリューションでは、直流化の進展を踏まえた安全性向上デバイスや、高周波対応デバイスの創出を進める。一方、2022年度から2024年度の中期経営計画「SF 1st Stage」は取り下げ、2024年4月1日から2025年9月末までを構造改革期間「NEXT2025」とした。重点は「制御機器事業の早急な立て直し」と「収益・成長基盤の再構築」に置く。データソリューション事業では、商品機能の提供にとどまらず、商品の利用を通じた課題解決を新たな価値として提供するモデルへ進化を図る。JMDC社との資本業務提携を通じた協業は、ヘルスケアに加え、ソーシャルソリューション、インダストリアルオートメーションにも広がる。ヘルスケアでは家庭用健康機器と医療用データ、先進的なデータサイエンス技術を組み合わせて疾患予防ソリューションを高度化し、ソーシャルソリューションでは現場可視化を通じて人手不足や運営コスト高騰への対応策を開発する。次期中期経営計画「SF 2nd Stage」は2026年度から2030年度を予定する。
主要リスクは3点に整理できる。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 941.7B | — | 3.5倍 | 0.0% | 4,566.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 254.0B | 259.3B | 369.5B |
| 営業利益 | -24.2B | -31.9B | 28.7B |
| 純利益 | -37.1B | 15.8B | 91.1B |
| EPS | -188.5 | 80.2 | 459.1 |
| BPS | 1,311.0 | 1,622.8 | 1,693.2 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.23% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.11% |
| 株式会社京都銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.04% |
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 0.03% |
| MOXLEY AND CO LLC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.02% |
| オムロン従業員持株会 | 0.02% |
| 日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 0.02% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-09-19 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 8.12% | +0.12% |
| 2025-09-04 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 8.00% | (0.14%) |
| 2025-09-03 | 野村アセットマネジメント株式会社 | 7.71% | +0.11% |
| 2025-09-03 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 5.29% | (2.81%) |
| 2025-08-22 | 野村證券株式会社 | 7.60% | (0.29%) |
| 2025-07-22 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 8.14% | +0.91% |
| 2025-07-22 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.19% | (2.62%) |
| 2025-04-04 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 7.23% | +1.20% |
| 2024-11-06 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 8.10% | +0.24% |
| 2024-07-29 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 6.81% | (0.73%) |
| 2023-11-07 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 6.03% | (1.11%) |
| 2023-10-16 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7.54% | (0.12%) |
| 2022-12-19 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7.66% | (1.10%) |
| 2022-03-22 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 7.86% | +1.05% |
| 2021-09-06 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 6.81% | +1.00% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-05 | TDNet | 決算 | オムロン | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結) | 4,199 | +7.93% |
| 2026-02-05 | TDNet | IR | オムロン | 2026年3月期 第3四半期決算説明資料 | 4,199 | +7.93% |
| 2025-12-15 | TDNet | M&A | オムロン | 当社子会社(オムロンヘルスケア株式会社)による株式会社松屋アールアンドディ株券等(証券コード:731 | 4,020 | -1.02% |
| 2025-11-07 | TDNet | 決算 | オムロン | 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔米国基準〕(連結) | 4,248 | -9.04% |
| 2025-11-07 | TDNet | 業績修正 | オムロン | 剰余金の配当(中間配当)の決定および期末配当予想の修正に関するお知らせ | 4,248 | -9.04% |
| 2025-11-07 | TDNet | IR | オムロン | 2026年3月期 第2四半期決算説明資料 | 4,248 | -9.04% |
| 2025-11-07 | TDNet | その他 | オムロン | 『中期ロードマップ SF 2nd Stage』の策定に関するお知らせ | 4,248 | -9.04% |
| 2025-09-19 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 8.12% | 3,953 | +6.40% |
| 2025-09-19 | TDNet | その他 | オムロン | デバイス&モジュールソリューションズビジネス(電子部品事業)の分社化の検討開始に関するお知ら | 3,953 | +6.40% |
| 2025-09-04 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 8.0% | 3,851 | +1.01% |
| 2025-09-03 | EDINET | 大量保有 | 野村アセットマネジメント株式会社 | 大量保有 7.71% | 3,847 | +0.10% |
| 2025-09-03 | EDINET | 大量保有 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 大量保有 5.29% | 3,847 | +0.10% |
| 2025-08-22 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 7.6% | 3,783 | +2.62% |
| 2025-08-06 | TDNet | 決算 | オムロン | 2026年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結) | 3,947 | -2.69% |
| 2025-08-06 | TDNet | IR | オムロン | 2026年3月期 第1四半期決算説明資料 | 3,947 | -2.69% |
| 2025-07-22 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 8.14% | 3,664 | +8.68% |
| 2025-07-22 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 4.19% | 3,664 | +8.68% |
| 2025-04-04 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 7.23% | 4,120 | -9.08% |
| 2024-11-06 | EDINET | 大量保有 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 大量保有 8.1% | — | — |
| 2024-07-29 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 6.81% | — | — |