Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社スポーツフィールド (7080)

スポーツ人財採用支援を主力とし、新卒向けイベント、人財紹介、既卒向け人財紹介を展開する。主力ブランドは「スポナビ」「スポナビキャリア」。大学や部室まで足を運ぶOne to Oneの丁寧な支援、社員が求職者対応と企業担当を兼ねる体制、複数回面談による精度の高いマッチングが差別化要因となる。全国に常駐12拠点、サテライト7拠点を展開し、47都道府県提供を志向する。[本社]東京都新宿区 [創業]2010年 [上場]2019年

1. 事業概要

株式会社スポーツフィールドは、当社と連結子会社1社で構成し、主としてスポーツ人財採用支援事業を展開する。事業セグメントは単一で、新卒者向けと既卒者向けに区分する。新卒者向けでは、就職フェア型のイベント事業と人財紹介事業を運営し、既卒者向けでは人財紹介事業を展開する。主要ブランドは現役体育会学生専門の「スポナビ」、既卒者向けの「スポナビキャリア」で、このほか広義のスポーツ人財向け「スポチャレ」、現役アスリートのキャリア形成支援を行う「スポナビアスリート」、スポーツ関連企業向け就職・転職支援の「スポジョバ」、若手ハイキャリア志向のスポーツ人財向け「スポティブ」を展開する。子会社では営業支援事業、採用アウトソーシング事業も手掛ける。提供エリアは2024年12月末時点で常駐オフィス12拠点、サテライトオフィス7拠点に及ぶ。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、スポーツ人財に特化したポジショニングと、人財一人ひとりへのきめ細かな対応にある。会社は自社の特長として、A)スポーツ人財に特化していること、B)人財一人ひとりへのきめ細やかな対応による信頼関係、の2点を明示する。大学や部室まで何度も足を運ぶアナログかつ丁寧な支援、複数回面談、キャリアセミナーや就職勉強会「スポ勉」の提供を通じ、求職者との深い関係を構築する点が差別化要因となる。さらに、基本的に一人の社員が就職アドバイザーと人事コンサルタントを兼ね、特定業界に絞らず幅広い企業を担当する体制を採るため、求職者の選択肢を狭めず多角的な提案が可能となる。既卒者向けでは、原則相対面談を前提に紹介人財の質を担保し、紹介をもって1次選考を省略する企業も数多く存在すると記載する。これは企業側の採用工程の一部を代替する付加価値にあり、信頼関係に基づくスイッチングコストの一端とみられる。加えて、全国19拠点の展開は大学・部活動との接点拡大に資する。

3. 市場環境

人材サービス業界では、2024年平均の有効求人倍率が1.25倍と高水準にあり、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復の動きが続く。新卒採用市場では、就職活動と採用活動の早期化、通年化、オンライン化が継続し、学生・企業双方の多様なニーズに応じたサービス提供が求められる。少子高齢化による新卒人口の縮小を見据えた若手採用意欲の回復も追い風となる。中途採用市場では、転職の一般化と働き方の多様化により雇用流動化が加速する見通しを示す。スポーツ界では、国内外の競技大会や各種イベントを通じてスポーツの価値と関心が高まり、スポーツ関連市場を成長分野と位置付ける。一方で、競合環境の具体的な社名や市場シェア数値は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

成長戦略は、既存事業の持続的成長に加え、スポーツに関わる新規事業の拡大を通じて「スポーツ人財会社」から「日本を代表するスポーツカンパニー」への飛躍を図る点に置く。2025年3月に更新した中期経営計画は2025年12月期から2027年12月期を対象とする。主要事業の強化では、スポーツ人財採用支援事業で圧倒的なNo.1を目指し、オフィス出店エリア拡大により47都道府県でのサービス提供を志向する。オンライン・オフライン双方の広報広告への人的・金銭的リソース投下、営業人員の増強、拠点拡充、未開拓エリアでのサテライトオフィス運営を進める。既卒者向けではインターネット広告、SNS広告に加え、「スポジョバ」「スポナビアスリート」など新たな登録ルート拡大を図る。事業領域拡大では、2020年9月開始の「スポチャレ」、2022年9月開始の「スポティブ」、2020年5月事業譲受の「スポジョバ」により既存事業とのシナジーを高める。デュアルキャリア事業では契約スポーツチーム数と支援アスリート数の増加を通じて売上拡大を狙う。加えて、営業管理システムの機能拡充やICT開発本部の強化により、データ管理・分析力向上と業務効率化を進める。

5. リスク

主要リスクは、第一にスポーツ人財の母集団減少。出生率低下や大学部員数減少により登録人財数が計画未達となる場合、事業継続と拡大に影響する。第二に景気変動。事業は企業の採用計画に大きく左右され、採用意欲の著しい低下は業績に影響する。第三に情報管理。求人企業情報や人財情報を多数保有するため、情報漏洩や消失が発生した場合、信用失墜や事業継続への影響が生じ得る。加えて、感染症流行時には主催イベントの中止、延期、規模縮小の可能性がある。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、事業継続・拡大の基礎として経営管理体制とコーポレート・ガバナンスの強化を課題に掲げる。具体策として、コンプライアンス審査会を設置し、新サービス・新事業開発に伴う法令面と倫理面のチェック体制を強化する。経営管理本部の人員増強、各種規程の整備、全役員・従業員向け研修と周知徹底も進める。情報管理では、情報管理規程、情報セキュリティ規程、個人情報保護管理規程の制定運用、定期的な社内教育、ICT開発本部を中心としたセキュリティシステム整備を実施する。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VHPQ | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.0B 6.9倍 3.3倍 2.9% 800.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 1.8B 6.5B 4.8B
営業利益 583M 1.3B 1.1B
純利益 379M 845M 787M
EPS 51.8 115.7 107.8
BPS

大株主

株主名持株比率
篠﨑 克志0.22%
伊地知 和義0.11%
加地 正0.11%
森本 翔太0.11%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
スポーツフィールド従業員持株会0.02%
佐々木 嶺一0.02%
石村 藤夫0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042 (常任代理人:株式会社みずほ銀行)0.01%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040  (常任代理人:株式会社みずほ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-07-29篠﨑 克志 21.3
2025-07-28篠﨑 克志 21.29
2024-08-05森本 翔太 10.71
2024-07-29伊地知 和義 10.71
2024-07-29森本 翔太 10.71
2024-07-29加地 正 10.71
2024-07-29篠﨑 克志 21.52
2024-07-22SMBC日興証券株式会社 5.23
2024-05-09SMBC日興証券株式会社 6.45
2024-02-22三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.85

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-18TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項 中期経営計画 2025年~2027年(上方修正)
2026-03-18TDNet中期経営計画の上方修正に関するお知らせ
2026-02-19TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2026-02-19TDNetdividend: 剰余金の配当に関するお知らせ
2026-02-13TDNet2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-13TDNet2025年12月期 通期決算説明資料
2026-02-13TDNetearnings: 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-11TDNetearnings: 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-11TDNetdividend: 通期連結業績予想の上方修正並びに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2025-11-11TDNet2025年12月期 第3四半期決算説明資料
2025-11-11TDNet2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-11TDNet通期連結業績予想の上方修正並びに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2025-09-19TDNet株式会社リンドスポーツの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
2025-08-08TDNet通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2025-08-08TDNet2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-08TDNet2025年12月期 第2四半期決算説明資料
2025-08-08TDNetdividend: 通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2025-08-08TDNetearnings: 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-29TDNetHolding change by 篠﨑 克志
2025-07-28TDNetHolding change by 篠﨑 克志