Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

シチズン時計株式会社 (7762)

シチズン時計は、時計、工作機械、デバイス、電子機器他事業をグローバルに展開する精密機器メーカーです。光発電エコ・ドライブや高精度機械式ムーブメントで時計のブランド価値向上を図り、CNC自動旋盤「Cincom」「Miyano」とLFV技術で工作機械の生産性向上に貢献します。小型金属加工技術を活かしたデバイス事業も展開。海外売上比率約75%とグローバル展開が特徴で、精密加工や低消費電力技術、AI活用で独自の優位性を確立しています。 [本社]東京都西東京市 [創業]1930年 [上場]1949年

1. 事業概要と競争優位性

シチズン時計株式会社は、時計、工作機械、デバイス、電子機器他事業をグローバルに展開する精密機器メーカーです。連結子会社80社、関連会社2社を擁し、海外売上比率約75%とグローバル展開が特徴です。

時計事業は、光発電エコ・ドライブを基幹技術とし、高精度機械式ムーブメント開発に注力しています。スイス高級時計ブランドの子会社化で高付加価値製品群を強化し、表面処理、精密加工、低消費電力技術が競争優位性です。

工作機械事業は、CNC自動旋盤「Cincom」と「Miyano」を主力に展開しています。LFV(低周波振動切削)技術やAI活用で、顧客の生産性向上、自動化、環境負荷低減に貢献するトータルソリューションを提供します。

デバイス事業は、小型金属加工技術を強みとし、自動車部品、水晶デバイス、小型モーター、LEDなどを手掛けます。MEMS技術融合や高効率LED開発で高付加価値製品を創出します。

電子機器他事業は、業務用プリンターや健康機器を展開し、省人化ソリューションやアプリ連携による利便性向上を図ります。

長年の精密加工、ムーブメント、工作機械開発ノウハウが参入障壁となり、多角的な事業とグローバル展開で安定収益基盤を構築しています。

2. 沿革ハイライト

1930年、尚工舎時計研究所を母体にシチズン時計株式会社を創立し、腕時計製造販売を開始しました。1941年には工作機械の生産を開始し事業の多角化を進め、1949年に東京証券取引所に上場しました。1970年代以降、海外拠点設立でグローバル展開を加速。M&Aで時計事業(Bulova等)と工作機械事業(ミヤノ)の基盤を強化しました。2016年に商号をシチズン時計株式会社に変更し、2022年にはプライム市場へ移行しています。

3. 収益・成長

2025年3月期は連結売上高3,168億円、営業利益205億円、純利益238億円を見込みます。

中期経営計画2027では、時計と工作機械をグループ成長を牽引するコア事業と位置付け戦略投資を行います。デバイス事業は安定成長と選択集中を図ります。

時計事業では、グローバルブランド価値向上、北米市場強化、高付加価値ムーブメント開発を重点戦略とし、機械式時計市場の成長と「Eco-Drive」等の環境配慮を訴求します。

工作機械事業では、売上高1,000億円実現に向け、グローバル拡販・顧客開拓を推進し、トータルソリューションを提案します。

デバイス事業は、小型金属加工技術を活かしたEV関連、医療分野、光通信向け、MEMS技術融合、ウェアラブル製品開発などを成長ドライバーとします。

DX戦略で高収益体質転換と新ビジネスモデル構築を目指し、研究開発に当連結会計年度中に56億円を投下し、新技術・新製品開発を継続します。

4. 財務健全性

2025年3月期末の総資産4,155億円、純資産2,641億円。自己資本比率約63.6%と高く、実質無借金に近い財務状況です。借入金の一部に財務制限条項が付帯します。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当は45.0円(配当性向約46.0%)を予定します。

6. 注目ポイント

時計事業の競合激化(高級、スマートウオッチ、中国メーカー)とアナログクオーツ市場縮小、工作機械事業の景気変動、デバイス事業の技術陳腐化リスクに直面します。海外売上比率約75%のため、各地域の景気・消費動向、政治経済情勢、為替変動が業績に影響します。中国は主要生産拠点であり、生産支障や規制、人民元切り上げもリスクです。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W634 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
569.5B 20.5倍 1.9倍 2.2% 2,315.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 362.0B 346.8B 337.5B
営業利益 34.5B 30.2B 27.0B
純利益 27.5B 31.1B 24.0B
EPS 112.7 127.5 98.4
BPS 1,201.6

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社0.22%
株式会社日本カストディ銀行0.09%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.05%
日亜化学工業株式会社0.04%
三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.02%
シチズングループ従業員持株会0.02%
三菱電機株式会社0.02%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.02%
清水建設株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.02%
野村信託銀行株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23フィデリティ投信株式会社 8.41
2026-02-20フィデリティ投信株式会社 6.93
2026-01-09フィデリティ投信株式会社 5.28
2026-01-05株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.7
2025-11-21野村アセットマネジメント株式会社 4.16
2025-10-20株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.93
2025-10-07日本生命保険相互会社 4.86
2025-10-06株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.96
2025-10-06野村證券株式会社 5.24
2025-10-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 3.06
2025-09-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.15
2025-07-07野村證券株式会社 8.77
2025-04-22野村證券株式会社 8.26
2025-04-07野村證券株式会社 7.91
2024-11-08野村アセットマネジメント株式会社 7.62
2024-10-21株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.57
2024-10-07野村證券株式会社 8.02
2024-10-07株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.84
2024-09-30株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 8.76
2024-07-29株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.11

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23TDNetHolding change by フィデリティ投信株式会社
2026-02-20TDNetHolding change by フィデリティ投信株式会社
2026-01-09TDNetHolding change by フィデリティ投信株式会社
2026-01-05TDNetHolding change by 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2025-11-25TDNetbuyback: 第三者割当による自己株式処分に関するお知らせ
2025-11-25TDNet第三者割当による自己株式処分に関するお知らせ
2025-11-21TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-10-20TDNetHolding change by 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2025-10-07TDNetHolding change by 日本生命保険相互会社
2025-10-06TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-10-06TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-10-06TDNetHolding change by 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2025-09-19TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-07-07TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-05-29TDNet定款一部変更に関するお知らせ
2025-05-29TDNet役員向け業績連動型株式報酬制度の継続及び一部改定に関するお知らせ
2025-05-29TDNet株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ
2025-04-23TDNet監査等委員会設置会社移行後の役員人事に関するお知らせ
2025-04-22TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-04-07TDNetHolding change by 野村證券株式会社