Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社クラシコム (7110)

クラシコムは「フィットする暮らし、つくろう」をミッションに、ライフカルチャープラットフォーム事業を展開。主力はD2Cサイト「北欧、暮らしの道具店」でのオリジナル商品販売です。WEB記事や動画など多様なコンテンツで独自のライフカルチャーを醸成し、ユーザーとの強いエンゲージメントとブランド力を構築。これにより低コストでの顧客獲得・リテンションと長期LTVを実現する競争優位性を持つ企業です。 [本社]東京都国立市 [創業]2006年 [上場]2022年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社クラシコムは「フィットする暮らし、つくろう」をミッションに掲げ、ライフカルチャープラットフォーム事業を展開しています。事業は「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」の2セグメントで構成されます。

「北欧、暮らしの道具店」セグメントは、D2Cドメインとブランドソリューションドメインを有します。D2Cドメインは、暮らしにフィットする商品を自社サイトを通じて直接販売する主力事業で、アパレル、キッチン、インテリア雑貨が主力です。自社企画のオリジナル商品が売上高の約55%を占め、高い収益性を実現しています。ブランドソリューションドメインは、「北欧、暮らしの道具店」のブランド力、顧客基盤、コンテンツ企画制作能力を活用し、クライアント企業のブランディング課題に対するマーケティング・ソリューションを提供します。

当社の最大の競争優位性(Moat)は、コンテンツパブリッシャーとしての活動によって生み出される「カルチャーアセット」と、それによって構築されるユーザーとの「エンゲージメント」です。WEB記事、オリジナルドラマ、ドキュメンタリー、ラジオ、SNS運営など、多様なコンテンツを継続的に制作・発信し、独自のライフカルチャーを醸成しています。この活動がユーザーの長期にわたるロイヤルティを醸成する強力な無形資産となり、ブランド力やデータとして蓄積されます。

このカルチャーアセットと、SNS、アプリ、WEBサイト、メールマガジンといった多様なエンゲージメントチャネルを通じてユーザーとダイレクトにつながることで、低い顧客創造・リテンションコストを実現しています。コンテンツ視聴という多様な訪問動機を提供することで、長期に伸長するLTV(顧客生涯価値)を構築し、ユーザーのエンゲージメントがD2Cドメインの収益に直結するビジネスモデルを確立しています。これらの要素が、新規参入者にとって模倣困難な高い参入障壁を形成しています。

2. 沿革ハイライト

クラシコムは2006年9月に設立され、2007年9月に自社ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を開設しました。

- 2011年11月:楽天市場のECモール店を閉店し、自社ECサイトへ開発資源投入を集中。

- 2015年7月:ブランドソリューションドメインを開始。

- 2017年3月:オリジナルブランド「KURASHI&Trips PUBLISHING」のアパレル・雑貨販売を本格化。

- 2019年11月/2020年4月:アプリをリリースし、エンゲージメントチャネルを強化。

- 2022年8月:東京証券取引所グロース市場に株式を上場。

- 2023年8月:アパレルブランド「foufou」事業を子会社化。

3. 収益・成長

当社の収益はD2Cドメインが大部分を占めますが、コンテンツパブリッシャーとしての活動がユーザーエンゲージメントを高め、購買とリテンションを促すことで持続的な成長を実現しています。国内BtoC-EC市場は成長が期待されており、当社は市場平均を超える売上高成長率を継続しています。

成長ドライバーとして、D2Cドメインでは商品カテゴリの拡充(「カテゴリの花束戦略」)、オリジナル商品開発、コラボレーション、限定品企画に注力。ブランドソリューションドメインでは、新規サービスや高単価メニュー開発により案件単価とプレゼンスの向上を図ります。カルチャーアセット(コンテンツ、デザイン)への継続的な投資と、エンゲージメントチャネル(特にアプリ)拡大のための広告投資も中長期的な成長を支えます。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100WWW2 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
14.9B 15.5倍 2.8倍 2.4% 2,027.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 10.2B 8.5B 7.0B
営業利益 1.5B 1.1B 1.1B
純利益 964M 716M 786M
EPS 130.8 97.2 106.6
BPS 721.5 641.3

大株主

株主名持株比率
青木 耕平0.55%
佐藤 友子0.12%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.07%
GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.04%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.03%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)0.02%
深井 大0.01%
上田八木短資株式会社0.01%
清板 大亮0.01%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-11-28青木 耕平 54.91
2025-07-28佐藤 友子 12.01
2025-07-28青木 耕平 54.91
2025-04-11株式会社ヴァレックス・パートナーズ 9.62
2025-04-08佐藤 友子 12.01
2024-06-27株式会社ヴァレックス・パートナーズ 8.62
2024-01-11株式会社ヴァレックス・パートナーズ 7.59
2023-02-22アセットマネジメントOne株式会社 0.05
2022-08-17佐藤 友子 12.52
2022-08-17青木 耕平 57.24
2022-08-15青木 耕平 57.24
2022-08-15佐藤 友子 12.52

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNetearnings: 2026年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-03-16TDNet2026年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-03-16TDNet2026年7月期 第2四半期決算補足説明資料
2025-12-15TDNetearnings: 2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-15TDNet2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-15TDNet2026年7月期 第1四半期決算補足説明資料
2025-11-28TDNetHolding change by 青木 耕平
2025-10-17TDNet支配株主等に関する事項について
2025-08-18TDNet資本業務提携契約の締結及び第三者割当による第1回新株予約権の発行に関するお知らせ
2025-07-28TDNetHolding change by 青木 耕平
2025-07-28TDNetHolding change by 佐藤 友子
2025-06-16TDNet(訂正)「2025年7月期 第3四半期決算補足説明資料」の一部訂正に関するお知らせ
2025-06-13TDNetdividend: 連結業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
2025-06-13TDNetearnings: 2025年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-06-13TDNet2025年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-06-13TDNet連結業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
2025-06-13TDNet2025年7月期 第3四半期決算補足説明資料
2025-04-11TDNetHolding change by 株式会社ヴァレックス・パートナーズ
2025-04-08TDNetHolding change by 佐藤 友子
2024-06-27TDNetHolding change by 株式会社ヴァレックス・パートナーズ