Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ヤマハ株式会社 (7951)

ヤマハは楽器、音響機器、その他事業をグローバルに展開する。130年超の歴史で培ったアコースティック・デジタル技術と匠の技、2,012件の特許・実用新案を競争優位性とする。初心者からプロまで評価される製品を開発し、40以上の国と地域で音楽教室を運営する。業務用音響機器は世界の著名ホール等に導入され、ネットワーク機器は中小企業に広く採用される。音・音楽を原点に感動と文化を創造する。 [創業]1887年 [上場]1949年

1. 事業概要と競争優位性

ヤマハ株式会社は、楽器、音響機器、その他の3セグメントでグローバルに事業を展開し、海外売上収益は約77%を占める。

楽器事業は、130年超の歴史と熟練技能に基づくアコースティックからデジタル楽器まで幅広い製品を提供し、40以上の国と地域でYAMAHA MUSIC SCHOOLを展開する。

音響機器事業は、音・音楽をコアとした技術でホームオーディオ、音楽制作・配信機器、業務用音響機器、ネットワーク機器を提供。

その他の事業は、電子デバイス、自動車用内装部品、FA機器、ゴルフ用品、リゾート事業等で構成される。

同社の競争優位性(Moat)は、音・音楽を原点に培った技術と感性、アコースティックとデジタル技術の融合力にある。130年超の歴史で蓄積されたノウハウと匠の技は高い参入障壁を形成し、2,012件の特許及び実用新案が技術的優位性を裏付ける。初心者からプロまで評価されるブランド力と、40以上の国と地域で展開する音楽教室のネットワークは、顧客ロックイン構造を構築する。

2. 沿革ハイライト

ヤマハの歴史は1887年、創業者山葉寅楠によるオルガン修理・製作に始まる。1897年に日本楽器製造株式会社を設立し、ピアノ製造を開始。1949年に上場。1954年には「ヤマハ音楽教室」の前身を開講。1955年にはオートバイ部門をヤマハ発動機として分離独立。その後グローバル展開を加速し、管楽器製造も開始。1987年に社名をヤマハ株式会社に変更。M&Aを通じてSteinberg、Bösendorferなどを買収し、事業領域を拡大した。

3. 収益・成長

同社のビジネスモデルは、楽器・音響機器の製造販売を主軸に、音楽教室運営や音楽・映像ソフト制作・販売など、リカーリング要素を含むサービス事業も展開する。

中期経営計画「Rebuild & Evolve」(2025年4月〜3年間)では、既存事業の収益力回復を最優先課題とし、高付加価値製品へのシフトやデジタルピアノ等の競争力強化に取り組む。

成長ドライバー「未来を創る挑戦(Evolve)」では、新たなドメインへの事業拡大を目指す。楽器事業ではカスタマーサクセスを起点とした価値提供と、オンライン・オフライン融合の顧客体験創出を進める。

音響事業では、信号処理と音場調整技術を活かし、車載オーディオ、エンタテインメント、商業施設・公共施設向けソリューションなど、隣接領域へのドメイン拡大を図る。

インド・フィリピン等の成長市場や、音楽系サービス、モビリティソリューション、ビジネスソリューション、社会課題解決型ビジネスといった新規事業への積極的な投資と育成を通じて、中長期的な成長を追求する。

研究開発では、アコースティックとデジタル技術の融合による新製品や、API化した「Yamaha Music Connect API」、音楽アプリ「Extrack」等の新サービス創出に注力。サステナビリティを価値の源泉と捉え、社会課題解決に貢献する事業ドメイン拡大も成長戦略の一環である。

4. 財務健全性

2025年3月期末の連結総資産は5,912億円、純資産は4,488億円で、自己資本比率は約75.9%と高い。現金及び現金同等物は約1,000億円に対し、有利子負債は約210億円と、実質無借金に近い財務状況。営業活動によるキャッシュ・フローは552億円、投資活動によるキャッシュ・フローは81億円を計上し、安定したキャッシュ創出能力と戦略的な投資実行能力を示す。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W0I3 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
535.2B 18.2倍 1.1倍 2.2% 1,156.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 490.0B 465.3B 462.0B
営業利益 38.0B 29.3B 30.0B
純利益 28.0B 23.7B 24.0B
EPS 63.6 52.7 53.3
BPS 1,087.4

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.23%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.09%
株式会社静岡銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.05%
住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.05%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.03%
ヤマハ発動機株式会社0.03%
バンク  オブ  ニューヨーク  ジーシーエム  クライアント  アカウント  ジェイピーアールディ  アイエスジー  エフイー-エイシー(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
ステート  ストリート  バンク  アンド  トラスト  カンパニー  505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
ステート  ストリート  バンク  アンド  トラスト  カンパニー  505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
ジェーピー  モルガン  チェースバンク  385864(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 6.18
2025-05-20ブラックロック・ジャパン株式会社 5.14
2025-04-21三井住友信託銀行株式会社 6.54
2025-02-26ヤマハ発動機株式会社 2.65
2024-08-22野村證券株式会社 8.44
2024-06-21野村證券株式会社 9.44
2024-06-07野村證券株式会社 9.29
2024-06-06ブラックロック・ジャパン株式会社 4.22
2024-06-06三井住友信託銀行株式会社 6.27
2024-04-22野村證券株式会社 8.55
2024-03-07株式会社みずほ銀行 0.02
2024-02-21三井住友信託銀行株式会社 6.35
2024-02-07野村證券株式会社 8.44
2024-01-11野村證券株式会社 8.48
2023-10-16株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.34
2023-08-21三井住友信託銀行株式会社 6.38
2023-06-06ブラックロック・ジャパン株式会社 6.15
2021-11-19三井住友信託銀行株式会社 6.81
2021-09-24株式会社みずほ銀行 0.02

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-25TDNet自己株式の消却に関するお知らせ
2026-03-25TDNet自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2026-03-25TDNetbuyback: 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2026-03-25TDNetbuyback: 自己株式の消却に関するお知らせ
2026-03-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-02-26TDNet役員人事に関するお知らせ
2026-02-04TDNetゴルフ用品事業の終了に関するお知らせ
2026-02-04TDNet2026年3月期第3四半期決算説明会資料
2026-02-04TDNet2026年3月期 第3四半期(累計)業績の概要と通期業績予想について[IFRS]
2026-02-04TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-04TDNetforecast_revision: 2026年3月期 第3四半期(累計)業績の概要と通期業績予想に
2026-02-04TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-02-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-04TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)