株式会社識学は、ヒトの意識構造を分析し、行動を阻害する誤解や錯覚の発生原因を研究した独自理論「識学」を基盤に、組織の生産性向上を支援する。セグメントは組織コンサルティング事業、スポーツエンタテインメント事業、VCファンド事業、ハンズオン支援ファンド事業の4つで構成するが、主要事業は組織コンサルティング事業となる。中核サービスは、経営者向けのマンツーマントレーニング「マスタートレーニング」、管理職や新入社員向けの集合研修、動画と集合型トレーニングを組み合わせた「浸透パック」、結果にフォーカスした「評価制度構築」で構成する。加えて、継続運用を支えるプラットフォームサービスとして、「識学 基本サービス」「識学クラウド」「識学基本サービスライト(旧識学会員)」を提供する。識学クラウドでは、組織診断、動画復習、評価制度運用支援、日常業務支援の各機能を備え、導入後の定着と実践を支援する。
競争優位の中核は、当社が独自開発した理論「識学」と、それを日常の組織運営に適用可能なプログラムへ落とし込む開発力にある。識学はヒトが行動する際の意識構造を研究対象とするため汎用性が高く、成長企業を中心に、プロスポーツチーム、大学の部活、歯科医院、整骨院、小規模事業者から大企業まで、大幅な内容調整なく展開可能と記載する。この汎用性は、顧客獲得効率と横展開力の源泉となる。収益面では、経営者向けマスタートレーニングを入口に、幹部層、管理者層、新入社員向けへと提供範囲を広げる深耕型モデルを採用し、複数回のサービス提供によるリピート獲得につなげる。さらに、評価制度構築による定着・仕組化、識学 基本サービスや識学クラウドによる継続接点の確保により、中長期の取引関係構築と収益貢献を図る。講師育成でも、講師認定まで平均107日程度の実績を持ち、マニュアル、FAQ、動画確認、OJT、ロールプレイングを通じた仕組み化を進める。認定後も月1回の品質確認テストを課し、サービス品質の維持・向上を図る点も参入障壁の一部となる。加えて、「識学」を商標登録し、知的財産として保護・管理する方針を示す。
当社の主要顧客は企業の経営・管理者層となる。企業向け人材育成・組織開発市場に属し、景気動向や経済情勢により研修予算が削減されるリスクを抱える。一方で、当社は「識学」という独自マーケットの確立を中長期ビジョンに掲げ、「識学」の考えに基づく働き方をスタンダード化し、日本の働き方の変革を目指す方針を示す。競争環境では、研修会社、コンサルティング会社、シンクタンク系研修会社など多数の参入企業が存在し、競争激化を認識する。その中で、識学を用いたコンテンツ、ノウハウ、サービス開発力の優位維持が重要課題となる。規制面で強い参入障壁に関する記載は提示テキスト内では確認できない。
成長戦略の中心は、組織コンサルティング事業における旗艦サービス「プラットフォームサービス」の拡大による収益基盤の強化に置く。人の稼働に依存しやすいマネジメントコンサルティングサービスに加え、識学クラウド等のプラットフォームサービスを新たな中核事業へ育成し、安定基盤の構築を目指す方針を明示する。個別戦略として、既存サービス・新サービスの追加によるハード面の強化、コンサルタント数を増やさず1人当たり売上の増加を図るソフト面の強化を掲げる。経営指標としては、講師一人当たり売上高と講師数を重視する。営業面では、顧客紹介の代理店拡大、パートナー制度の活用、M&Aや事業承継分野にネットワークを持つ法人との連携検討を通じ、販売経路や機会の多様化を進める。パートナー制度では、提携先企業の役職員が識学講師となり、最終的に単独で識学サービスを提供する形を想定し、自社単独では開拓しにくいエリアや業界への浸透を狙う。加えて、学生や社会人のスポーツチーム、学校の教育コミュニティ、家庭などへの活用も認知度向上策として位置付ける。VCファンド事業では識学1号ファンド、識学2号ファンド、新進気鋭ファンドを通じた投資先の選定、投資実行、IPO支援を進め、ハンズオン支援ファンド事業では講師派遣による投資先の体制改善を図る。
主なリスクは3点挙げられる。第1に、景気悪化等による顧客の人材育成ニーズ減退と研修予算削減のリスクを抱える。第2に、競合激化の中で、識学コンテンツ、ノウハウ、サービス開発力の優位性を維持できない場合の競争力低下リスクを抱える。第3に、講師の品質確保と人材育成が事業成否を左右し、必要なスキルや経験を持つ講師を確保できない場合、サービス提供に重大な支障が生じる可能性を持つ。加えて、プラットフォームサービスが想定通り育たないリスク、情報セキュリティや個人情報管理のリスクも記載する。
ガバナンス面では、事業拡大に対応した経営管理体制の充実・強化を課題として認識し、コーポレート・ガバナンスへの積極的取組み、内部統制システムの適切な運用、法令遵守の徹底を進める方針を示す。小規模組織であることから、業容拡大に管理体制整備が追いつかないリスクも自認する。人材面では、役割と権限の明確化、成果が報酬に反映される評価制度を整備し、内発的動機と外発的動機の一致を図る運営を行う。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 7.1B | 15.5倍 | 2.6倍 | — | 775.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5.4B | 4.8B | 4.5B |
| 営業利益 | 331M | -113M | -57M |
| 純利益 | 427M | -98M | -252M |
| EPS | 50.1 | -11.1 | -31.2 |
| BPS | 292.6 | 254.6 | 266.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 安 藤 広 大 | 0.27% |
| 株式会社ARS | 0.13% |
| 福冨 謙二 | 0.13% |
| 株式会社ティーケーピ- | 0.10% |
| 楽天証券株式会社 | 0.03% |
| 梶山 啓介 | 0.02% |
| 識学従業員持株会 | 0.01% |
| 株式会社五十畑 | 0.01% |
| JPLLC-CL JPY | 0.01% |
| 株式会社カーセブンデジフィールド | 0.00% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-10 | 安藤 広大 | 34.62% | -- |
| 2026-03-10 | 株式会社ARS | 1.00% | (33.62%) |
| 2026-03-02 | 安藤 広大 | 34.62% | -- |
| 2026-03-02 | 株式会社ARS | 34.62% | -- |
| 2025-08-22 | 株式会社ARS | 12.26% | -- |
| 2025-08-22 | 株式会社ARS | 34.62% | (1.81%) |
| 2025-08-21 | 安藤 広大 | 34.62% | (1.81%) |
| 2025-08-21 | 株式会社ARS | 34.62% | (1.81%) |
| 2025-08-21 | 福冨謙二 | 9.52% | (2.19%) |
| 2025-07-18 | 福冨謙二 | 11.71% | (1.59%) |
| 2025-06-05 | 株式会社ARS | 36.43% | (1.52%) |
| 2025-05-30 | 安藤 広大 | 36.43% | (1.52%) |
| 2025-05-28 | 株式会社識学 | 36.35% | (1.60%) |
| 2025-05-28 | 安藤 広大 | 36.42% | (1.53%) |
| 2025-04-18 | 株式会社識学 | 36.35% | (1.60%) |
| 2024-10-08 | 安藤 広大 | 37.95% | (3.93%) |
| 2024-10-08 | 株式会社ARS | 37.95% | -- |
| 2024-10-07 | 安藤 広大 | 37.95% | -- |
| 2024-10-07 | 株式会社ARS | 37.95% | -- |
| 2024-07-12 | 株式会社ティーケーピー | 9.42% | N/A |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-10 | EDINET | 大量保有 | 安藤 広大 | 大量保有 34.62% | 801 | -0.50% |
| 2026-03-10 | EDINET | 大量保有 | 株式会社ARS | 大量保有 1.0% | 801 | -0.50% |
| 2026-03-05 | TDNet | その他 | G-識学 | 2026年2月期プラットフォームサービス月次売上高(2月度)のお知らせ | 800 | +0.12% |
| 2026-03-02 | EDINET | 大量保有 | 安藤 広大 | 大量保有 34.62% | 820 | -4.27% |
| 2026-03-02 | EDINET | 大量保有 | 株式会社ARS | 大量保有 34.62% | 820 | -4.27% |
| 2026-01-08 | TDNet | その他 | G-識学 | 2026年2月期プラットフォームサービス月次売上高(12月度)のお知らせ | 993 | +0.00% |
| 2025-12-04 | TDNet | その他 | G-識学 | 2026年2月期プラットフォームサービス月次売上高(11月度)のお知らせ | 861 | +0.46% |
| 2025-10-10 | TDNet | 決算 | G-識学 | 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 841 | -1.31% |
| 2025-10-10 | TDNet | IR | G-識学 | 2026年2月期第2四半期決算説明資料 | 841 | -1.31% |
| 2025-10-10 | TDNet | 特損・減損 | G-識学 | 特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ | 841 | -1.31% |
| 2025-10-06 | TDNet | その他 | G-識学 | 2026年2月期プラットフォームサービス月次売上高(9月度)のお知らせ | 830 | -0.72% |
| 2025-09-04 | TDNet | その他 | G-識学 | 2026年2月期プラットフォームサービス月次売上高(8月度)のお知らせ | 851 | +0.82% |
| 2025-08-22 | EDINET | 大量保有 | 株式会社ARS | 大量保有 12.26% | 904 | +1.22% |
| 2025-08-22 | EDINET | 大量保有 | 株式会社ARS | 大量保有 34.62% | 904 | +1.22% |
| 2025-08-21 | EDINET | 大量保有 | 安藤 広大 | 大量保有 34.62% | 895 | +1.01% |
| 2025-08-21 | EDINET | 大量保有 | 株式会社ARS | 大量保有 34.62% | 895 | +1.01% |
| 2025-08-21 | EDINET | 大量保有 | 福冨謙二 | 大量保有 9.52% | 895 | +1.01% |
| 2025-07-18 | EDINET | 大量保有 | 福冨謙二 | 大量保有 11.71% | 838 | +1.91% |
| 2025-07-11 | TDNet | その他 | G-識学 | 持分法適用関連会社(新生識学ファンド)における営業投資有価証券の売却に関するお知らせ | 846 | -2.60% |
| 2025-07-11 | TDNet | 業績修正 | G-識学 | 2026年2月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ | 846 | -2.60% |