Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ハークスレイ (7561)

持株会社体制の下、「ほっかほっか亭」を軸とする中食事業、店舗リースや不動産価値向上、人材・IT支援を担う店舗アセット&ソリューション事業、物流センター運営や食品加工、製菓製造を担う物流・食品加工事業を展開。中期目標では物流・食品加工を中心にM&Aと設備投資を進め、ストック収入拡大と事業多角化を図る。[本社]大阪府大阪市福島区 [創業]1979年 [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

ハークスレイグループは、当社、連結子会社16社、持分法適用関連会社2社、その他の関係会社1社で構成し、2025年3月末時点で3つの報告セグメントを展開する。中食事業は「ほっかほっか亭」店舗のフランチャイズチェーンシステム展開、弁当・惣菜製造販売、食材等の提供、ケータリングサービスを担う。店舗アセット&ソリューション事業は、店舗リース等の店舗運営事業者向けソリューション、店舗不動産の価値向上および販売、人材採用ソリューション、IT経営ソリューション、パーティー・イベント用品レンタルを手掛ける。物流・食品加工事業は、物流センター運営、企業向け物流、食品加工、製菓製造、卸販売を担う。2025年3月期から従来の「持ち帰り弁当事業」を「中食事業」へ名称変更する。従業員は連結734人、臨時従業員年間平均1,027人を擁する。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、複数事業の組み合わせによるシナジー創出にある。中食事業では「ほっかほっか亭」のフランチャイズチェーンシステムを展開し、ブランドと加盟店網を基盤に事業運営する。店舗アセット&ソリューション事業では、店舗リース、不動産管理、バリューアップ販売、人材紹介、IT経営支援を束ね、店舗運営事業者に対し多面的ソリューションを提供する体制を持つ。リスク記載では、同事業の強みとして「人・モノ・カネ・情報」の多面的ソリューションを挙げ、店舗リーシング能力を活かすと明記する。さらに、販売用不動産価格変動リスクの対応策では、遵法性工事や店舗リーシングといった店舗流通ネット・グループの強みを活かすと記載する。物流・食品加工事業では、OEM製造受託、カミッサリー事業、食品製造、冷凍食品製造、菓子製造、農産物・水産物・畜産物の生産・加工業への投資方針を掲げ、グループ内供給体制整備も進める。品質面では工場で食品安全マネジメント国際規格FSSC22000認証を取得し、品質管理部門設置と合わせて安全性を担保する。ストック性の観点では、店舗リース取引店舗や不動産管理テナントの稼働店舗数増加によるストック収入拡大を明示する。

3. 市場環境

経営環境として、同社は不透明な未来への速やかな対応と、成長を持続できるグループ会社群の構築を課題認識として示す。事業リスクには、食中毒・異物混入等の安全性品質、食品原材料価格変動、販売用不動産価格変動、技術革新・規制改革、人材確保、M&A後の減損、出店戦略に伴う空家賃などを列挙する。食品分野では米、野菜、鶏肉、輸入原材料の価格高騰や為替影響が重い外部要因となる。不動産分野では人手不足、資材調達難、建設単価上昇、金融情勢悪化を含む市況変動が収益に影響する。サービス業では人材不足問題への対応が事業機会となっており、特定技能外国人就労支援等の人材紹介ビジネスを展開する方針を示す。規制面では、消防法等の関連法令遵守を徹底するほか、技術革新や規制改革への適応遅れが市場喪失につながる可能性を認識する。

4. 成長戦略

2028年3月期を最終年度とする中期経営目標では、事業の成長と収益拡大により持続的な利益成長の実現を掲げる。成長投資は総額178億円を計画し、内訳はM&A120億円、設備投資58億円とする。投資の中心は物流・食品加工事業で、食品製造、冷凍食品製造、菓子製造、農産物・水産物・畜産物の生産・加工業など、既存事業とのシナジーが見込める領域への拡大を狙う。セグメント別には、中食事業で新メニュー開発、若年層・シニア層の新規顧客開拓、デジタル販促、自社アプリ「ほっかアプリ」やモバイルオーダーによる会員数増加、大型パーティー・イベント需要の取り込みを進める。店舗アセット&ソリューション事業では、店舗リース取引店舗と不動産管理テナントの稼働店舗数増加によるストック収入拡大、所有不動産のバリューアップ販売、多面的ソリューション提案、人材紹介ビジネス拡大を図る。物流・食品加工事業では、定番商品の販売先・受注数拡大、OEM製造受託とカミッサリー事業の拡大、ヒット商品の継続開発、製造設備更新による生産性向上を進める。売上構成比の計画では、物流・食品加工事業を24年3月期約33%から28年3月期約42%へ高める方針を示す。経営目標としてROE8.3%、売上高720億円、EBITDA56億円、当期純利益25億円、EPS134.5円を掲げ、PBR1倍超の達成を目指す。

5. リスク

主要リスクとして、第一に安全性品質リスクがある。食中毒、異物混入、食材安全性への疑義、火災等の事故は営業停止や風評悪化、社会的信用失墜につながる。第二に原材料価格と不動産価格の変動リスクがある。輸入原材料、米、野菜、鶏肉、建設単価、市況悪化は収益と財政状態に影響する。第三にM&A戦略と事業ポートフォリオ運用のリスクがある。投資判断やPMIが不十分な場合、資本収益性低迷やのれん減損を招く可能性がある。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、サステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティ基本方針を基礎にマテリアリティの特定と見直しを行う。戦略会議は経営戦略上の重要課題・重要案件を審議し、主要リスクの選定と重要性判定を年1回、社外取締役・監査役の意見も踏まえて承認する。大型投融資案件は、事業ポートフォリオ基本方針との整合性をグループレベルで審議・承認する枠組みを整備する。経理財務部は経営資源配分のモニタリングを担い、事業ポートフォリオ基本方針に関する戦略見直しを定期的に取締役会で検討する。株主還元方針の具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VWK8 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
13.8B 11.1倍 0.5倍 0.0% 726.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 45.2B 46.8B 35.6B
営業利益 1.9B 2.4B 1.5B
純利益 1.2B 1.6B 1.0B
EPS 65.2 86.9 56.9
BPS 1,333.2 1,307.3 1,226.1

大株主

株主名持株比率
株式会社ライラック0.43%
株式会社麻生0.10%
株式会社こやの0.05%
青木 達也0.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
ハークスレイ取引先持株会0.01%
SMBC日興証券株式会社0.01%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人:株式会社三菱UFJ銀行)0.01%
RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.01%
古川 武志0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-11-17株式会社ライラック 45.64%--
2025-05-23株式会社ライラック 45.64%+9.25%
2024-11-01株式会社ライラック 42.13%+5.74%
2024-10-23株式会社ライラック 42.13%+5.74%
2024-10-09株式会社麻生 9.96%+1.74%
2024-10-04株式会社ライラック 42.12%+5.73%
2023-07-07株式会社麻生 8.22%+1.12%
2022-01-17株式会社麻生 7.10%+1.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-17EDINET大量保有株式会社ライラック大量保有 45.64%660-1.67%
2025-10-28TDNet業績修正ハークスレイ2026年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想の修正に関するお知らせ651+0.31%
2025-09-09TDNet人事ハークスレイ代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ646+2.63%
2025-07-18TDNetその他ハークスレイ非上場の親会社(その他の関係会社)等の決算情報について612+2.12%
2025-05-23EDINET大量保有株式会社ライラック大量保有 45.64%610+0.49%
2024-11-01EDINET大量保有株式会社ライラック大量保有 42.13%
2024-10-23EDINET大量保有株式会社ライラック大量保有 42.13%
2024-10-09EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 9.96%
2024-10-04EDINET大量保有株式会社ライラック大量保有 42.12%
2023-07-07EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 8.22%
2022-01-17EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 7.1%