Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

三光産業株式会社 (7922)

三光産業は特殊印刷製品(ラベル・ステッカー・パネル)の企画・製造・販売を主力とし、国内大手電機メーカーを主要顧客とする。高い技術力と品質力、素材と印刷のコンビネーション技術を強みとし、最高のサプライヤーを目指す。パネル事業を成長分野と位置付け、シェア拡大を図る。海外展開やメディカル・産業機器分野への技術開発、M&Aによる野菜調理器や空調家電販売など事業多角化を推進。厳しい事業環境下で、事業構造転換と新規収益源の確立を目指す。 [本社]東京都渋谷区 [創業]1960年 [上場]1989年

1. 事業概要と競争優位性

三光産業グループは、特殊印刷製品(接着剤付きラベル・ステッカー・パネル等)の企画・製造・販売を主軸としています。国内大手電機メーカーを主要顧客とし、家電やIT機器の外装部品を提供。海外にも拠点を持ち、グローバル展開も推進しています。近年はM&Aで野菜調理器や空調家電販売など事業多角化も推進しています。

競争優位性として、「高い技術力と高い品質力で社会に貢献する」ことを使命とし、「素材と印刷のコンビネーションの極大値を実現する技術」を蓄積しています。研究・開発、品質保証体制、生産設備の充実により「顧客企業における最高のサプライヤー」を目指しており、特にパネル事業は高度な技術力と品質管理体制が強みとなっています。

2. 沿革ハイライト

1960年4月に設立され、接着剤つきラベル・ステッカーの製造販売を開始しました。1988年のマレーシア子会社設立を皮切りに、香港、中国、タイへとアジア地域での海外展開を強化。1989年11月には店頭登録銘柄として上場しました。

近年はM&A戦略を積極的に展開し、2019年以降、事業領域の多角化を推進。グループ再編も進め、2022年4月には東京証券取引所のスタンダード市場へ移行しました。

3. 収益・成長戦略

当社グループの収益は国内大手電機メーカーとの取引が中心ですが、製品ライフサイクル短期化や海外生産シフト等で国内印刷需要は減少、受注単価も下落しています。物価高による製造コスト増大や海外での競争激化も課題となっています。

このような環境下、以下の施策を成長ドライバーとして推進しています。

・パネル事業を成長分野とし、品質管理と技術対応で受注拡大と地位構築を目指します。

・シール・ラベル事業は、国内工場稼働安定化のため、メディカル・産業機器・食品・日用品等、電気機器分野以外の新市場開拓と技術開発に注力します。

・海外事業は、中国市場安定化とアセアン生産シフトに対応し、内外連携で受注拡大と原価低減を図ります。

・M&Aで取得した新規事業(野菜調理器や空調家電等)の育成・拡大も推進しています。

中期的な経営目標として、連結営業利益率4.1%の達成を掲げています。

4. 財務健全性

2025年3月期末時点の財務状況は、総資産11,846百万円に対し純資産8,775百万円、自己資本比率は約74.1%と高い水準を維持しています。現金及び現金同等物は2,261百万円、有利子負債は1,033百万円で、安定した財務基盤を持ちます。営業キャッシュフローは145百万円、投資キャッシュフローは設備投資やM&Aに1,039百万円支出されています。

5. 株主還元

当社は、将来の安定的な事業成長と株主への安定的な配当継続を経営目標としています。直近3期は年間配当金10.0円を維持し、安定配当を重視する姿勢を示しています。2025年3月期のEPSは11.16円、配当性向は約89.6%です。

6. 注目ポイント

三光産業グループは、特殊印刷製品における長年の技術力と品質力を基盤としつつ、厳しい事業環境に対応するため、事業構造の転換を積極的に図っています。パネル事業を成長の柱とし、メディカル・産業機器分野などへの新市場開拓、アセアン地域を中心とした海外事業の強化、そしてM&Aによる多角化戦略を推進している点が注目されます。特に、野菜調理器や空調家電といった異分野への進出は、新たな収益源確立を目指すもので、成長戦略の成否を左右します。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W8T1 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
7.0B 79.7倍 0.8倍 0.0% 889.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 9.7B 10.4B 9.8B
営業利益 83M 72M -56M
純利益 86M -94M 147M
EPS 11.2 -14.6 23.8
BPS 1,136.8 1,111.6 1,299.7

大株主

株主名持株比率
株式会社エス・ワイ・エス0.11%
株式会社エツミ光学0.06%
三光産業取引先持株会0.06%
小舘 和美0.04%
鈴木 佳子0.04%
株式会社三井住友銀行0.04%
吉田 文子0.03%
田中 周子0.03%
松村 紀子0.03%
土田 雄一0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-09株式会社エス・ワイ・エス 10.80%--
2024-02-16株式会社エツミ光学 6.35%+1.35%
2024-02-14株式会社エツミ光学 6.35%+1.35%
2024-02-09株式会社エス・ワイ・エス 10.80%+5.80%
2021-06-28吉田 弘 6.00%+6.00%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNetMBO・上場廃止三光産業(変更)「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の一部変更に関するお知らせ872+2.87%
2026-03-16TDNetM&A三光産業(変更)株式会社バロンによる公開買付届出書の訂正届出書の提出に伴う「三光産業株式会社株式に対する公開872+2.87%
2026-03-13TDNetMBO・上場廃止三光産業(変更)「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の一部変更に関するお知らせ722+20.78%
2026-02-20TDNetM&A三光産業株式会社バロンによる三光産業株式会社株式(証券コード:7922)に対する公開買付けに関する方針につい760-1.97%
2026-02-09EDINET大量保有株式会社エス・ワイ・エス大量保有 10.8%765-4.44%
2026-02-03TDNetMBO・上場廃止三光産業MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ433+18.48%
2026-02-03TDNet業績修正三光産業2026年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ433+18.48%
2026-02-03TDNet業績修正三光産業2026年3月期の配当予想の修正(無配)に関するお知らせ433+18.48%
2026-02-03TDNetM&A三光産業株式会社バロンによる三光産業株式会社株式(証券コード:7922)に対する公開買付けの開始に関するお知433+18.48%
2025-11-14TDNet決算三光産業2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)431-3.25%
2024-02-16EDINET大量保有株式会社エツミ光学大量保有 6.35%
2024-02-14EDINET大量保有株式会社エツミ光学大量保有 6.35%
2024-02-09EDINET大量保有株式会社エス・ワイ・エス大量保有 10.8%
2021-06-28EDINET大量保有吉田 弘大量保有 6.0%