Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社グリーンクロス (7533)

道路安全資材、建築防災用品、保安用品、保護具の販売・レンタルと、各種サインメディアの製作販売を展開する総合安全関連企業。安全・サイン・レンタルを融合した提案営業を、全営業拠点ネットワークと独自システム・インフラ、サインメディアのノウハウで推進。建設関連に加え官公庁、学校、病院、一般企業へ市場拡大を図る。レンタル促進とグループシナジー強化を課題に据える。[本社]福岡県福岡市中央区 [創業]1969年 [上場]1996年

1. 事業概要

株式会社グリーンクロスは、当社と子会社12社で構成し、道路安全資材、建築防災用品、保安用品、保護具などの安全機材用品の販売およびレンタル、ならびに各種サインメディアの製作販売を手掛ける。事業セグメントは単一セグメントで運営する。経営方針では「総合安全産業立脚」を掲げ、完璧な安全環境の構築、快適な労働環境の創造、自然との調和への美しい環境づくりに関わる社会的ニーズへの対応を企業使命に位置付ける。営業面では、安全・サイン・レンタルを融合したトータル提案営業を推進し、従来市場である建設関連市場の深耕に加え、官公庁、学校、病院、一般企業など幅広い市場領域への拡販を志向する。従業員は連結で859名を擁し、販売部門、技術部門、管理部門を配置する。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位性の中核は、営業拠点ネットワーク、独自システム・インフラ、サインメディアのノウハウ、ならびに販売とレンタルを組み合わせた提案力にある。中長期戦略では、営業戦略推進に機能する当社独自のシステム・インフラを活用すると明記し、コアスキルとしてサインメディアのノウハウを位置付ける。沿革でも、全拠点へのカッティングマシーン導入、IBMコンピューター全社オンラインシステム導入、新基幹システム導入、営業支援システム導入、エコプリントシステム導入など、長年にわたる業務基盤整備を確認できる。加えて、全国各地で支社、営業所、ロジスティクス拠点を拡充しており、全営業拠点ネットワーク網の有効化を通じた組織機能力の相乗化を成長戦略の前提に据える。レンタル事業の促進を当面の課題に掲げる点からも、単発販売に加え継続利用を伴う収益機会の拡大を重視する構図を読み取れる。市場シェアや特許、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

同社が対象とする市場は、建設関連市場を中心に、安全対策、保安、建築防災、保護具、サインメディア需要が存在する領域に広がる。会社は社会が求める新たな安全・サインメディアへの環境ニーズへの対応を掲げ、多様化・高度化した安全へのレンタルニーズに言及する。これは顧客要求の高度化と、所有から利用への需要変化を示唆する。外部環境としては、雇用・所得環境の改善による景気回復期待がある一方、地政学リスクの高まり、エネルギー価格や原材料価格の高位推移など、先行き不透明な状況を想定する。事業リスクでも、需要減少や主要商品・原材料の急激な価格上昇が業績に影響し得ると記載する。規制や許認可に関する具体的記述、競合企業名、業界シェア構造は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

成長戦略の柱は、新たな市場開拓・需要創造、レンタル需要の取り込み、拠点ネットワークの活用、グループシナジーの最大化にある。中長期戦略では、独自システム・インフラとサインメディアのノウハウを活かし、新市場開拓と需要創造を図る方針を示す。営業面では、専門性を活かした積極的提案営業活動を全営業拠点ネットワーク網の有効化によって相乗化し、シェア拡張を狙う。対象市場も建設関連にとどまらず、官公庁、学校、病院、一般企業へ拡大する。加えて、当面の課題としてレンタル事業の促進、グループ間シナジーを最大限に生かす事業構造の構築、組織能力の強化、次世代人材の確保と育成を掲げる。沿革からはM&Aと拠点整備を継続的に実行してきたことを確認でき、東亜安全施設、トレード、北斗ネオン、サンエクセル、マクテック、安全機器、安全サービス、アスコ、GCJI8、山本シーリング工業、アイ工芸などの株式取得を通じて連結子会社化を進める。ロジスティクス拠点も鳥栖、久喜、岐阜、登米、奈良、姫路、高松などで整備し、供給・営業基盤の拡充を進める。経営指標としては連結配当性向30%、ROE10%以上を目標に据える。

5. リスク

主なリスクは3点を確認できる。第1に事業環境の変化にあり、想定を超える需要減少や主要商品・原材料の急激な価格上昇が業績に影響する可能性を有する。第2に保有資産の価格変動にあり、投資有価証券等の時価下落や、事業用不動産の収益性低下に伴う減損が業績に影響する可能性を有する。第3に貸倒れの発生にあり、景気悪化などにより貸倒引当金を上回る予想外の貸倒れが生じた場合に影響を受ける可能性を有する。

6. ガバナンス

株主還元方針として、連結配当性向30%を目標に設定する。資本効率面ではROE10%以上を目標とし、着実な収益力向上に基づく株主還元の実現を志向する。人的資本面では、従業員とその家族の健康を重要な経営課題に位置付け、令和2年6月に健康経営宣言を制定する。ウォーキングイベント、外部セミナー受講、ストレスチェックなどを実施し、令和6年3月には健康経営優良法人2024大規模法人部門の上位500法人に与えられるホワイト500に認定される。労働組合は結成していないが、労使関係は円満に推移すると記載する。取締役会構成や社外取締役比率などの詳細な統治体制は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100U48Y | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 24.3B 16.3B 10.7B
営業利益 1.6B 1.0B 644M
純利益 1.1B 720M 474M
EPS 129.2
BPS 1,249.8

大株主

株主名持株比率
グリーンクロス社員持株会0.13%
青山 悦子0.09%
柴田 泰三0.06%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人㈱三菱UFJ銀行)0.05%
東條 優0.04%
井上 愛0.04%
中野 淑0.04%
新海 秀治0.03%
株式会社西日本シティ銀行0.03%
椛田 法義0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-02-07FMR LLC 7.11
2023-11-08FMR LLC 8.23
2023-09-04青山 悦子 8.57

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2024-02-07TDNetHolding change by FMR LLC
2023-11-08TDNetHolding change by FMR LLC
2023-09-04TDNetHolding change by 青山 悦子