Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

SMK株式会社 (6798)

SMKは電気通信・電子機器向け部品を国内外で製造販売する電子部品メーカー。主力はコネクタ、ジャック、リモコン、スイッチ、カメラモジュール、無線モジュール。米国・中国・東南アジアなどに開発・生産・販売拠点を持ち、ワンストップソリューションと自動化・DXを活用したものづくりを推進。中計では構造改革で不採算縮小と高採算分野への集中を進める。[本社]東京都品川区 [創業]1925年 [上場]1962年

1. 事業概要

SMKは、電気通信及び電子機器等用部品の国内外での製造・販売を主力とする企業グループ。事業はCS事業部、SCI事業部、イノベーションセンター、その他で構成する。CS事業部は同軸、基板対基板、FPCの各種コネクタやジャックを展開。SCI事業部はリモコン、スイッチ、カメラモジュールを展開。イノベーションセンターは無線モジュールの製造販売と新規ビジネス開発を担う。その他では不動産賃貸事業、労働者派遣事業を行う。グループは子会社23社、関連会社1社で構成し、米国、中国、マレーシア、フィリピンなどに製造・販売拠点を配置する。研究開発体制は国内3拠点に加え、米国・メキシコ・中国・シンガポールへ展開し、本社をセンター機能として各拠点が双方向に連携する体制を敷く。各地域では営業・設計・生産の一貫体制によるワンストップソリューションを推進する。

2. 競争優位性

競争優位の源泉は、コネクタ、スイッチ、無線・センシング関連での継続的な開発投資と、グローバル拠点を活用した設計・生産一体運営に置く。研究開発では、PCIe-Gen5を満足する0.35mmピッチ・勘合高さ0.6mmのフルシールドB2Bコネクタ、1軸+2電源対応の複合コネクタ、USB3.2Gen2対応24Pinロック付きコネクタ、業界最小クラスの丸形2P~8P防水コネクタ、定格100A対応を見据えたアクティブフローティングソケットなどを開発する。SCIでは従来品比で幅方向29%小型化、強度3倍以上のMicro1domeスイッチ、自立給電型コイン電池モジュール「Harvest Loop」、風車ボルト緩み検知向け「SyncBolt®」を展開する。イノベーションセンターでは独自フェライト卷線構造のNFCアンテナ、電波センシング、Sub-GHz帯通信モジュールを活用した製品・システム開発を進める。生産面では自社内で自動化・省力化設備を開発・製作し、3Dプリンター、AI画像検査、稼働データ収集による予兆保全を導入する。全社自動化率向上、画像検査精度の大幅改善、設備開発リードタイム短縮など、製造ノウハウの蓄積が参入障壁として機能する可能性を示す。市場シェアの具体値や特許件数は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

電子部品業界は国内外に大手から中小まで多数の同業者が存在する極めて競争的な市場に属する。価格競争圧力が強く、継続的なコストダウンと差異化商品の投入が収益確保の前提となる。需要面では、生成AI普及に伴うPCやタブレットの情報量増大、ADAS進展による車載カメラ搭載の標準化、モバイル端末普及に伴う車内USB需要、E-Bike市場拡大、スマートホーム、睡眠関連デバイス、物流・小売のデジタル化などが開発テーマとして示される。一方、取引先の在庫調整長期化、各国の法令・規制変更、関税政策、自国第一主義、中国経済の不透明感、欧州政治不安定化など外部環境の不確実性も大きい。環境面ではカーボンニュートラルや環境規制強化への対応が求められる。

4. 成長戦略

同社は2035年長期ビジョン「あらゆるニーズを実現する“ものづくり力”で、次の100年に貢献する」を掲げ、その最初のマイルストーンとして2025年3月期~2027年3月期の中期経営計画「SMK Next100」を策定する。この期間を持続的成長に向けた構造改革を加速させる期間と位置づけ、売上・利益の成長軌道への回帰に向けた資源投下、コスト構造改革、製販一体運営などの経営基盤強化を進める。さらに2025年3月25日公表の「構造改革プログラム」により、不採算製品の撤退・縮小、採算性や効率性の高い分野へのリソース集中、人員数と人材ポートフォリオの最適化、管理部門の規模適正化を推進する。開発面ではフロントローディング型製品開発、3D CAD更新、3Dプリンター活用、各種シミュレーション高度化、AI活用を進める。生産面では固定費削減、最適地生産体制レビュー、スカラロボット、6軸ロボット、無人搬送車によるスマート工場化を推進する。中計最終年度の目標として、売上高600億円、営業利益率3.5%、ROE5.0%を掲げる。事業提携・資本提携・企業買収の推進方針も示すが、具体案件は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主要リスクは第1に競合及び価格動向。電子部品業界は競争が激しく、競合他社がより高い独自技術で市場シェアを奪う可能性を抱える。第2に海外展開と為替。海外売上高比率が約7割で、主に米ドル建て取引を行うため、円高は利益圧迫要因となる。第3に調達・災害・情報セキュリティ。原材料や部材の調達難、仕入価格上昇、大規模災害、情報漏洩は生産や事業活動に影響を及ぼす可能性を持つ。加えて環境規制強化やカーボンニュートラル対応コストも負担要因となる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、企業理念、企業行動憲章、社員行動規範を整備し、2024年4月に社員行動規範を改定する。CSR・コンプライアンスの徹底を教育活動を含めてグループ全体で推進する。内部統制報告制度については2009年6月から財務報告に係る内部統制の有効性を内部統制報告書で開示する。東京証券取引所のコーポレート・ガバナンスに関する報告書でコーポレート・ガバナンス・コードへの対応を開示し、健全で効率的な経営を実現する重要な仕組みとして充実・強化を図る。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W1LQ | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
21.6B 0.7倍 0.0% 2,998.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 48.1B 46.5B 54.8B
営業利益 -220M -1.2B 1.1B
純利益 -1.9B -489M 1.3B
EPS -297.4 -75.0 209.1
BPS 4,612.0 5,070.1 4,932.9

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社0.10%
SMK協力業者持株会0.08%
公益財団法人昭和池田記念財団0.06%
大日本印刷株式会社0.05%
日本生命保険相互会社0.05%
SMK社員持株会0.04%
株式会社みずほ銀行0.03%
株式会社日本カストディ銀行0.02%
池田 彰孝0.02%
明治安田生命保険相互会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-06fundnote株式会社 5.26%+1.26%
2024-03-25株式会社みずほ銀行 0.02%N/A
2023-07-07SMK協力業者持株会 理事長 金森 米男 7.03%+1.01%
2023-01-11株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2022-12-19株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.68%(1.33%)
2022-03-04SMK協力業者持株会 理事長 金森 米男 6.02%+1.01%
2021-10-04株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.01%(1.63%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-06EDINET大量保有fundnote株式会社大量保有 5.26%2,854+4.73%
2026-01-27TDNet決算SMK2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,840-1.87%
2026-01-27TDNetその他SMK営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ2,840-1.87%
2026-01-27TDNetIRSMK2026年3月期 第3四半期 決算説明資料2,840-1.87%
2025-10-28TDNet決算SMK2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,265-1.24%
2025-10-28TDNetその他SMK第2四半期(中間期)業績予想と実績値との差異に関するお知らせ2,265-1.24%
2025-10-28TDNetIRSMK2026年3月期 第2四半期 決算説明資料2,265-1.24%
2025-07-29TDNet決算SMK2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,250-2.40%
2025-07-29TDNetその他SMK営業外費用(為替差損)の計上に関するお知らせ2,250-2.40%
2025-07-29TDNetIRSMK2026年3月期第1四半期 決算説明資料2,250-2.40%
2024-03-25EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2023-07-07EDINET大量保有SMK協力業者持株会 理事長 金森 米男大量保有 7.03%
2023-01-11EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%
2022-12-19EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 4.68%
2022-03-04EDINET大量保有SMK協力業者持株会 理事長 金森 米男大量保有 6.02%
2021-10-04EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 6.01%