日産車体は、当社および子会社6社で構成する企業グループとして、親会社の日産自動車株式会社向けに自動車およびその部分品の製造・販売を主力事業とする。事業セグメントは自動車関連、設備メンテナンス、情報処理、人材派遣で構成する。自動車関連では、乗用車、商用車、小型バスに加え、部分品・車体・特別架装を手掛ける。グループ会社では、日産車体九州が完成車生産、日産車体マニュファクチュアリングとオートワークス京都が部分品・車体・特別架装を担う。設備メンテナンスでは日産車体エンジニアリングが生産設備の制作・施工等を担当し、情報処理では日産車体コンピュータサービスが情報システム構築・保守運用サービスを提供し、人材派遣ではプロスタッフを展開する。開発面では日産自動車から商用車、プレミアムカー、特装車の車両開発委託を受け、特装開発の一部はオートワークス京都が担当する。
当社の中核的な強みは、経営方針およびリスク記載で繰り返し示す「開発から生産まで一貫したモノづくり体制」にある。これは単なる受託生産にとどまらず、商品企画・開発受託・特装開発・量産・少量生産対応までを連続的に担う体制を意味し、親会社グループ内での役割を差別化する要素となる。中期経営計画でも、商用車とプレミアムカー、特装車、サポート事業で「お客さまから頼られる唯一無二の存在」となる姿を掲げる。商品面では、キャラバン、NV200バネット、パトロール、アーバンに加え、特装車のキャラバン MYROOM、NV200バネット MYROOMを投入する。技術面では、インテリジェントDA、踏み間違い衝突防止アシスト、商用車初のフル液晶メーター、ルームミラー投影型バックビューモニター、木製家具や間接照明、2 in 1シートなど、商用車・特装車の商品力向上技術を具体化する。さらに、サービス部品生産業務で少量生産に対応する工法などの技術開発を進め、事業拡大と収益改善を図る方針を示す。一方、市場シェアや特許件数、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。
2024年度の国内経済は緩やかな回復基調にある一方、世界的なエネルギー・原材料価格の高騰や海外景気の下振れにより、経営環境は厳しい状況が続く。自動車産業はカーボンニュートラルやCASEを中心に大きな変革期にあり、従来型自動車の生産を担う当社にとっては、パワートレインの次世代化や先進技術対応が重要課題となる。また、国内自動車生産は長期で減少傾向にあり、低コストの新興国や海外現地工場への生産移管が続くため、親会社グループ内でも国内外生産拠点との競合が生じる。需要面では、主販売先である日産自動車の販売動向に左右され、自動車売上の販売台数の過半数が海外向けで、その大半の仕向地は北米・中南米、中東地域に集中する。通商規制、政治的不安、地域景気悪化の影響を受けやすい構造を持つ。
当社は2023年度に2023-2027中期経営計画を開始し、目指す姿を「商用車とプレミアムカー、特装車、サポート事業で社会に貢献し、お客さまから頼られる唯一無二の存在となる」と定める。重点課題は「持続可能な企業基盤」「魅力ある商品の創出」「独自性の進化と深化」の3点とする。持続可能な企業基盤では、2050年カーボンニュートラルに向け、電力使用量監視モニター活用による省電力、社用車や工場見学車両のEV化、2025年度のグリーン電力活用拡大トライアルを計画する。魅力ある商品の創出では、2024年度に新型インフィニティQX80、日産パトロール、アルマーダの3車種をフルモデルチェンジし、特装車の高規格救急車パラメディックで販売会社向け研修会や自治体への働きかけ強化により過去最高の受注台数を達成した。加えて、キャラバン MYROOMに続きNV200バネット MYROOMの生産を開始した。独自性の進化と深化では、湘南工場で2025年にADの生産終了を予定し、NV200バネット単独生産に対応した最適工程の構築を進める。日産車体九州では2024年度に生産開始した新型車3車種の高い市場要望に応えるため、生産性向上と生産能力引き上げに取り組む。設備投資では新商品・マイナーチェンジによる商品力強化、生産設備合理化、環境改善などを実施する。M&A戦略の記載は提示テキスト内では確認できない。
主要リスクの第一は、売上高の大半を親会社の日産自動車に依存する取引構造にある。日産の販売戦略や生産体制の変更は、当社の経営方針、財政状態、経営成績に大きな影響を及ぼし得る。第二は、親会社グループ内外の生産拠点との競合、およびCASE・カーボンニュートラル対応の遅れ。次世代技術対応が遅れた場合、市場での優位性低下や新規参入企業との競争激化を招く可能性がある。第三は、半導体逼迫を含むサプライチェーン寸断、自然災害、パンデミック、サイバー攻撃にあり、操業停止や減産、情報システム停止を通じて業績と信頼性に影響を与える可能性がある。
リスク管理面では、リスクマネジメント委員会が戦略・事業遂行上のリスクや自然災害、新型ウイルス、テロ等の重大リスクについて、発生未然防止、被害最小化、再発防止の活動を行う。品質面では、開発、生産、品質保証部門が一体で課題を共有し、社長を議長とする品質委員会で迅速な解決を図る。コンプライアンス面では、行動指針および中期経営計画管理項目にコンプライアンスを組み込み、完成検査問題の風化防止と意識向上を進める。事業継続面ではBCPを策定し、災害、パンデミック、情報セキュリティに備える。人的資本面では、女性活躍推進でえるぼし認定3つ星を取得した。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 132.1B | 43.5倍 | 0.7倍 | 0.0% | 975.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 350.5B | 301.1B | 307.5B |
| 営業利益 | 5.1B | 979M | 4.4B |
| 純利益 | 3.0B | 407M | 3.9B |
| EPS | 22.4 | 3.0 | 28.7 |
| BPS | 1,303.5 | 1,287.0 | 1,277.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日産自動車株式会社 | 0.50% |
| イーシーエム エムエフ (常任代理人 立花証券株式会社) | 0.23% |
| バンク オブ ニユーヨーク ジーシーエム クライアント アカウント ジエイピーアールデイ アイエスジー エフイー-エイシー (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.04% |
| インタートラスト トラスティーズ(ケイマン)リミテッド ソールリー イン イッツ キャパシティー アズ トラスティー オブ ジャパン アップ (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.03% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.02% |
| ゴールドマン・サックス・インターナショナル (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.02% |
| 日産車体取引先持株会 | 0.02% |
| ジェーピー モルガン チェース バンク 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.01% |
| NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部) | 0.00% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | TDNet | 人事 | 日産車体 | 日産車体 役員体制の変更について | — | — |
| 2026-02-12 | TDNet | 業績修正 | 日産車体 | 2026年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ | 1,046 | +0.76% |
| 2026-02-12 | TDNet | 決算 | 日産車体 | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,046 | +0.76% |
| 2026-02-12 | TDNet | その他 | 日産車体 | 湘南工場サービス部品生産事業転換に伴う人事施策に関するお知らせ | 1,046 | +0.76% |
| 2025-11-06 | TDNet | 決算 | 日産車体 | 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結) | 1,009 | +1.49% |
| 2025-10-29 | TDNet | その他 | 日産車体 | 今後の当社湘南工場について | 1,078 | -1.95% |
| 2025-07-30 | TDNet | 決算 | 日産車体 | 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,079 | -2.97% |
| 2024-09-27 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 29.68% | — | — |
| 2024-02-05 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 29.68% | — | — |
| 2021-12-27 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-12-23 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-12-15 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-12-14 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-12-13 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-12-09 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-11-01 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-10-27 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-10-26 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-07-29 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |
| 2021-07-29 | EDINET | 大量保有 | エフィッシモ キャピタル マネージメント | 大量保有 25.57% | — | — |