Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社マックハウス (7603)

全国でカジュアル衣料品のチェーンストアを展開し、メンズ・レディース・キッズ衣料を販売する小売企業。オンラインストアも運営する。強みは顧客の声を反映した快適機能や仕様にこだわるプライベートブランドと、重点販売商品をコアアイテムとして育成する商品改革に置く。収益改善へ不採算店閉鎖、在庫効率改善、社内デジタル活用を推進する。[本社]東京都杉並区 [創業]1990年 [上場]1999年

1. 事業概要

株式会社マックハウスは、カジュアル衣料品の小売業を主たる事業とし、全国にチェーンストアを展開する。主な取扱商品はメンズ、レディース、キッズ向け衣料品で、実店舗に加えてオンラインストアでの販売も行う。単一セグメントは衣料品等小売業のみとなる。沿革上は、1990年に株式会社チヨダの100%出資子会社として設立し、同年に郊外型ロードサイド店「マックハウス」1号店を開店する。1990年に株式会社チヨダから衣料品部門17店舗の営業譲渡を受け、1992年にはメンズクラブ15店舗と小手指店の営業譲渡を受ける。1996年には全国47都道府県すべてへの出店を達成し、2008年には物流センターを稼働、2010年にはECサイト運用を開始する。2025年2月期には大分県日田市のイオンタウン日田ショッピングセンター店を含む3店舗を新設し、店舗改装も実施する一方、2店舗を売却するなど、店舗網の再編も進める。

2. 競争優位性

提示テキスト内で国内シェアや世界シェア、特許、独自技術の優位性を示す記載は確認できない。一方で、事業運営上の強みとして、当社はプライベートブランドを挙げており、顧客の声を積極的に反映した暮らしに役立つ快適機能や仕様にこだわる商品開発を進める。加えて、重点販売商品をコアアイテムと位置づけ、プロモーションと店舗での展開方法まで連携を強化する方針を示す。これは、気候変動や多様なライフスタイルへの対応を商品面から進める取り組みと位置付けられる。運営面では、全店へのPOSシステム導入、新POSシステム導入、POSシステム更新稼働、物流センター稼働、ECサイト運用開始といった基盤整備の履歴を持つ。さらに、社内デジタルツールを活用し、商品情報、売場作成ポイント、接客技術などの情報共有を進め、販売員のスキル向上と本部・店舗連携の強化を図る。全国チェーン網、既存の物流・POS・EC基盤、PB開発の蓄積が運営上の参入障壁として機能する可能性を持つ。

3. 市場環境

当社が属する衣料品小売市場は、提示テキストから季節性と需要変動の影響を強く受ける市場と読み取れる。冷夏や暖冬などの天候要因、ファッションの流行、お客様嗜好の変化、競合他社の価格政策が売上を左右する。したがって、商品計画と仕入管理の精度が業績に直結する構造を持つ。また、取扱衣料品の多くを中国をはじめとするアジア各国から輸入しており、生産国の政治・経済情勢、為替相場、法制度の変動、大規模自然災害が商品原価や供給に影響する。店舗運営面では、賃借店舗が大部分を占め、定期建物賃貸借契約の満了後に再契約できない可能性もある。個人情報保護法対応やソーシャルメディア上の風評被害への備えも必要となる。規制面の強い参入障壁よりも、需給変動対応、調達管理、店舗契約管理が重要となる業界環境と位置付けられる。

4. 成長戦略

当社は収益性の回復に向けた企業体質改善を最優先課題とし、商品、店舗運営、店舗開発、人材育成、女性活躍推進を主要施策に掲げる。商品面では、プライベートブランドで顧客の声を反映した快適機能商品を開発し、年間を通じて安定需要が見込まれる商品や、猛暑・冷え込みなど気候変動下でニーズが強まる商品をコアアイテムとして開発・育成する。継続的なプロモーションにより安定売上の確保を図る。収益体質改善では、不採算店舗の閉鎖や転貸、退店による固定費削減、業務の内製化推進、無駄な売価変更の抑制、粗利率向上、滞留在庫の現金化、仕入コントロール徹底による適正在庫維持を進める。店舗運営では、セルフでも買いやすい売場づくり、分かりやすい商品プロモーション、着こなし提案、売場レイアウト明確化を推進する。人材面では、社内デジタルツール活用による教育効率化と業務標準化、全従業員向け通信教育制度導入を進める。加えて、女性管理職比率を2025年2月末時点11.1%から2026年3月末までに15%以上へ引き上げる目標を掲げる。外部連携では、2024年10月にジーエフホールディングス株式会社と業務提携契約を締結し、同社および各グループ企業のリソースやノウハウ活用によるシナジー効果向上を図る。

5. リスク

第1に、衣料品需要の季節性と流行変動リスクを抱える。冷夏、暖冬、気候変動、ファッション動向、顧客嗜好、競合の価格政策が売上に影響する。第2に、商品生産の特定地域依存リスクを抱える。中国をはじめとするアジア各国からの輸入比率が高く、政治・経済情勢、為替、法制度、自然災害が原価と供給に影響する。第3に、継続企業の前提に関する重要事象等が記載されており、収益性改善施策の実行が重要課題となる。加えて、賃借店舗の保証金回収不能、再契約不能、人件費増加、個人情報流出、減損損失、自然災害、インターネット上の風評被害も業績影響要因となる。

6. ガバナンス

当社は、社会的責任を果たすべく、リスク管理やコンプライアンスの徹底を経営方針に掲げる。人的資本面では、女性活躍推進委員会を発足し、部署横断の声を活かした職場環境整備を進める。労働組合はマックハウスユニオンで、UAゼンセン・専門店ユニオン連合会に属し、労使関係は円満に推移する。株主構成面では、2024年11月の公開買付成立によりG Future Fund1号投資事業有限責任組合が筆頭株主となる。資金繰り面では、借入先である株式会社チヨダとの間で借入金返済期限を2027年8月まで延長することについて合意を得る。なお、提示テキスト内では配当方針や自己株式取得などの具体的な株主還元方針は確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VSQ0 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.8B 4.0倍 1.0倍 0.0% 70.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 20.3B 11.6B 13.5B
営業利益 350M -2.4B -240M
純利益 900M -3.1B -310M
EPS 17.6 -138.5 -14.7
BPS 70.2

大株主

株主名持株比率
G Future Fund 1号投資事業有限責任組合 (無限責任組合員トラストアップ株式会社)0.56%
マックハウス共栄会0.04%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY (常任代理人香港上海銀行東京支店)0.04%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.04%
豊島株式会社名古屋本社0.04%
美濃屋株式会社0.01%
出店智惠子0.01%
株式会社三井住友銀行0.01%
マックハウス従業員持株会0.00%
株式会社TSI0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-04-07Evo Fund 24.91
2026-04-06トラストアップ株式会社 77.23
2026-03-09Evo Fund 1.0
2026-03-09Evo Fund 2.0
2026-03-02トラストアップ株式会社 36.66
2026-01-13Evo Fund 0.36
2026-01-09Evo Fund 8.66
2026-01-07トラストアップ株式会社 37.32
2025-09-17Evo Fund 14.84
2025-09-03Evo Fund 15.73
2025-09-01Evo Fund 16.92
2025-08-29Evo Fund 16.17
2025-08-27Evo Fund 2.52
2025-08-26Evo Fund 7.56
2025-08-15Evo Fund 9.91
2025-06-26Evo Fund 3.1
2025-06-25Evo Fund 5.07
2025-06-24Evo Fund 15.11
2025-06-20Evo Fund 19.99
2025-06-19Evo Fund 19.23

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-07TDNetHolding change by Evo Fund
2026-04-06TDNetHolding change by トラストアップ株式会社
2026-03-31TDNet第三者割当による新株式(現物出資)及び第12回新株予約権の発行に係る払込完了並びに親会社及びその他の
2026-03-31TDNet暗号資産建てファンドへの出資に関するお知らせ
2026-03-30TDNet臨時株主総会の決議結果に関するお知らせ
2026-03-09TDNetHolding change by Evo Fund
2026-03-09TDNetHolding change by Evo Fund
2026-03-02TDNetHolding change by トラストアップ株式会社
2026-02-24TDNet第三者割当による新株式(現物出資)、第12回新株予約権の発行第1回無担保社債の発行、第11回新株予約
2026-02-24TDNet株式会社オルトプラスとの資本業務提携に関する補足説明資料
2026-02-05TDNetforecast_revision: 通期業績予想の修正に関するお知らせ
2026-02-05TDNet通期業績予想の修正に関するお知らせ
2026-01-22TDNet合弁会社(子会社)設立に関する合弁契約締結のお知らせ
2026-01-22TDNet臨時株主総会の招集のための基準日設定及び臨時株主総会開催に関するお知らせ
2026-01-13TDNetHolding change by Evo Fund
2026-01-13TDNet(訂正・数値データ訂正)「2026年2月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正の
2026-01-13TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2026年2月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(非
2026-01-09TDNetearnings: 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2026-01-09TDNet2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2026-01-09TDNetHolding change by Evo Fund