Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ナガイレーベン株式会社 (7447)

ナガイレーベンは医療・介護従事者向けメディカルウェアの企画・製造・販売を主力とし、子会社を活用した生産体制と企画・生産・販売の一貫体制を構築する。高感覚・高機能・高品質商品、特許取得済み機能商品、ブランドライセンス商品を展開し、買い替え需要喚起と周辺市場拡大を推進。海外展開や環境対応商品の浸透も成長軸とする。[本社]東京都千代田区 [創業]1950年 [上場]1995年

1. 事業概要

ナガイレーベンは、各種メディカルウェアの企画、製造、販売並びにシューズ等の販売を手掛ける。事業セグメントはメディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントとする。主力は医療従事者及び介護従事者が使用するメディカルウェアで、自社企画・開発商品を製造子会社ナガイ白衣工業から供給を受けて販売する体制を採る。一部商品は海外及び国内で生産し、子会社や一般取引先から購入して販売する。研究開発では、営業本部やマーケティング室と連動した市場調査、素材メーカーや仕入先との共同開発、新商品企画を推進する。商品面では「MACKINTOSH PHILOSOPHY」「EARTH SONG」「Beads Berry」「Miffy」Series、「4D+」「4DBlueBlanc」などを展開し、スクラブ、パンツ、コート、ジャケット、介護ウェア、患者衣、検診衣まで品揃えを広げる。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、企画・生産・販売の一貫体制と、医療・介護現場のニーズを起点とした商品開発力にある。1987年に本社のアパレルCADを子会社とオンライン化し、研究開発でも当社のCADシステムと子会社のアパレルCAD・CAMを連携させ、迅速かつ正確に商品仕様を生産部門へ伝達する仕組みを整備する。これにより多品種小ロット生産、高品質、高付加価値、短納期の商品供給体制の強化を進める。商品面では、人間工学に基づく機能性追求、人工気象室等での機能性実証試験、モニター活動を通じた改良を重ねる。「プロファンクション」トップスの「エアーアームカット」やパンツの衣服圧軽減設計などの機能商品は特許取得済みとされ、技術的差別化要素となる。加えて、東レ、ユニチカ、クラレ系企業、米国スタンダードテキスタイル社、ディック・ブルーナ関連会社、マッキントッシュ関連会社などとのライセンス・提携実績を有し、ブランド性と商品訴求力を高める。ISO9001運用徹底とISO14001運用も品質・環境面の信頼補完要素となる。

3. 市場環境

医療・介護業界を取り巻く環境は、インフレ進行に対応した診療報酬のプラス改定により一定の改善期待がある一方、依然として厳しい経営環境が続くと会社は見込む。原材料価格の上昇、物流費及び人件費の上昇が継続し、価格改定の実施を予定する。需要面では、コア市場のヘルスケアウェア、ドクターウェアに加え、患者ウェア、手術ウェア、検診衣など周辺市場の拡大余地を見込む。手術ウェアでは、医療廃棄物削減が医療機関の環境課題とされ、再利用可能な環境対策医療資材商品「コンペルパック」の浸透を進める。海外では東アジアを中心に販売活動を行い、台湾・韓国の医療市場動向も調査対象とする。提示テキスト内では国内外シェアの具体数値や競合比較の定量情報は確認できない。

4. 成長戦略

中長期戦略は六つの柱で構成する。第一にコア市場の深耕で、高感覚のハイエンド商品群と高機能の高付加価値商品群を軸に商品ラインナップを拡充し、販促・プロモーション強化で買い替え需要を喚起する。第二に周辺市場のシェア拡大で、手術ウェアでは米国スタンダードテキスタイル社との技術提携による「コンペルパック」の市場浸透、患者ウェアでは高感度・高機能商品の開発と投入を進める。第三に海外ビジネス開拓で、東アジアを中心に国内で培ったノウハウを活かしたビジネスモデルの展開を図る。2026年8月期方針では、台湾で洗濯アウトソーシングの普及とEC直販モデルの確立、韓国でソウル支店設立による直接参入を推進する。第四に感染対策商品の開発、第五に国内外生産施策で、国内では子会社連携強化による効率化と短納期体制、国外では為替先物予約や適地生産による安定供給と原価維持・低減を進める。第六に企画・生産・販売の連携強化による高利益率体質の持続的向上を掲げる。加えて、海外素材導入、海外生産移行、生産設備導入による生産性向上も収益構造強化策に位置付ける。

5. リスク

主要リスクとして、第一に海外縫製を行う一部商品のカントリーリスクがある。政治・経済情勢悪化、政変、治安悪化、テロ・戦争発生が生産活動に支障を与える可能性がある。第二に為替リスクがある。輸入決済は外貨建てで、先物予約で軽減策を講じるものの、急激な為替変動は業績や財政状態に影響し得る。第三に天災や火災、停電、感染症伝染などの有事リスクがある。データバックアップ、災害防止検査、設備点検、対策チーム設置などを進めるが、売上低下やコスト増加の可能性が残る。

6. ガバナンス

経営面では、より多くの投資家へ向けたIR活動を積極化し、株主への利益還元充実を重要課題の一つと位置付ける。キャッシュ配分方針として、成長機会への再投資、自社株買い、配当による還元充実を通じて企業価値向上を図る。経営指標として売上高営業利益率とROEの長期的向上を重視する。組織面では2016年11月に監査等委員会設置会社へ移行する。管理面では、経営環境変化に対応した意思決定のスピードアップ、事務効率向上、情報の有効活用と情報管理徹底のための環境整備を課題に掲げる。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100X5AK | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
59.6B 17.3倍 1.2倍 3.6% 1,669.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 18.0B 17.0B 16.4B
営業利益 4.0B 3.6B 4.0B
純利益 2.9B 2.6B 2.8B
EPS 96.3 83.2 88.8
BPS 1,355.6 1,355.9

大株主

株主名持株比率
澤登 一郎0.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.11%
JP MORGAN CHASE BANK 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.06%
有限会社登龍0.05%
澤登 辰郎0.03%
RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT-CLIENT ACCOUNT  (常任代理人 シティバンク,エヌ・エイ東京支店)0.03%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
THE NOMURA TRUST AND BANKING CO.,LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人 シティバンク,エヌ・エイ東京支店)0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
澤登 春江0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-25澤登 一郎 24.74
2025-12-05FMR LLC 9.3
2025-12-04ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメント・エルエ 6.82
2025-09-22FMR LLC 7.96
2025-09-05FMR LLC 7.96
2023-01-11FMR LLC 7.81
2022-10-31澤登 一郎 21.19
2022-10-27澤登 一郎 21.19
2022-05-10澤登 一郎 100.0
2022-05-10澤登 辰郎 5.7
2022-04-26澤登 一郎 19.8
2022-04-26澤登 辰郎 5.7

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-03TDNet2026年8月期 第2四半期決算説明会
2026-04-02TDNet2026年8月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-01-09TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2026-01-09TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-12-26TDNetbuyback: 自己株式の取得状況および終了に関するお知らせ
2025-12-26TDNet自己株式の取得状況および終了に関するお知らせ
2025-12-25TDNet2026年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-25TDNetHolding change by 澤登 一郎
2025-12-25TDNetearnings: 2026年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-12TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-12-12TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-12-05TDNetHolding change by FMR LLC
2025-12-04TDNetHolding change by ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメント・エルエルシ
2025-12-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-12TDNet自己株式の消却および別途積立金の取り崩しに関するお知らせ
2025-11-12TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-11-12TDNetbuyback: 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-11-12TDNetbuyback: 自己株式の消却および別途積立金の取り崩しに関するお知らせ
2025-10-02TDNet2025年8月期 決算説明会