Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社グローバルダイニング (7625)

都内中心にイタリアン、メキシコアメリカン、アジア、国際折衷、和食など多業態レストランを直営展開し、国内44店、米国ロサンゼルス3店を運営する外食企業。既存店磨き込みと「エンターテインメントとしての外食」を軸に、首都圏ターミナル駅や郊外型複合施設、海外FC・直接投資を成長余地とする。完全キャッシュレス化も推進。[本社]東京都港区 [創業]1973年 [上場]1999年

1. 事業概要

株式会社グローバルダイニングは、当社と米国子会社グローバルダイニング,インク.オブ カリフォルニアで構成し、レストラン経営を主とする飲食事業を展開する。国内では都内を中心に、イタリア料理、メキシコアメリカ料理、アジア料理、国際折衷料理、和食の飲食店など計44店舗を運営し、米国ではロサンゼルスのウエストハリウッド、サンタモニカ、ダウンタウン地区で3店舗を運営する。単一セグメントのため事業区分開示はないが、沿革上は「カフェ ラ・ボエム」「ゼストキャンティーナ」「モンスーンカフェ」「権八」「ステラート」「タコ ファナティコ」など複数ブランドを展開してきた。2024年12月には栃木県那須塩原市で宿泊飲食複合施設「那須パラダイスヴィレッジ」の一部営業を開始し、米国カリフォルニア州ではイタリアン業態「セッテチェント」のソフトオープンを開始する。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、多業態開発力、立地選定力、店舗運営ノウハウの蓄積、人材育成の仕組みにある。会社は外食に対する価値を感じて来店してもらうため「エンターテインメントとしての外食」にこだわる方針を掲げ、料理・サービス・空間の品質追求を明示する。商品面では食材の海外現地調達に取り組み、「当社でしか味わえない戦略商品の開拓と差別化」を推進する。サービス面ではホスピタリティ向上のための具体的行動指標を定め、サービスチェックを全店で実施し、全店のサービスレベル底上げを図る。人材面では、立候補制昇格人事、集合研修、勉強会、海外市場視察、子会社への出向・出張、各種認定試験、料理・サービスコンテストを通じて次世代リーダー育成を進める。市場シェアや特許、強い規制参入障壁に関する定量情報は提示テキスト内では確認できないが、長年にわたり都内中心でブランド群を育成し、米国でも店舗運営を継続してきた点は、模倣しにくい運営知見の蓄積を示す。

3. 市場環境

外食産業は、人口減少、高齢化、コロナウイルスパンデミック後のライフスタイル変化、エネルギー価格高騰、急激な為替変動、原材料価格上昇、人件費高騰など複合要因の影響を受ける。加えて、デリバリー、テイクアウト、冷凍食品、ミールキット、ECなど中食領域への展開が進み、食のボーダレス化が加速する環境にある。一方で、2024年の訪日客消費が8兆円を超え過去最高となったことは、外食産業に追い風と位置付ける。法規制面では食品衛生法、食品安全基本法、健康増進法、個人情報保護法などの適用を受ける。会社は査察チームや各業態のフードディレクター等による衛生チェック体制、店舗内禁煙、顧客情報管理で対応する。競争環境については、成熟社会下で企業間競争の激化を見込むと明示する。

4. 成長戦略

中長期戦略は、既存店のブラッシュアップによる収益基盤強化、新規出店、郊外型新業態、海外展開の4本柱で整理できる。国内ではインバウンド対策を講じつつ、首都圏ターミナル駅エリアを軸に新業態や既存業態の新規出店を進める。深夜帯需要の減少を踏まえ、アルコール依存度の低い郊外型業態にも注力し、那須ガーデンアウトレット隣接地に宿泊設備付き飲食複合施設「那須パラダイスヴィレッジ」を建設し、2025年3月19日に全館グランドオープンする。さらに「移動・アウトドアダイニング」といった運営形態の多様化も調査・研究する。海外では米国ロサンゼルスの子会社運営を軸に、海外現地企業とのフランチャイズ契約による『権八香港』『権八上海』型の展開や、将来的な直接投資も視野に入れる。投資規律としては、ROA10%、ROE5%、既存店売上高前年比プラス、新規投資案件のROI20%以上を目標に掲げる。2024年1月には国内全店で完全キャッシュレス決済化を実施し、利便性・安全性・生産性向上を図る。

5. リスク

主なリスクは3点挙げられる。第1に、店舗の多くが東京都内に集中しており、地震、火災、津波、水害、大気汚染、感染症、テロ、暴動、紛争など大規模災害や物流網寸断の影響を受けやすい点がある。第2に、全店直営で賃借物件を活用しており、賃貸借契約の更新不能や期間前解約により、計画外退店が発生しうる点がある。第3に、新規出店や新業態開発に伴い、集客未達、業態変更、退店、固定資産除却損、違約金、原状回復費用、減損損失が発生しうる点がある。加えて、代表取締役社長長谷川耕造への依存、為替変動、食中毒や衛生問題、重要訴訟も開示リスクに含む。

6. ガバナンス

沿革上、2004年に委員会設置会社へ移行し、2010年に監査役会設置会社へ移行、2016年に監査等委員会設置会社へ移行するなど、機関設計を見直してきた。後継者育成では執行役員制度の導入や副社長職の配置を進める一方、創業者であり代表取締役社長の長谷川耕造への依存度が高い点を自らリスク開示する。組織運営の基本方針として「個の尊重」「徹底した情報公開」を掲げる。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。人的資本面では、管理職に占める女性比率、男性育休取得率、男女賃金差異を開示し、人事制度・賃金体系において性別による差異はないと記載する。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VG34 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
4.8B 9.3倍 0.9倍 463.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 11.8B 11.1B 9.6B
営業利益 753M 733M 225M
純利益 515M 847M 222M
EPS 49.6 81.7 21.5
BPS 510.3 439.5 345.8

大株主

株主名持株比率
長谷川  耕造0.59%
株式会社スペースラボ0.08%
ハセガワインターナショナル  トレイドカンパニー(常任代理人 株式会社グローバルダイニング)0.06%
ヨシダ トモヒロ0.05%
株式会社SBI証券0.02%
株式会社古舘篤臣綜合事務所0.01%
小林 庸麿0.01%
宗次 徳二0.00%
内藤 征吾0.00%
グローバルダイニング従業員持株会0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-02-19長谷川 耕造 73.33%(1.04%)
2022-12-05長谷川 耕造 74.37%(0.16%)
2021-05-17長谷川 耕造 74.53%--
2021-05-17長谷川 耕造 74.53%--
2021-05-13長谷川 耕造 74.53%--
2021-05-13長谷川 耕造 74.53%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-03TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2026年2月度)463-2.38%
2026-02-19TDNetIRGダイニング2025年12月期通期 決算説明会資料496+0.20%
2026-02-03TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2026年1月度)411+0.24%
2026-01-06TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年12月度)393+0.76%
2025-12-15TDNet資本政策Gダイニングストック・オプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ424-2.12%
2025-12-02TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年11月度)440-2.27%
2025-11-28TDNet資本政策Gダイニングストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ435+2.76%
2025-11-04TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年10月度)370+0.81%
2025-10-02TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年9月度)371+3.23%
2025-09-02TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年8月度)360-0.28%
2025-08-29TDNet規制・法的Gダイニング当社連結子会社(米国カリフォルニア州)に対するPAGA訴訟(従業員集団訴訟)に関するお知らせ360-1.11%
2025-08-04TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年7月度)348+0.57%
2025-07-02TDNetその他Gダイニング月次売上速報(2025年6月度)337+0.30%
2024-02-19EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 73.33%
2022-12-05EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 74.37%
2021-05-17EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 74.53%
2021-05-17EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 74.53%
2021-05-13EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 74.53%
2021-05-13EDINET大量保有長谷川 耕造大量保有 74.53%