Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

トピー工業株式会社 (7231)

トピー工業は、鉄鋼事業と自動車・産業機械部品事業を主軸に、素材生産から最終製品加工まで一貫生産体制を持つ金属加工の総合グループである。国内自動車用・産業車両用・建設機械用ホイールでトップメーカーの地位を確立し、建設機械部品では熱処理・加工技術を強みに国内で圧倒的なシェアを有する。グローバル調達体制と高付加価値製品開発で競争優位性を構築し、合成マイカ等、多角化事業も展開する。 [本社] [創業]1921年 [上場]1949年

1. 事業概要と競争優位性

トピー工業グループは、鉄鋼事業と自動車・産業機械部品事業を主軸に、素材生産から最終製品加工まで一貫した生産体制を持つ金属加工の総合グループである。この体制は、品質管理とコスト競争力において強固な競争優位性を生み出す。合成マイカ製造販売や不動産賃貸など、事業の多角化も推進している。

鉄鋼セグメントは、電気炉で製鋼し、H形鋼、一般形鋼、異形棒鋼などの建設用資材を国内外に供給する。独自の高付加価値製品の強化やリサイクル事業の高度化を通じて、収益向上とCO₂排出量削減に貢献している。

自動車・産業機械部品セグメントは、自動車用・建設機械用ホイール、自動車用プレス製品、産業機械部品を製造販売する。国内の自動車用・産業車両用・建設機械用ホイールでトップメーカーの地位を確立し、欧米アジアの自動車メーカーのグローバル調達に対応する。産業機械部品では、ブルドーザー等の足回り部品を製造し、熱処理・加工技術の高さから国内で圧倒的なシェアを誇る。これらの支配的地位とグローバル供給体制は、高い参入障壁と強固な競争優位性を築いている。

その他セグメントでは、化粧品基礎原料である合成マイカを製造販売する。その安全性と特性を活かし、新分野開拓と国内外での販売拡大を目指す。

研究開発は、一貫生産の強みを活かし、顧客起点の新技術・新製品開発を推進する。自動車・産業機械部品では、ホイールの軽量化、意匠性向上、品質向上、コスト削減に取り組む。建設機械部品では、製造ラインの省力化・自動化、コスト低減、新用途向け部材開発を進める。AI活用やサーキュラーエコノミーに関する研究開発も産学連携で積極的に行っている。

2. 沿革ハイライト

トピー工業のルーツは1921年設立の宮製鋼所に遡る。1949年5月には前身企業が東京証券取引所に上場。1964年7月、車輪工業、東都製鋼など4社が合併し、トピー工業株式会社が発足した。その後、グローバル展開を加速し、1985年に米国、2003年に中国に生産・販売拠点を設立するなど、欧米アジアでの事業を拡充。2008年10月には日本製鉄株式会社(当時新日本製鐵)の持分法適用関連会社となり、事業基盤を強化した。

3. 収益・成長

当社グループは、既存事業の構造改革と成長事業の創出を基本方針とする新中期経営計画「TOPY Active & Challenge 2027」を推進している。

鉄鋼セグメントでは、稼働率向上、コスト低減、高付加価値製品強化に加え、リサイクル事業の高度化と循環型ビジネスでCO₂排出量削減に貢献する。

自動車・産業機械部品セグメントでは、適正価格形成、国内事業の構造改革、海外事業の再編・再構築で収益力向上を図る。鉄鋼セグメントとの連携による一貫生産製品の拡大、新市場開拓、高付加価値ホイール等の新製品開発で持続的成長を目指す。

マイカ事業では、合成マイカの特性を活かし、新分野開拓と国内外での販売拡大を図る。これらの成長ドライバーは、市場拡大、新製品開発、環境規制への対応にある。

4. 財務健全性

2025年3月期末の総資産は281,751百万円、純資産は136,713百万円。有利子負債は74,668百万円で、圧縮に努めるものの、総資産に占める比率は依然高い。金利変動は業績に影響を及ぼす可能性がある。当連結会計年度の設備投資は9,769百万円で、生産能力向上と競争力強化に注力している。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当金は103.0円。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W2NQ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
67.9B 10.1倍 0.4倍 4.8% 2,819.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 326.0B 297.8B 302.0B
営業利益 8.0B 7.8B 7.0B
純利益 6.0B 10.2B 7.8B
EPS 279.0 465.4 363.8
BPS 6,660.6

大株主

株主名持株比率
日本製鉄株式会社0.22%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.09%
トピーファンド0.05%
明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.04%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.04%
トピー工業グループ社員持株会0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
株式会社りそな銀行0.02%
INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.01%
株式会社横浜銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-06-13熊澤 一郎 5.1
2022-04-07株式会社みずほ銀行 0.03
2021-12-07株式会社みずほ銀行 0.03

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-24TDNet資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応(アップデート)
2026-03-03TDNet監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ
2026-03-03TDNet人事異動のお知らせ
2025-11-05TDNet自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ
2025-11-05TDNetbuyback: 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付
2025-08-05TDNet自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ
2025-08-05TDNetbuyback: 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付
2025-06-13TDNetHolding change by 熊澤 一郎
2025-05-20TDNet当社株券等の大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)の非継続(廃止)について
2025-05-20TDNetトピー工業グループ新中期経営計画「TOPY Active & Challenge 2027」
2025-05-20TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2025-05-20TDNetdividend: 剰余金の配当に関するお知らせ
2025-04-01TDNet特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ
2025-03-25TDNet資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応のアップデートについて
2022-04-07TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2021-12-07TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行