粧美堂は、化粧品、化粧雑貨、服飾雑貨、キャラクター雑貨、コンタクトレンズ関連商品を企画・販売するファブレスメーカーである。小売・卸売業者、一般消費者へ販売し、子会社ではコンタクトレンズ受託製造や化粧品製造販売も行う。
競争優位性として、70年超にわたり美に寄り添い蓄積した経験と知見を持つ「美のプロフェッショナル」としての実績を挙げる。ファブレスメーカーとして、マーケティングから企画、デザイン、開発、販売までを一気通貫で行うスピード感と、自社企画、別注、OEM等、多様な取引形態に対応可能な柔軟性を強みとする。主要な版権元からキャラクターの商品化許諾を受け、自社企画商品の付加価値を高め、他社製品との差別化を図る。OEMビジネスは粗利率が低いものの、受注生産・一括買取りにより在庫リスクを回避し、安定的な収益源として注力する。相対的に利益率が高い自社企画商品の拡販も積極的に取り組む。営業方針として「小さな市場の大きなシェアを取る」ことを掲げる。長年のノウハウ蓄積、ブランドライセンス取得能力、多様な顧客ニーズへの対応力は参入障壁となる。
沿革では、1948年に化粧雑貨の一次卸問屋として創業し、1949年に粧美堂株式会社を設立した。総合スーパーへの販路を拡大し、M&Aを通じて商品企画開発機能や販路を強化した。1996年には株式会社サンリオ、1999年にはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのライセンス契約を締結した。2005年には中国でのキャラクター雑貨販売を開始した。2013年にはコンタクトレンズメーカーの株式会社メリーサイト(現SHO-BI Labo株式会社)を、2015年には化粧品OEM製造受託の株式会社ピコモンテ・ジャパンを取得し、事業領域を拡大した。2009年にジャスダックに上場後、東証一部を経て2023年にスタンダード市場へ移行した。
収益・成長戦略として、営業利益の継続的成長と売上高営業利益率の向上を最大の経営目標とする。中長期戦略では「真のメーカー化」を進め、「粧美堂」のブランド化を推進する。国内大手小売業のPB拡充ニーズに対応するため、「モノづくりのパートナー」としてOEMビジネスを強化する。ECビジネスも強化し、若年層女性のSNSを通じた情報収集との親和性を捉え、EC経由の売上拡大と利益率向上を目指し、将来的にはEC比率30%を目標とする。また、現時点のメインユーザーである若年層女性に加え、中高年層や男性を対象とした「美しく粧う」「健やかに粧う」ための新しい商材の研究・開発を進め、ビジネスチャンスを追求する。トレンドを捉えた商品開発やマーケティング戦略の強化も図る。
財務健全性に関する直接的な記述はないが、事業等のリスクとして、特定販売先への依存(連結売上高の約6割)、キャラクター商品の人気変動やライセンス契約終了リスク、原材料価格・物流コストの変動、外貨建て仕入による為替変動リスク、生産国の経済情勢、商品の品質・安全性、法的規制、情報管理・サイバーセキュリティ、自社企画商品の在庫リスク、大規模災害などが挙げられる。これらのリスクに対し、発生回避と対応に努める方針である。
注目ポイントは、ファブレスモデルによる柔軟な事業展開と、70年超の知見に基づく企画・開発力、多様なブランドライセンス活用による差別化戦略である。OEMと自社企画のバランスを取りながら、EC強化や新市場開拓で持続的成長を目指す。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 11.7B | 12.4倍 | 1.5倍 | 3.5% | 869.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 11.5B | 23.0B | 22.1B |
| 営業利益 | 1.1B | 1.8B | 1.5B |
| 純利益 | 647M | 1.1B | 978M |
| EPS | 49.2 | 81.4 | 74.0 |
| BPS | — | — | 561.6 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| TCS株式会社 | 0.28% |
| 寺田 一郎 | 0.16% |
| 寺田 正秀 | 0.11% |
| 寺田 久子 | 0.03% |
| ベル投資事業有限責任組合1 | 0.03% |
| 平賀 優子 | 0.02% |
| 粧美堂従業員持株会 | 0.02% |
| NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社) | 0.02% |
| 株式会社みずほ銀行 | 0.02% |
| GOLDOMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 寺田 一郎 | 15.94 | |
| 2026-03-25 | 寺田 一郎 | 15.94 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-29 | TDNet | 2026年9月期第2四半期決算説明会資料 | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 寺田 一郎 | — | — | ||
| 2026-03-25 | TDNet | Holding change by 寺田 一郎 | — | — | ||
| 2026-03-11 | TDNet | 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取得終了に関するお知 | — | — | ||
| 2026-03-11 | TDNet | buyback: 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び自己株式取 | — | — | ||
| 2026-03-10 | TDNet | 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-10 | TDNet | buyback: 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付 | — | — | ||
| 2026-01-16 | TDNet | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の割当完了に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-01-16 | TDNet | buyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の割当完了に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-12-19 | TDNet | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-12-19 | TDNet | buyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-12-10 | TDNet | earnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部 | — | — | ||
| 2025-12-10 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-12-01 | TDNet | 支配株主等に関する事項について | — | — | ||
| 2025-11-25 | TDNet | 2025年9月期決算説明会資料 | — | — | ||
| 2025-11-18 | TDNet | dividend: 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-11-18 | TDNet | 剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-11-18 | TDNet | 譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-09-26 | TDNet | 2025年9月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-09-26 | TDNet | dividend: 2025年9月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ | — | — |