ニホンフラッシュ株式会社は、室内ドア、化粧造作材、収納ボックス等の内装システム部材を主力とする住宅内装システムの専門メーカー。国内では当社が内装システム部材の製造販売と製品据付を担い、中国では昆山日門建築装飾有限公司、日門(青島)建材有限公司、日門(江西)建材有限公司、吉屋(青島)家居有限公司が内装システム部材の製造販売を行う。加えて、日門(上海)貿易有限公司が建材全般の販売と輸出入貿易、吉屋(煙台)集成建築科技有限公司が内装工事の設計・施工と設備据え付け、日門(昆山)建材科技有限公司が商業施設用製品の組立と販売を担う。中国では室内ドア、化粧造作材、キッチン、収納ボックスに加え、家具や流し台など住宅設備機器も扱う。顧客向けには受注生産品をジャストインタイムで供給する体制を構築する。
競争優位の中核は、長年かけて創り上げた多品種少量生産のIT技術と、受注生産品をジャストインタイムで供給する独自システムにある。沿革上、1986年に業界に先駆けて生産管理にコンピューターシステムであるMRPを導入し、ジャストイン・タイムでの多品種少量生産を開始しており、現在のマス・カスタマイゼーション能力の基盤となる。会社はこの強みを営業活動にも活用し、顧客ニーズを的確に捉えた受注獲得を進める方針を示す。研究開発面では、品質を維持したコスト削減、安全性や生産性を考慮した製品設計、クレーム発生時の即時対応策、材料評価基準の策定に取り組み、培ってきた技術開発力を競争優位性の向上につなげる。さらに、特許や技術ノウハウを重要な経営資産と位置付け、その管理強化を図る。生産面では日本国内の本社工場、北海道工場に加え、中国の昆山、青島、江西の工場を含む5工場体制を敷き、供給体制の分散も進める。
木質内装業界は、国内では少子高齢化の進行を背景に新設住宅着工戸数の大きな増加を期待しにくく、厳しい受注環境と価格競争の継続を会社は見込む。主要顧客が分譲マンション業者であるため、建築市況や分譲マンション市場の動向の影響を受けやすい構造を持つ。一方、中国では経済成長の鈍化傾向があるものの、「都市化」と「内装付住宅の推進」を背景に、地域差を伴いながらも堅調な需要を見込む。ただし足元では不動産市場の低迷が続き、得意先デベロッパー物件で工事進捗が遅れる事例も増える。法規制面では、製造物責任法、労働安全衛生法、建設業法、貿易管理令等の規制を受ける。建設業法上の一般建設業許可を保有し、内装工事の設計・施工を行う体制を持つ。
中長期戦略では、国内外を問わず受注生産の強みを発揮しやすい分譲マンション市場を基盤としつつ、医療介護や戸建分野等への新たな販路開拓を進める方針を掲げる。加えて、一戸当たりに占める自社製品の占有率引き上げとコスト競争力の確保により、業容拡大と安定利益の確保を図る。国内ではセールスエンジニアの育成、地方都市への営業所設置などで営業力と販売網を拡充し、マス・カスタマイゼーション能力に磨きをかけて付加価値向上を目指す。中国では広域にわたる高品質な施工管理体制の構築と維持、生産技術力の高い工場づくり、営業管理体制の拡充、ブランド確立、信用力のある取引先の新規開拓を進める。販売代理店網を生かしたスケルトン市場向け販売も戦略的に推進する。足元では台湾での業務提携に加え、ルート販売、商業施設向け販売など販売チャネルの拡大と商品ラインナップ拡充を進める。研究開発では玄関収納足元灯、2700タイプの戸袋パネル・壁収納パネル、新工法による原価低減に取り組む。設備面では本社工場の機械設備を中心とする投資と工場リニューアル工事を進め、生産性と作業環境の改善を図る。
主なリスクは3点挙げられる。第1に、住宅着工件数や分譲マンション市場の変動リスク。主要顧客がマンションデベロッパー等にあり、建築着工の遅延や着工戸数減少が受注に影響する。第2に、中国事業に関するリスク。政治・経済情勢、法規制変更、為替、商慣習に基づく売掛債権回収、不動産市場低迷に伴う代物弁済不動産の価値下落が影響要因となる。第3に、原材料価格の変動と災害リスク。木材や表面材の高騰が価格転嫁できない場合の収益圧迫、地震・津波・火災・感染症拡大による生産体制への影響が想定される。
経営目標として、営業利益、営業キャッシュ・フロー、EPS成長を重視し、事業効率向上と株主価値最大化を掲げる。目標達成策として、合理化、原価低減、高効率の設備投資、教育訓練による従業員のスキルアップを進める。提出会社の従業員は220人、連結では1,236人を擁し、日本と中国の両拠点で事業を運営する。労働組合はUAゼンセン同盟に所属し、労使関係に特記すべき事項はない。株主還元の具体的方針や資本政策の詳細は、提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 20.2B | — | 0.6倍 | 0.0% | 808.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 24.0B | 25.9B | 27.3B |
| 営業利益 | 775M | 1.5B | 2.3B |
| 純利益 | -2.8B | 1.3B | 1.9B |
| EPS | -122.7 | 56.0 | 75.1 |
| BPS | 1,327.5 | 1,388.4 | 1,261.8 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.09% |
| 髙橋 栄二 | 0.09% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.08% |
| 株式会社徳島大正銀行 | 0.05% |
| 株式会社阿波銀行 | 0.05% |
| BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.05% |
| 七福トータルサポート株式会社 | 0.04% |
| ニホンフラッシュ従業員持株会 | 0.03% |
| ニホンフラッシュ取引先持株会 | 0.03% |
| 株式会社徳銀キャピタル | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2023-09-25 | フィデリティ投信株式会社 | 0.11% | (8.92%) |
| 2023-06-07 | FMR LLC | 10.00% | +1.04% |
| 2023-01-11 | FMR LLC | 8.96% | (1.04%) |
| 2022-09-26 | FMR LLC | 10.00% | +1.36% |
| 2022-07-07 | FMR LLC | 8.64% | +1.02% |
| 2022-02-07 | FMR LLC | 7.62% | +1.04% |
| 2021-09-07 | FMR LLC | 6.58% | +1.20% |
| 2021-08-17 | スパークス・アセット・マネジメント株式会社 | 4.05% | (1.08%) |
| 2021-08-06 | FMR LLC | 5.38% | +5.38% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-06-20 | TDNet | 人事 | ニホンフラッシュ | 人事異動に関するお知らせ | 808 | -0.74% |
| 2023-09-25 | EDINET | 大量保有 | フィデリティ投信株式会社 | 大量保有 0.11% | — | — |
| 2023-06-07 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 10.0% | — | — |
| 2023-01-11 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 8.96% | — | — |
| 2022-09-26 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 10.0% | — | — |
| 2022-07-07 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 8.64% | — | — |
| 2022-02-07 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 7.62% | — | — |
| 2021-09-07 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 6.58% | — | — |
| 2021-08-17 | EDINET | 大量保有 | スパークス・アセット・マネジメント株式会 | 大量保有 4.05% | — | — |
| 2021-08-06 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 5.38% | — | — |