Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ユタカ技研 (7229)

本田技研工業グループ向けを主力とする自動車部品メーカー。四輪の排気系、熱マネジメント系、駆動系、モーター系部品と、二輪のブレーキディスク、汎用部品を日本・北米・アジア・中国・ブラジルで生産販売する。栃木開発センターを軸に独自技術を強化し、電動車部品と新価値商品の育成、主幹部品の収益性追求と販路拡大を進める。[本社]静岡県浜松市中央区 [創業]1976年 [上場]1997年

1. 事業概要

ユタカ技研グループは、当社、親会社1社、子会社12社で構成し、主に本田技研工業株式会社およびそのグループ会社向けに自動車部品の製造・販売を行う。事業は自動車部品四輪、自動車部品二輪、汎用部品で構成し、日本では当社と新日工業株式会社が製造を担い、一部工程を株式会社スミレックス、新日工業株式会社へ委託する。四輪分野では排気系部品、熱マネジメント系部品、駆動系部品、モーター系部品を扱い、二輪分野では主要部品としてブレーキディスクを展開する。海外では北米2社、アジア7社、中国2社、ブラジル1社の生産体制を敷き、各地域で主として本田技研工業グループ向けに供給する。研究開発は栃木開発センターが主体となり、日本を含む世界各拠点で生産する製品の研究開発と生産技術開発を推進し、北米ではカーディントン・ユタカ・テクノロジーズ・インコーポレーテッドが北米市場向け製品の研究開発を担う。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、排気系部品と二輪ブレーキディスクを中心とする主幹部品で培った独自技術、生産技術、グローバル供給体制にある。リスク記載では、独自の技術を用い、高い付加価値や世界トップレベルの競争力を持つ製品の開発と生産に努めると明記する。研究開発面では、排気系部品で排気ガス浄化性能、燃費、静粛性向上などの環境対応技術を進化させ、生産性向上と併せて製品競争力を高める方針を採る。二輪ブレーキディスクでも軽量化、高性能化、機能進化、生産性向上を追求する。知的財産権を広範に有し、事業成長にとって重要と位置付ける点も参入障壁の一部となる。加えて、日本、北米、アジア、中国、その他地域にまたがる生産拠点網を持ち、各地域で親会社グループ向けに供給する体制を構築する。設備投資も原価低減のための合理化や新機種導入、老朽化設備更新に継続投入しており、量産立上げとコスト競争力の両立を図る。市場シェアの具体数値や特許件数は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

事業環境は大きな転換局面にある。会社は、主要市場での自動車販売成長率の鈍化、自動車メーカー系列を超えた提携拡大、脱炭素社会に向けた自動車電動化へのシフトを認識する。一方で、ハイブリッド車や合成燃料車など一部の内燃機関車の共存可能性も示唆され、地域ごとの多様性が増すとみる。こうした環境下で、四輪・二輪需要の減少、電気自動車の台頭による内燃機関車の減少、関税率の変動や輸出入規制、各国の環境保護や工場・生産工程に関わる法規制の変化が事業に影響し得る。競争面では、国内外市場で多くのメーカーとの熾烈な競争に晒され、価格変動圧力が強い。加えて、売上の多くを本田技研工業グループに依存する収益構造を持つ。

4. 成長戦略

2030年ビジョンとして「独自技術を強化拡大し、新しい時代に期待される企業となる。」を掲げる。方向性は、Yutaka製品を世界のお客様に広め地球環境に貢献すること、電動化時代に向け新しい価値を生み出す商品を創造すること、地域を超えて英知を結集しグループ総合力を発揮することの3点となる。第15次中期事業計画では、排気・制動部品と電動車部品を事業の柱とし、環境・社会に貢献する戦略を掲げる。重点は、電動化の基盤確立、新価値商品の仕込み、既存排気・制動部品事業の収益極大化、全拠点の黒字化、新技術・製品の仕込み、新たな販路拡大に置く。戦略テーマとして、電動化時代をリードできる柱の創造、新価値商品の創造、主幹部品の収益性追求と販路拡大、デジタルを基軸とした運営基盤強化、SDGs・Carbon Neutralへの挑戦を設定する。研究開発の具体例として、キャタリティックコンバーターは「ホンダ FREED」向けを開発完了し嵐山製作所で生産開始、排気サイレンサーは「ホンダ アメイズ」向けをインド、「アキュラ ADX」向けをメキシコ、「ホンダ MDX」向けを北米で量産開始する。二輪ではインド子会社で新規顧客4社から受注を獲得した4機種の量産開発を推進する。

5. リスク

主要リスクの第1は顧客集中で、売上の多くを本田技研工業グループに依存し、その販売状況や生産体制の変更が業績と財務状況に大きく影響し得る。第2は市場構造変化で、四輪車・二輪車需要の減少や電気自動車の台頭による内燃機関車の減少が逆風となる。第3はグローバル展開に伴う外部要因で、為替変動、貿易規制、法規制、自然災害、感染症、情報セキュリティ、品質問題などが挙がる。会社は顧客拡大、為替予約、現地調達化、法規制把握体制、保険加入、クラウド化などで低減を図る。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、基本理念に「人間尊重」を掲げ、社是として世界的視野、豊かな創造力、顧客満足を重視する。人的資本では、ダイバーシティ&インクルージョンの加速、女性が働きやすい職場環境の充実、性別や国籍を問わない採用活動や風土づくりの拡大を進める方針を示す。提出会社では人事制度上に男女の格差が生じる待遇差はないと補足する。労使関係は提出会社、連結子会社ともに安定する。経営指標としては営業利益額を重要指標と位置付ける。株主還元方針や取締役会構成、社外取締役比率などの詳細は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W85O | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
44.5B 9.8倍 0.8倍 0.0% 3,000.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 179.2B 216.3B 218.0B
営業利益 6.3B 11.1B 3.9B
純利益 4.5B 7.4B 1.4B
EPS 306.9 502.6 97.4
BPS 3,789.5 3,633.1 3,375.2

大株主

株主名持株比率
本田技研工業株式会社0.70%
株式会社三菱UFJ銀行0.02%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.01%
ユタカ技研従業員持株会0.01%
INTERACTIVE BROKERS LLC (インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.01%
三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.01%
MSIP CLIENT  SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.01%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%
小田 宏0.00%
JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-17本田技研工業株式会社 79.16%+9.51%
2026-03-17Motherson Global Investments B 79.16%+79.16%
2025-09-05本田技研工業株式会社 69.65%--
2025-09-04本田技研工業株式会社 69.65%+67.65%
2025-06-20本田技研工業株式会社 69.65%+64.65%
2024-05-22FMR LLC 4.16%(1.28%)
2024-04-05FMR LLC 5.44%(1.34%)
2024-02-22FMR LLC 6.78%(1.83%)
2024-01-11FMR LLC 8.61%(1.39%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-17EDINET大量保有本田技研工業株式会社大量保有 79.16%3,005-0.17%
2026-03-17EDINET大量保有Motherson Global Inv大量保有 79.16%3,005-0.17%
2026-03-11TDNet株主総会ユタカ技研臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ2,999+0.00%
2026-03-11TDNetM&Aユタカ技研マザーサングローバルインベストメンツビーブイ(MothersonGlobalInvestmentsB2,999+0.00%
2026-03-11TDNetその他ユタカ技研(開示事項の経過)連結子会社の異動を伴う株式譲渡契約締結に関するお知らせ2,999+0.00%
2026-02-06TDNetM&Aユタカ技研マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる当社株式に対する公開買付けの開始に係る賛同の3,085-1.46%
2026-02-06TDNetM&Aユタカ技研マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる株式会社ユタカ技研(証券コード:7229)に3,085-1.46%
2026-01-30TDNetM&Aユタカ技研(開示事項の経過)マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる当社株式に対する公開買付け3,290-3.50%
2026-01-30TDNetM&Aユタカ技研マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる当社株式に対する公開買付け実施に向けた進捗状3,290-3.50%
2025-11-04TDNet決算ユタカ技研2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)3,040+0.16%
2025-09-05EDINET大量保有本田技研工業株式会社大量保有 69.65%3,040-0.16%
2025-09-04EDINET大量保有本田技研工業株式会社大量保有 69.65%3,050-0.33%
2025-08-29TDNetM&Aユタカ技研マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる 株式会社ユタカ技研(証券コード:7229)3,030+1.98%
2025-08-29TDNet業績修正ユタカ技研2026年3月期配当予想の修正(無配)に関するお知らせ3,030+1.98%
2025-08-29TDNetその他ユタカ技研連結子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ3,030+1.98%
2025-08-29TDNetその他ユタカ技研上場維持基準への適合に向けた計画(改善期間入り)の撤回について3,030+1.98%
2025-08-29TDNetM&Aユタカ技研マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイによる当社株式に対する公開買付けの開始予定に係る賛3,030+1.98%
2025-08-05TDNet決算ユタカ技研2026年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)2,730-4.21%
2025-06-20EDINET大量保有本田技研工業株式会社大量保有 69.65%2,687-2.61%
2024-05-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 4.16%