株式会社NEW ART HOLDINGSは、持株会社として連結子会社21社、非連結子会社1社を統括し、ジュエリー・アート・オークション、食品、ヘルス&ビューティー、リゾート開発、その他事業を展開する。中核はブライダルジュエリーで、「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の運営を通じ、婚約指輪・結婚指輪の製造・販売とブライダル関連サービスを手掛ける。加えて、ダイヤモンド・ルースの仕入・卸、美術品販売、アートオークションの企画・運営を行う。食品事業は主に香港で加工冷凍肉・加工冷蔵肉、魚介類製品を販売する。ヘルス&ビューティー事業はエステティックサロン「ラ・パルレ」の運営、化粧品・健康食品の製造販売を担う。リゾート開発事業はホテル・結婚式場の運営とリゾート開発を行う。その他、クレジット事業、ゴルフ用品の製造販売、関連スポーツ用品の開発製造も展開する。
主力のブライダルジュエリー事業では、当社グループ自身が「ブライダルジュエリーのリーディングカンパニー」と位置付ける事業基盤を有する。競争優位の源泉として、有価証券報告書には高品質のダイヤモンドを直接仕入れることによるコスト・リーダーシップ、他社を圧倒する強力なブランド戦略、顧客ニーズを常に把握し商品へ反映する確立された仕組み、豊富な経験とノウハウ、専門知識の豊富な人材の存在が明記される。ブランド面では「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の浸透と価値向上を経営戦略の中心に据える。ビジネスモデル面では、当社グループが始めたセミオーダーによるブライダルジュエリー専門店での販売が、開業時から発展・成長を支えた効果的な仕組みとされる。2024年には仕入・製造を専門に行うNEW ART貴金属総合研究所を立ち上げ、購買担当者育成を進めており、調達・製造ノウハウの内製化も競争力の補強要素となる。オークション事業では、国内外の画廊、法人・個人コレクター、作家エステートとのリレーションシップ強化を通じた作品取得力向上を重視しており、供給ルートの信頼性が参入障壁として機能する。
主力市場のブライダル分野は逆風下にある。国内の婚姻組数は年々減少傾向にあり、少子化・晩婚化の影響がブライダル業界全体に及ぶ。リスク記載では、婚姻件数が1972年の約110万組から2024年には約48万組へ減少したと示され、市場縮小が中長期リスクとなる。加えて、世界的な紛争長期化により仕入面への影響が大きく、販売価格改定が必須とされる。ダイヤモンド・ルース、地金、為替の変動も収益性に影響する。食品事業は香港の食品安全条例などの法規制を受け、輸入規制や行政対応コストの影響を受ける。ヘルス&ビューティー事業は特定商取引法、消費者契約法、景品表示法、個人情報保護法などの規制下にある。提示テキスト内では、国内シェアや世界シェアの具体的数値は確認できない。
成長戦略の第一は、主力ブランドの浸透と価値向上を通じたブライダルジュエリー市場でのシェア拡大に置く。集客、商品、接客品質の向上を進め、都市部一等地への基幹店開設で顧客基盤拡大を図る。海外では香港、台湾をはじめ諸外国への出店を検討する。第二は多角化で、持株会社体制の下、新規事業への積極投資とM&Aを含むグループ化を進め、ブライダルジュエリー事業と同レベルもしくはそれ以上の売上や利益を確保できる体制の実現を目指す。食品事業への進出はその具体例となる。第三は高付加価値化で、独自性と高付加価値を兼ね備えた商品の開発、ブライダル以外のジュエリー開発、サービスを通じた信頼関係構築を推進する。アート事業では多様な作品ラインナップ拡充、営業人材育成、オークション事業では高額かつ希少性の高い作品の継続確保を進める。リゾート開発事業では高い資産価値を有する開発適地の選定、海外富裕層・投資家向け情報発信、国際的販売ネットワーク拡充を進める。経営指標としては営業利益率を重視し、営業利益率20%の早期実現を目指す。
第一に、ブライダルジュエリー市場の構造的縮小リスクがある。少子化、晩婚化、婚姻件数減少により主力市場の縮小が想定される。第二に、調達・市況リスクがある。ダイヤモンド、地金、為替、中東情勢、輸送コスト、輸入規制などが仕入価格と供給安定性に影響する。第三に、多角化事業固有の運営リスクがある。食品では品質・安全管理と法規制対応、ヘルス&ビューティーでは人材確保と法令順守、アート・オークションでは作品確保と査定精度が重要となる。
当社グループは持株会社体制の下、各事業の責任体制の明確化、事業間シナジー効果の最大化、機動的な組織再編、戦略的事業提携、コーポレートガバナンス強化を進める方針を示す。適時開示体制及び内部管理体制の強化を最重要課題の一つに位置付け、より強固な企業統治の構築を目指す。財務面では、事業拡大に伴う総資産増大を踏まえ、資産運用の効率性と生産性向上を図る。株主還元の具体的な配当方針は提示テキスト内では確認できないが、株主利益及び企業価値の最大化を掲げ、EPSとROEの向上を意識した経営を行う方針を示す。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 27.5B | 12.6倍 | 2.5倍 | 0.0% | 1,580.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 27.6B | 21.1B | 21.5B |
| 営業利益 | 3.9B | 2.9B | 3.3B |
| 純利益 | 2.0B | 1.1B | 1.7B |
| EPS | 125.4 | 70.7 | 110.6 |
| BPS | 629.0 | 563.7 | 611.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| YUKIO SHIRAISHI (常任代理人岡三証券株式会社) | 0.21% |
| 株式会社ホワイトストーン | 0.09% |
| 白石 勝代 | 0.08% |
| KOEI SHIRAISHI (常任代理人三田証券株式会社) | 0.06% |
| Master Express Group Limited (常任代理人香港上海銀行東京支店) | 0.05% |
| 株式会社ベルコ | 0.04% |
| 丹下 博文 | 0.02% |
| KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT (常任代理人香港上海銀行東京支店カストディ業務部) | 0.02% |
| 小田 明 | 0.02% |
| 高橋 新 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-04-26 | 白石 幸生 | 19.95% | (1.65%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-10 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,613 | -0.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,467 | -0.48% |
| 2026-01-06 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,480 | +0.07% |
| 2025-12-22 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,450 | -0.14% |
| 2025-10-10 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,441 | -0.83% |
| 2025-09-12 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,522 | +0.00% |
| 2025-08-08 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,446 | -0.35% |
| 2025-07-08 | TDNet | 配当・還元 | NEW ART | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 1,363 | +0.29% |
| 2024-04-26 | EDINET | 大量保有 | 白石 幸生 | 大量保有 19.95% | — | — |