Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社九州フィナンシャルグループ (7180)

株式会社九州フィナンシャルグループは、肥後銀行と鹿児島銀行を中核とする地域密着型金融グループ。熊本・鹿児島・宮崎を主たる営業エリアとし、銀行業務に加え、リース、クレジットカード、信託、DXソリューション、ECモール等の地域価値共創事業を展開する。TSMC熊本進出を最大の成長ドライバーと捉え、半導体関連産業への融資・支援を強化し、地域経済の成長を取り込む。九州地銀グループ初の銀行本体での信託業務も特徴。 [本社]熊本県熊本市中央区 [創業]2015年 [上場]2015年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社九州フィナンシャルグループは、肥後銀行と鹿児島銀行を中核とする銀行持株会社である。熊本県、鹿児島県、宮崎県を主要な営業エリアとし、預金、貸出、有価証券投資、為替、信託業務等、幅広い金融サービスを提供する。

連結子会社を通じ、リース、クレジットカード、金融商品取引、DXソリューション、ECモール等の地域価値共創事業も展開し、金融の枠を超えた地域課題解決に取り組む。

競争優位性は、両行統合により確立された中・南九州における広域かつ盤石な地域密着型ビジネスモデルにある。長年の事業で培われた強固な顧客基盤、信頼関係、金融ノウハウが高い参入障壁を形成。九州の地方銀行グループとしては初の銀行本体での信託業務も専門性による差別化となる。ECモール「よかもーる」等の地域価値共創事業は、金融以外の接点で顧客関係を強化し、顧客ロックインに寄与する。

2. 沿革ハイライト

2015年10月1日、肥後銀行と鹿児島銀行の共同株式移転により設立、同日東証一部・福証本則市場に上場した。2017年12月1日、九州FG証券を設立し、金融商品取引業務を強化。2022年4月4日には東京証券取引所プライム市場へ移行した。2023年4月3日、地域商社事業の九州みらいCreationを設立し、地域価値共創事業を本格化させている。

3. 収益・成長

当社グループの成長ドライバーは多岐にわたる。

第一に、半導体受託生産世界最大手TSMCの熊本進出に伴う地域経済活性化を最大の追い風とする。「電子デバイス関連産業プロジェクトチーム」を組織し、サプライチェーン参入機会創出、台湾企業進出支援、ビジネスマッチングを推進。半導体関連産業への融資実績は2025年3月期までに約2,631億円に上り、「新生シリコンアイランド九州」実現に貢献する。

第二に、地域価値共創事業の拡大である。地域商社子会社「九州みらいCreation」が運営するECモール「よかもーる」やアプリ「Hugmeg」を展開し、金融以外の事業領域を拡充、地域課題解決と収益多角化を図る。

第三に、M&A・IPO支援の強化である。M&A事業会社「九州M&Aアドバイザーズ」を設立し、地域企業の事業承継や成長戦略を支援。九州FG証券はTOKYO PRO Market等のJ-Adviser資格を取得し、IPO支援業務を強化する。

第四に、資産形成ニーズへの対応である。NISA拡充・恒久化を背景に、肥後銀行、鹿児島銀行、九州FG証券が連携し、資産形成支援を強化。九州FG証券の預り資産残高は2025年3月時点で約3,800億円と、着実に増加している。

第五に、DX推進による業務効率化と顧客体験向上である。キャッシュレス決済アプリ「Payどん」や「かぎんアプリ」の機能拡大、電子契約サービス導入、生成AI活用により、生産性向上と顧客利便性向上を推進。基幹系システムの統合に向けた検討も開始している。

4. 財務健全性

当社グループは、連結自己資本比率を国内基準(4%)以上に維持し、2025年3月期には11.67%と高水準を維持しており、財務健全性が高い。債務者の信用力悪化、有価証券時価下落、自己資本比率基準変更といったリスク要因に対し、適切なポートフォリオ管理やリスクコントロールを徹底している結果である。

5. 注目ポイント

当社グループは、肥後銀行・鹿児島銀行を中核とする中・南九州の地域密着型金融グループ。TSMC熊本進出を最大の成長ドライバーと捉え、地域経済の成長を取り込む戦略を実行する。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100QYSB | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
640.4B 13.2倍 0.8倍 2.7% 1,382.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高
営業利益 10.4B
純利益 45.0B 37.7B 35.0B
EPS 104.6 87.5 80.9
BPS 1,796.6

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.11%
一般財団法人岩崎育英文化財団0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.05%
明治安田生命保険相互会社0.04%
九州フィナンシャルグループ従業員持株会0.03%
株式会社福岡銀行0.03%
宝興業株式会社0.02%
岩崎産業株式会社0.02%
株式会社宮崎銀行0.01%
日本生命保険相互会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2021-10-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.35

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNetbuyback: 自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ
2026-03-16TDNet自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ
2026-03-10TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-10TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-09TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
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2025-12-10TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-10TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-28TDNet従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式処分の払込完了及び一部失権に関するお知らせ
2025-11-28TDNetbuyback: 従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式処分の払込完了及び一部失権に関するお知
2025-09-25TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-09-25TDNetbuyback: 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-07-24TDNetbuyback: 従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式処分に関するお知らせ
2025-07-24TDNet従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式処分に関するお知らせ
2025-06-10TDNet当社子会社・株式会社鹿児島銀行による株式の取得に関するお知らせ
2021-10-06TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社