Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ペットゴー株式会社 (7140)

ペットヘルスケアに特化したEコマースを展開。動物用医薬品、食事療法食、サプリメントを自社サイトと複数モールで販売し、卸売も手掛ける。強みは、マルチチャネルで蓄積した付加価値の高いペットデータと、自社開発DX基盤による受発注・在庫・物流の自動化。D2Cブランド「ベッツワン」と定期購入の拡大で収益性向上を狙う。沿革記載の提示がなく本社・創業・上場年は確認不能。[本社]確認不能 [創業]確認不能 [上場]確認不能

1. 事業概要

ペットゴー株式会社グループは、当社と連結子会社ペットゴープロダクツ株式会社の2社で構成し、ペットヘルスケア事業の単一セグメントで事業を展開。事業ドメインはペットヘルスケア×デジタル(Eコマース)にあり、犬猫向けの動物用医薬品、食事療法食、サプリメント、総合栄養食、ケア用品などを販売。販売チャネルは自社オンラインサイト「petgo(ペットゴー)」に加え、複数の他社オンラインモールを活用し、オフラインではホームセンター等への卸売も行う。動物用医薬品は指定医薬品と要指示医薬品を除く区分を扱い、主力にはノミ・マダニ駆除薬、目薬、皮膚薬、外耳炎薬、胃腸薬などが含まれる。食事療法食は特定疾病等に対する食事療法を意図した製品を扱う。加えて、D2Cブランド「ベッツワン」シリーズとして「ベッツワンベテリナリー」「ベッツワンプレミアム」「ベッツワンプロテクトプラス」を展開し、サプリメント、薬用シャンプー、歯磨きペースト、デンタルガム、ウェットティッシュ、ペットシーツ、猫砂まで品揃えを広げる。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、「膨大な量の付加価値の高いペットデータ」と「業務の大半をデジタル化するDXプラットフォーム」にある。マルチチャネル展開を通じて、犬種猫種、ライフステージ、性別、疾患や悩みなどの情報を含むペットデータを長年蓄積し、自社開発・運用のプライベートDMPで一元管理。これを顧客属性分析、利用ブランド分析、UI/UX最適化、広告販促ターゲティング最適化、購買動向分析、売れ筋分析、疾患悩みの調査分析に活用し、マーケティング精度と商品企画力を高める。DXプラットフォームは、複数チャネルの受発注処理、在庫引当、商品データ更新、販売価格設定、在庫調整をリアルタイムで自動化し、さらにクラウドWMSで複数拠点の入出荷・在庫データを一元管理する。販売面では、アクティブ購入者数49万人、累計ユニーク購入者数260万人まで顧客基盤を拡大し、オンライン売上比率は約90%、オンライン売上の約80%はリピート顧客による構成となる。自社サイトの定期購入比率も第17期33%、第18期41%、第19期50%、第20期57%、第21期55%と高水準で推移し、リカーリング性の高い収益構造を形成。D2CブランドはOEMパートナーを活用したファブレス体制により、メーカーや卸業者を介さず価格競争力を確保する。

3. 市場環境

事業環境として、ペットには人間医療のような医薬分業が存在せず、動物用医薬品や食事療法食の大半は動物病院で購入されてきた。一方、ペットの家族化を背景に健康意識が高まり、犬猫の平均寿命が伸長し、ペットヘルスケア商品の需要は拡大。2024年全国犬・猫飼育実態調査では犬6,796千頭、猫9,155千頭、平均寿命は犬14.90歳、猫15.92歳と高齢化傾向が続く。家計調査では総世帯平均のペット関連年間支出額が2015年の16,967円から24,645円へ拡大。矢野経済研究所による2022年度ペット関連総市場規模は1兆7,825億円、2023年度は1兆8,629億円と予想される。Eコマース市場も拡大基調にあり、2023年の消費者向け国内Eコマース市場は24.8兆円、物販系分野は14.6兆円。もっとも、競合他社の存在、法規制、モール依存、仕入先依存などの競争・制度面の制約も大きい。

4. 成長戦略

中期成長戦略の柱は、ナショナルブランド主体の構造からD2Cブランド主体の構造への転換、すなわち「D2Cシフト」にある。2020年4月にD2Cブランド「ベッツワン」シリーズを発売し、2025年3月期には売上高に占めるD2Cブランド構成比率が約21%まで伸長。2025年3月期からの3年間はD2Cブランドに経営資源を集中し、構成比率拡大を通じて利益率改善を目指す。プロダクト戦略では、新規ウェット製品の開発や、食事療法食との親和性が高い周辺商材の開発を進め、品揃えを拡充。チャネル戦略では、オンラインでのD2Cブランドストア新規出店とオフライン展開の拡張を進める。プロモーション戦略では、広告販促投資の継続とSNSマーケティング活用により認知度とエンゲージメントの向上を図る。加えて、自社オンラインサイトの認知度向上、DXプラットフォームの継続開発、物流機能の強化、人材育成・確保、ガバナンス強化を優先課題に掲げ、成長基盤の整備を進める。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に、法規制と許認可リスク。ペットフード安全法、薬機法、景品表示法、特商法、個人情報保護法などの規制を受け、動物用医薬品販売には神奈川県の「動物用医薬品店舗販売業」許可を要する。法令違反や規制強化、許可取消しは事業継続に影響する。第2に、依存リスク。他社オンラインモール売上が全体の約58%を占め、主要仕入先3社で全仕入金額の約84%を占めるほか、ナショナルブランド商品への依存も大きい。モール方針変更、手数料上昇、取引条件悪化、欠品や値上げは業績変動要因となる。第3に、物流・配送・システムリスク。自社物流センター運営、特定配送業者への依存、DXプラットフォームの安定稼働が重要にあり、出荷能力不足、配送料上昇、システム障害は収益に影響する。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、成長段階にある企業として、業務運用の効率化とリスク管理のため内部管理体制の強化を重要課題に位置付ける。具体策として、コンプライアンスマニュアルの制定等による法令遵守体制の強化、基幹業務システムの有効活用による業務効率化、事業部門と管理部門のコミュニケーション徹底、継続的な内部監査の実施、監査等委員監査の実施、定期的なコーポレート・ガバナンス教育を挙げる。経営指標としては売上高、営業利益、営業利益率、D2Cブランド売上高を重視。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。なお、本社所在地、創業年、上場年は、指定された沿革セクションの提示がないため確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3EE | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.6B 12.0倍 1.2倍 826.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 9.0B 9.9B 10.0B
営業利益 228M 247M 236M
純利益 128M 172M 153M
EPS 68.9 93.1 85.8
BPS 671.9 604.8 507.8

大株主

株主名持株比率
黒澤 弘0.16%
株式会社SBI証券0.07%
中谷 将史0.05%
小出 文彦0.04%
PERSHING SECURITIES LTD CLIENT SAFE CUSTODY ASSET ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店0.04%
株式会社ソウ・ツー0.03%
熊澤 将0.03%
株式会社コーポレート・アドバイザーズ0.02%
住友商事株式会社0.02%
薮谷 直樹0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-19株式会社SBI証券 3.77%(1.39%)
2026-01-05青柳 和洋 6.32%+1.27%
2025-10-21株式会社SBI証券 5.16%+1.16%
2025-09-30青柳 和洋 5.05%+0.05%
2023-08-24小出 文彦 7.59%+5.59%
2023-08-14小出 文彦 7.28%+2.28%
2022-05-09中谷 将史 5.57%+0.57%
2022-05-02黒澤 弘 18.59%+13.59%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-19EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 3.77%919+0.76%
2026-01-05EDINET大量保有青柳 和洋大量保有 6.32%800+0.50%
2025-12-17TDNetその他G-ペットゴー株式会社DogHuggyの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ795+0.63%
2025-11-12TDNet決算G-ペットゴー2026年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)809-2.22%
2025-11-12TDNetIRG-ペットゴー2026年3月期 第2四半期決算説明資料809-2.22%
2025-10-21EDINET大量保有株式会社SBI証券大量保有 5.16%801+0.62%
2025-09-30EDINET大量保有青柳 和洋大量保有 5.05%805+5.47%
2025-08-13TDNet決算G-ペットゴー2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)799+0.13%
2025-08-13TDNetIRG-ペットゴー2026年3月期 第1四半期決算説明資料799+0.13%
2025-08-13TDNet資本政策G-ペットゴー譲渡制限付株式報酬としての新株式発行の払込完了に関するお知らせ799+0.13%
2025-07-15TDNet資本政策G-ペットゴー譲渡制限付株式報酬としての新株式発行に関するお知らせ755+8.61%
2025-06-13TDNet事業計画G-ペットゴー事業計画及び成長可能性に関する事項739-0.95%
2023-08-24EDINET大量保有小出 文彦大量保有 7.59%
2023-08-14EDINET大量保有小出 文彦大量保有 7.28%
2022-05-09EDINET大量保有中谷 将史大量保有 5.57%
2022-05-02EDINET大量保有黒澤 弘大量保有 18.59%