Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社カーメイト (7297)

カー用品を中核に、アウトドア・レジャー・スポーツ用品も展開する製造販売企業。売上の約9割を占める車関連では、車内アクセサリー、チャイルドシート、ルーフキャリア、タイヤチェーン、芳香剤、ケミカル、ドライブレコーダー、ランプ類を幅広く扱う。日本・中国の二極開発体制と100名超の技術者、知財蓄積が特徴。海外販売・製造子会社と物流子会社も有する。[本社]東京都豊島区 [創業]1966年 [上場]1994年

1. 事業概要

株式会社カーメイトは、当社および関係会社5社で構成する企業グループとして、車関連事業とアウトドア・レジャー・スポーツ関連事業を展開する。主力は車関連事業で、グループ売上の約9割を占める。製品群は、ドリンクホルダーやスマートフォンホルダーなどの車内アクセサリー、チャイルドシート、ルーフキャリア、タイヤチェーン、芳香剤、除菌・消臭剤などのケミカル類、ドライブレコーダー、ランプ類まで多岐に及ぶ。販路はカー用品専門店、ホームセンター、ドラッグストア、ベビー用品店、スポーツ用品店、ECルートに広がる。アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業では、スノーボード関連用品を中心としたスポーツ用品の製造販売と自転車関連商品の販売を手掛ける。海外では米国販売子会社Car Mate USA,Inc.、中国製造子会社快美特汽車精品(深セン)有限公司、物流子会社カーメイト物流を配置し、製造・販売・物流の機能を分担する。

2. 競争優位性

競争優位の源泉として、まず製品開発領域の広さと技術人材の厚みが挙がる。研究開発は次世代製品研究部門「未来開発センター」と11ジャンルの製品開発部門の二本立てで推進し、日本と中国の二極体制で展開する。社内には機械系、ケミカル系、繊維系、エレクトロニクス系、ソフトウェア系、光学系、知財系、開発サポート系の技術者が総勢100名超在籍し、中国子会社にも約30名の日本人・中国人技術者を擁する。製品面では「技術融合によるオンリーカーメイトな新製品」を掲げ、独自性を重視する。具体例として、業界初の360°ドライブレコーダー「ダクション360D SGS(EMK3601)」、新安全基準R129適合の回転式チャイルドシート「クルットスライド」、自動巻取り装置を搭載した「バイアスロン・イージーフィット」、GIGAブランドの「LEDヘッドバルブS8シリーズ」などを投入する。知財面でも、当連結会計年度の特許・実用新案の登録137件、意匠・商標の登録873件を有し、開発成果の保護を進める。加えて、春秋の定期的な新製品投入、車種専用品から汎用品までの幅広い品ぞろえ、海外販売・製造・物流のグループ体制が事業運営の強みとなる。

3. 市場環境

事業環境は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に国内景気が緩やかな回復基調で推移する一方、資源・エネルギー価格や原材料価格の高止まり、円安の長期化、地政学リスク、米国の政策動向など不透明要因を抱える。カー用品市場では、同社は多種多様な製品を複数業態の小売チャネルで販売しており、特定業態への依存分散が課題となる。実際、主要販売先としてオートバックスセブンとイエローハットへの依存が示されており、ECルート、ホームセンター、ドラッグストア等への販売強化を進める。規制面では、チャイルドシートの新安全基準R129や、電動モビリティで新設された「特定小型原動機付自転車」区分への対応が製品開発テーマとなる。提示テキスト内では国内外シェアの具体的数値は確認できない。

4. 成長戦略

成長戦略として、会社は新製品・新サービスの市場導入強化、新技術・新発想による安全・安心品質のモノづくり、海外市場への積極展開による輸出増加、新規チャネル・新規顧客の開拓、新ビジネスモデルへの取り組み、サステナビリティ強化を掲げる。経営目標としては、売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率10%以上、1株当たり当期純利益金額100円以上を設定する。研究開発面では、車内小物用品、チャイルド用品、自動車メーカー向け純正用品、ルーフキャリア、タイヤチェーン、芳香剤、ケミカル用品、エレクトロニクス用品、ライティング用品、スノーボード関連用品、電動モビリティの11ジャンルを継続強化する。具体策として、ジムニー専用品などの車種専用品拡充、イルミネーション機能付き噴霧式フレグランスディフューザー投入、「ドクターデオ プレミアムゴールド」シリーズ展開、エアコンフィルター新展開、盗難対策需要に対応した「ナイトシグナルシリーズ」導入拡大、FLUXブランドのブーツ営業強化、電動モビリティ「e-FREE 01号機」の市場拡大と上位モデル「02号機」の開発を進める。設備投資も主に新製品の生産・販売を目的とした金型等に実施する。

5. リスク

主要リスクは3点挙がる。第1に、冬季製品の構成比が高く、売上が下期偏重となり、降雪量の多寡で業績が変動しやすい点がある。第2に、販売面でオートバックスセブン、イエローハットの2社への依存が存在する点がある。第3に、原材料等の約45%を海外調達し、その大半を中国が占めるため、感染症拡大による経済活動制限やサプライチェーン停滞、さらに為替相場の急変が収益に影響しうる点がある。対応策として、年間販売可能な新製品・新サービス開発、販路分散、国内既存仕入先からの代替調達体制整備、一部先物予約による為替変動リスク軽減を進める。

6. ガバナンス

経営の基本方針として、「CREATE―創造―」を企業理念に据え、快適なカーライフを通じて豊かで幸せな社会の実現を目指す。行動指針として、社会貢献、顧客満足、環境配慮、安全・安心なモノづくり、企業価値増大を通じた株主・取引先など関係者の信頼と期待への対応を掲げる。株主重視の観点から高収益体質の実現と株主資本の効率化を重視する。労働組合は結成されていないが、労使関係は円満に推移する。管理部門を含む連結従業員数は659名で、事業運営の中心は車関連事業に置く。提示テキスト内では取締役会構成、社外取締役比率、配当性向などの詳細なガバナンス指標や株主還元方針は確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W70U | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
7.2B 0.4倍 0.0% 913.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 15.5B 16.0B 16.6B
営業利益 301M 220M 473M
純利益 -332M 212M 362M
EPS -47.1 30.1 51.3
BPS 2,103.4 2,083.7 2,053.9

大株主

株主名持株比率
有限会社エム・テイ興産0.46%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.08%
株式会社みずほ銀行0.05%
村田 隆昭0.03%
INTERACTIVE BROKER LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.03%
徳田 博子0.03%
赤羽 斉子0.03%
カーメイト従業員持株会0.02%
松本 桂子0.02%
EUROPEAN DEPOSITARY BANK SA-DUBLIN-BUTTERMERE DEEP VALUE FUND LIMITED0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-08-26徳田 博子 2.75%(3.15%)
2024-08-26赤羽 斉子 2.33%(3.15%)
2024-08-26有限会社エム・テイ興産 43.83%+6.31%
2024-07-05有限会社エム・テイ興産 37.52%(7.75%)
2024-07-04有限会社エム・テイ興産 37.52%(7.75%)
2024-07-04徳田 博子 5.90%+2.90%
2024-07-04赤羽 斉子 5.48%+0.48%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-10-31TDNetその他カーメイト当社連結子会社の固定資産譲渡、特別利益(固定資産売却益)の発生に関するお知らせ879-2.28%
2025-10-31TDNet決算カーメイト2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)879-2.28%
2025-10-31TDNet業績修正カーメイト通期連結業績予想の修正に関するお知らせ879-2.28%
2025-09-18TDNetその他カーメイト製品の不具合に関するお知らせ860-0.58%
2024-08-26EDINET大量保有徳田 博子大量保有 2.75%
2024-08-26EDINET大量保有赤羽 斉子大量保有 2.33%
2024-08-26EDINET大量保有有限会社エム・テイ興産大量保有 43.83%
2024-07-05EDINET大量保有有限会社エム・テイ興産大量保有 37.52%
2024-07-04EDINET大量保有有限会社エム・テイ興産大量保有 37.52%
2024-07-04EDINET大量保有徳田 博子大量保有 5.9%
2024-07-04EDINET大量保有赤羽 斉子大量保有 5.48%