三菱ロジスネクストは、フォークリフトを中心とした物流機器及び保守部品の製造、販売、保守サービスを主力事業とする。事業領域は国内事業と海外事業にまたがり、当社及び子会社60社、関連会社9社でグループを構成する。親会社は三菱重工業となる。企業理念として、世界のあらゆる物流シーンで顧客にソリューションを提供し続け、未来創りに貢献する方針を掲げる。製品面では、フォークリフトのバッテリー車「ALESIS」「PLATTER」、エンジン車「ERSIS」、無人フォークリフトであるAGF、無人搬送車「Automated Compact Truck(ACT)」、自動倉庫・搬送関連の物流システムを展開する。加えて、コンテナターミナル向けゲートシステムや、三菱重工の「ΣSynX」を活用した自動ピッキングソリューションなど、物流現場の自動化・知能化に関わる提案を進める。収益構造の詳細な内訳は提示テキスト内では確認できないが、保守部品及び保守サービスを事業内容に含む点は、機器販売後の継続的な顧客接点を支える要素となる。
競争優位の源泉として、長年の製品開発蓄積、グローバル開発拠点との連携、販売・サービス網を通じた顧客接点、及び安全・自動化・脱炭素に対応する製品群の広がりが挙がる。沿革上、1958年に日本初のリーチ式バッテリーフォークリフトを生産開始し、1970年に無人搬送車の生産を開始しており、電動化と自動化の分野で長い技術蓄積を有する。研究開発では、AIカメラと回生ブレーキ制御を組み合わせたAI人検知システムを販売開始し、半天球カメラによる360°監視とAI映像解析で人を検知し、減速・停車・発進抑制まで連動させる。物流システム分野では、AGFによるトラック荷積み自動化システムを実運用化し、5G活用のハンディ端末を用いる新コンテナターミナルゲートも納入する。欧州開発のACTは2024年にレッドドット・デザイン賞を受賞し、翌2025年にはARTのショートフレーム仕様も同賞を受賞する。さらに、営業担当者でも複雑な提案を自動シミュレーションできる「Easy Layout Tool」を開発し、提案力の標準化と最適化を進める。市場シェアの数値や特許件数は提示テキスト内では確認できないが、製品群の多層化と保守サービスの併営は、顧客の切替コストを高める方向に作用する。
物流及び物流機器市場は大きな変化の局面にある。会社は、世界的な気候変動対応としての脱炭素社会への移行、物流現場における労働人口の減少、労働環境改善要請を主要な外部環境として認識する。これに対し、物流機器の電気化、自動化・自律化製品の投入を通じた対応を進める。また、物流現場の自動化・自律化が進展する中で、有人・無人の物流機器の連携、人と機械の協調を重視した物流を「つなぐ」ニーズの台頭を想定する。競争環境では、中国製品の輸出拡大による競争力低下や、ローカルメーカー台頭が中国市場で進む点を重大リスクとして認識する。各国法規制への認証適合も販売機会に直結するため、規制対応力は参入障壁の一部となる。加えて、物流2024年問題への対応需要は、自動荷積みや倉庫DX関連ソリューションの追い風となる。
2024年3月に中期経営計画「Logisnext Transform 2026」を策定し、3つの基本戦略を掲げる。第1は産業車両領域での成長で、脱炭素社会に向けた新製品投入、高付加価値製品の拡充、新市場展開加速を進める。具体策として、リチウムイオンバッテリー搭載仕様モデルをバッテリー車ラインナップに追加し、長時間稼働現場への適用拡大を狙う。さらに、コスト競争力を重視したローエンドのバッテリー車を開発し、2025年5月に中国市場向け投入を進める。第2は物流ソリューション事業の飛躍で、AGV・AGFを核とした自動化・自律化商品の投入、人機協調を支えるシステム開発、顧客接点を活かした課題解決力強化を進める。Gaussyとの資本提携、鴻池運輸との無人フォークリフト活用の荷積み自動化実運用開始はその具体例となる。第3は企業体質改善と事業構造改革で、欧州の3工場体制を2工場体制へ再編し、中国販売子会社持分を売却し、羽生工場の操業停止とUDトラックスへの貸与を実施する。国内では本社営業機能と直系販売会社の一体化による再構築も進める。2026年度財務目標として、売上高7,000億円、のれん等償却前営業利益560億円、同利益率8.0%、自己資本比率30%以上、ROE20%以上を掲げる。長期経営ビジョン2035では、売上高1兆円、ソリューション事業売上高2,000億円、バッテリー車比率90%以上を目標とする。
主要リスクは3点が重要となる。第1に市場環境変化で、世界的景気低迷による受注減、中国製品の輸出拡大による競争力低下、廉価版製品導入に伴う品質低下とブランド価値毀損の可能性を認識する。第2に品質・認証リスクで、各国法規制対応の不備や遅延による販売機会損失、品質不具合やリコールによる信頼性失墜、訴訟や損害賠償発生の可能性を抱える。第3に供給網・ITリスクで、主要原材料値上げ、物流網混乱、サイバー攻撃や大規模システム障害による事業中断の可能性を認識する。
リスク管理面では、リスク管理委員会を最高機関として設置し、グループ全体のリスク情報を統括・集約し統一管理する体制を構築する。半期ごとに各部門・グループ会社でリスクを洗い出し、リスクオーナーが分析・評価を実施し、重大リスクは全社的な対応方針とアクションプランを策定する。結果は半期ごとに取締役会へ報告し、取締役会が監督する。人的基盤では、連結従業員数11,161名を擁し、提出会社の男性育児休業取得率63.2%を開示する。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。[本社]京都府長岡京市 [創業]1937年 [上場]1961年
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 162.9B | 18.8倍 | 1.3倍 | 0.0% | 1,526.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 665.6B | 701.8B | 615.4B |
| 営業利益 | 20.8B | 42.6B | 14.7B |
| 純利益 | 8.7B | 27.5B | 6.9B |
| EPS | 81.3 | 258.1 | 64.8 |
| BPS | 1,160.0 | 1,094.5 | 707.2 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 三菱重工業㈱ | 0.65% |
| ㈱GSユアサ | 0.04% |
| MSIP CLIENT SECURITIES     (常任代理人) モルガン・スタンレーMUFG証券㈱   | 0.04% |
| 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 0.03% |
| ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 0.02% |
| 日本マスタートラスト信託銀行㈱(退職給付信託口・㈱島津製作所口) | 0.01% |
| ㈱三菱UFJ銀行 | 0.01% |
| JPモルガン証券㈱ | 0.01% |
| BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)   (常任代理人) ㈱三菱UFJ銀行 | 0.01% |
| 野村證券㈱ | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-06 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 | 1.00% | (5.85%) |
| 2026-02-26 | 三菱重工業株式会社 | 81.28% | +16.78% |
| 2026-02-26 | LVJホールディングス2株式会社 | 81.28% | -- |
| 2026-02-24 | LVJホールディングス2合同会社 | 81.28% | +16.78% |
| 2026-02-24 | LVJホールディングス2株式会社 | 81.28% | -- |
| 2025-12-01 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 | 6.85% | +1.28% |
| 2025-10-07 | 三菱重工業株式会社 | 64.50% | (0.17%) |
| 2025-07-07 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 | 5.57% | +1.57% |
| 2022-02-21 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.48% | (5.29%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-11 | TDNet | その他 | 三菱ロジスネクスト | 自己株式の消却に関するお知らせ | 1,527 | -0.13% |
| 2026-03-11 | TDNet | その他 | 三菱ロジスネクスト | 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ | 1,527 | -0.13% |
| 2026-03-06 | EDINET | 大量保有 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式 | 大量保有 1.0% | 1,526 | -0.07% |
| 2026-02-26 | EDINET | 大量保有 | 三菱重工業株式会社 | 大量保有 81.28% | 1,533 | -0.39% |
| 2026-02-26 | EDINET | 大量保有 | LVJホールディングス2株式会社 | 大量保有 81.28% | 1,533 | -0.39% |
| 2026-02-24 | EDINET | 大量保有 | LVJホールディングス2合同会社 | 大量保有 81.28% | 1,536 | +0.39% |
| 2026-02-24 | EDINET | 大量保有 | LVJホールディングス2株式会社 | 大量保有 81.28% | 1,536 | +0.39% |
| 2026-02-19 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJ ホールディングス2合同会社による当社株券等に対する公開買付けの結果及び主要株主の異動に関する | 1,540 | -0.58% |
| 2026-02-18 | TDNet | 人事 | 三菱ロジスネクスト | 機構改革および役員人事に関するお知らせ | 1,563 | -1.47% |
| 2026-02-12 | TDNet | 株主総会 | 三菱ロジスネクスト | 臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ | 1,546 | +0.19% |
| 2026-02-04 | TDNet | 決算 | 三菱ロジスネクスト | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,546 | -0.19% |
| 2026-01-20 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJホールディングス2合同会社による当社株券等に対する公開買付けの開始に関する意見表明のお知らせ | 1,547 | -0.45% |
| 2026-01-20 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJホールディングス2合同会社による三菱ロジスネクスト株式会社(証券コード:7105)に対する公開 | 1,547 | -0.45% |
| 2025-12-25 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | (開示事項の経過)LVJホールディングス2合同会社による当社株式(証券コード:7105)に対する 公 | 1,538 | +0.00% |
| 2025-12-25 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJホールディングス2合同会社による三菱ロジスネクスト株式会社(証券コード:7105)に対する 公 | 1,538 | +0.00% |
| 2025-12-01 | EDINET | 大量保有 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式 | 大量保有 6.85% | 1,539 | -0.06% |
| 2025-10-07 | EDINET | 大量保有 | 三菱重工業株式会社 | 大量保有 64.5% | 1,568 | -1.34% |
| 2025-09-30 | TDNet | 業績修正 | 三菱ロジスネクスト | 2026年3月期配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ | 1,815 | -14.33% |
| 2025-09-30 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJホールディングス2合同会社による三菱ロジスネクスト株式会社(証券コード:7105)に対する公開 | 1,815 | -14.33% |
| 2025-09-30 | TDNet | M&A | 三菱ロジスネクスト | LVJホールディングス2合同会社による当社株券等に対する公開買付けの開始予定に関する意見表明のお知ら | 1,815 | -14.33% |