Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社おきなわフィナンシャルグループ (7350)

沖縄銀行を中核とする銀行持株会社。銀行業務を中心に、リース、証券、クレジットカード、信用保証、債権回収、コンピュータ関連、調査研究、コンサルティングまで展開し、金融をコアとする総合サービスを提供する。沖縄銀行は県内に本店のほか支店60か店、出張所4か所を有し、地域密着基盤を持つ。中計では金融と非金融の融合、グループシナジー発揮、成長基盤構築を推進する。[本社]沖縄県那覇市 [創業]2021年 [上場]2021年

1. 事業概要

株式会社おきなわフィナンシャルグループは、銀行持株会社である当社と、沖縄銀行を含む連結子会社10社で構成する金融グループ。中核の銀行業では、株式会社沖縄銀行が本店のほか支店60か店、出張所4か所を展開し、預金、貸出、内国為替、外国為替、有価証券投資、国債等窓販、信託業務を手掛ける。周辺事業として、株式会社おきぎんリースがリース業務、おきぎん証券株式会社が金融商品取引業務、株式会社おきぎんジェーシービーがクレジットカード業務、株式会社おきぎんエス・ピー・オーがコンピュータ関連業務を担う。加えて、信用保証、現金精査整理、金融経済の調査・研究、債権管理・回収、コンサルティングもグループ内で展開し、「金融をコアとする総合サービス」を地域に提供する体制を構築する。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、沖縄銀行を軸とした地域密着の営業基盤と、銀行周辺機能をグループ内に取り込んだ総合サービス体制にある。銀行単体の預貸金業務にとどまらず、リース、証券、クレジットカード、信用保証、債権回収、調査研究、コンサルティングまで一体提供できる点は、顧客接点の多層化とグループシナジー創出に資する。沖縄銀行は県内で本店、支店60か店、出張所4か所を有しており、地域顧客との継続的な接点を持つ。経営方針でも「地域密着・地域貢献」を掲げ、金融領域と非金融領域の融合によりカスタマー・エクスペリエンスの実現を目指す方針を明示する。銀行業は免許業種にあり、預金・貸出・為替・信託などの業務運営には規制対応、信用管理、事務・システム運営、リスク管理の蓄積が必要となるため、参入障壁も一定程度存在する。市場シェアの具体的数値や特許・ブランド優位の定量情報は、提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

外部環境として、我が国では少子高齢化等の進行による地域経済の縮小懸念がある一方、堅調な個人消費と国内外からの旅行需要の高まりの中で、経済は拡大傾向にあると記載する。金融機関を取り巻く環境では、異業種からの参入等によって競争が激化し、コロナ禍を契機としたデジタライゼーションの加速により、顧客ニーズは多様化・高度化する。金利面では、日本銀行の金融政策見直しに伴い誘導目標金利は上昇局面にあるものの、追加利上げの見通しは不透明とする。こうした環境下で、地域金融機関には資金供給のみならず、コンサルティング機能を通じた多面的支援が求められると認識する。規制面では、銀行持株会社としての枠組みや、銀行業務に伴う各種法令対応が事業運営の前提となる。

4. 成長戦略

2024年4月から2027年3月までの第2次中期経営計画「成長の共創 ~おきなわの成長をともに創る~」を推進する。戦略は3本柱で、戦略Ⅰ「地域社会の価値向上」、戦略Ⅱ「人的資本経営」、戦略Ⅲ「成長基盤の構築」で構成する。戦略Ⅰでは、沖縄県のリーディング産業振興等への貢献、県民所得の向上と資産形成支援、地域事業者の資本基盤強化、気候変動・地球温暖化への対策、地域社会・地域コミュニティの課題解決を掲げる。戦略Ⅱでは、地域社会の価値向上や成長基盤構築に資する人財育成、ダイバーシティ推進、職員の働きがい向上を進める。戦略Ⅲでは、非連続な成長を実現するための構造改革、マーケットインによるサービス提供、グループシナジー発揮によるトップライン伸長、企業価値向上を目指す。最終年度の2026年度には、連結経常収益710億円、連結当期純利益110億円、連結ROE6.2%程度、連結自己資本比率11%程度をムーンショット目標として設定する。成長ドライバーとして、金融と非金融の融合、総合サービス化、地域課題解決需要の取り込みが示される。

5. リスク

主要リスクとして、第一に貸出金を中心とする信用リスクを最重要と位置付ける。経済環境や与信先の財務状況悪化により、資産価値の減少や損失発生につながる可能性がある。第二に市場リスクを抱える。預金や借入金等で調達した資金を貸出金や債券・株式等で運用する収益構造のため、金利変動、株価変動、為替変動が業績と自己資本に影響し得る。第三に、システムリスク、事務リスク、情報漏洩リスク、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等の金融犯罪防止に関するリスクも重要となる。持株会社として、収入の大部分を銀行子会社からの配当金及び経営指導料に依存する点も固有リスクとなる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、グループガバナンス強化の観点から監査等委員会を設置する。監査等委員会が業務執行の適法性、妥当性の監査・監督を担うことで、透明性の高い経営の実現とコーポレートガバナンスの一層の強化を図る方針を示す。リスク管理では、自己査定を通じた取引先の実態把握に努めるほか、統計的手法であるVaRを用い、信頼区間99%のもと一定期間に被る可能性のある最大損失額を見積り・把握する。人的資本面では、沖縄銀行における管理職の女性比率や男性育児休業取得率の開示を行う。株主還元方針の具体的内容は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3MP | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
125.4B 14.7倍 0.8倍 0.0% 5,450.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.0B 6.3B 4.0B
営業利益 1.0B 5.3B 3.1B
純利益 7.9B 6.3B 5.8B
EPS 371.9 290.5 251.0
BPS 7,194.5 7,350.1 6,705.0

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.09%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.05%
おきなわフィナンシャルグループ従業員持株会0.04%
沖縄土地住宅株式会社0.03%
沖縄電力株式会社0.03%
日本生命保険相互会社0.03%
住友生命保険相互会社0.03%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・80170口)0.02%
宮城 長正0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-05-19シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 0.00%(5.38%)
2023-05-18シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 0.00%(5.38%)
2023-03-02シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 5.38%(1.09%)
2023-02-01シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 6.47%(1.06%)
2023-01-05シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 7.53%(1.09%)
2022-11-22シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 8.62%(1.00%)
2022-09-01シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 9.62%(1.03%)
2021-11-04シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエル 10.65%+5.65%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-06TDNet人事おきなわFG当社および子会社における代表取締役および役員の異動に関するお知らせ5,560-5.58%
2026-01-22TDNetその他おきなわFG2026年3月期第3四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ5,160+4.65%
2025-10-23TDNetその他おきなわFG2026年3月期第2四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ3,795+0.13%
2025-07-24TDNetその他おきなわFG2026年3月期第1四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ3,390+1.18%
2023-05-19EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン訂正
2023-05-18EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン変更
2023-03-02EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 5.38%
2023-02-01EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 6.47%
2023-01-05EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 7.53%
2022-11-22EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 8.62%
2022-09-01EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 9.62%
2021-11-04EDINET大量保有シルチェスター・インターナショナル・イン大量保有 10.65%