株式会社リヒトラブグループは、当社と子会社2社で構成し、事務用品等事業と不動産賃貸事業を展開する。事務用品等事業は、当社、連結子会社LIHIT LAB. VIETNAM INC.、協力工場で製造し、販売は当社に集約する体制を採る。研究開発の中心領域はファイル及びノート関連製品、バッグ・ケースにあり、機能性とデザイン性を追求しつつ、高付加価値製品、再生素材や安全素材を活用した製品、分別廃棄可能な環境対応製品、ユニバーサルデザイン製品の開発を進める。主な製品群として、「myfa」シリーズ、「Mutual」シリーズのほか、「1冊でも倒れないブックスタンド」「ペーパールーパー」「御朱印帳ポーチ」「XCOA リバーシブルクリヤーペンケース」「Collel コンパクトストレージケース」「Roomy 個別フォルダー」などを展開する。不動産賃貸事業は、主として当社が不動産賃貸を行い、連結子会社大江ビルサービス㈱が管理を担う。
競争優位の源泉として、まず製品開発体制の厚みが挙がる。本社と東京支店の2拠点に専門部署を設置し、それぞれが培ったノウハウやコンセプトを活かして独自に開発に当たる体制を構築する。加えて、全社各部門から横断的に参加者を募る「NEXTプロダクト会議」を立ち上げ、情報連携とアイデア創出を進めることで、顧客視点の付加価値製品を継続的に生み出す仕組みを整える。直近では、筆記具を見せながら収納できる「XCOA」や、美術館・観劇の思い出を収集する「Collel」シリーズの開発につなげる。次に、ユニバーサルデザインと環境対応を重視する商品思想が差別化要因となる。「良い品はお徳です」をモットーに、使う人すべてにやさしい製品開発を重点化し、再生素材や紙製仕様などサステナブル需要にも対応する。さらに、生産面では静岡事業部、ベトナム子会社、協力工場を組み合わせた供給体制を持ち、販売面では当社に集約することで、開発・生産・販売の連携を図る。市場シェアや特許、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。
事務用品業界では、個人需要を中心に多様化が一層進み、従来のカテゴリーに縛られない製品や、デジタル化・ペーパーレス化の進展に伴う紙以外の収納・整理製品への需要が高まる。加えて、サステナブルに対応した新製品開発を企業に求める動きも顕著化する。一方、国内事務用品市場は成熟化しつつあり、同社も販売チャネル拡充や周辺市場を含む新事業領域の開拓を必要課題として認識する。外部環境面では、物価上昇に伴う消費支出の低迷、米国の関税引き上げ政策による世界経済減速懸念、原材料価格の高止まりなどが収益環境に影響する。海外取引比重の上昇に伴い、関税制度、法規制、商慣行、為替の変動も事業運営上の重要要素となる。
同社は、本業の事務用品等事業で売上高11,000百万円、営業利益1,000百万円の達成を当面の数値目標として掲げる。成長戦略の柱は3点に整理できる。第1に、新製品開発力の一層の強化にあり、市場ニーズを敏感に捉えた独自性の高い製品を継続投入する方針を採る。研究開発スタッフ9名を配置し、ファイル、ポーチ、バッグ、収納用品などで高付加価値化を進める。第2に、販売チャネルの開拓と事業領域の拡充。国内では自社サイトによる直販ECを強化し、得意先ECサイトのサポートにも注力する。海外では現地アプローチによる営業活動を強化し、国内外の代理店を積極活用して卸業者経由の販路拡大を図る。自社サイトやSNSを通じたブランディング、販売手法の多様化にも取り組む。第3に、組織力と生産性の向上。静岡事業部、購買部、デザインプレイス、LIHIT LAB. VIETNAM INC.が一体となり、生産性向上、生産バランス適正化、海外を含む調達ルート多様化を推進する。設備投資も省力化と合理化を目的に継続し、事務用品等事業では静岡事業部の生産設備を中心に投資を実施する。M&A戦略に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
主なリスクは3点挙がる。第1に、国内の生産施設と物流施設が静岡県菊川市に集中しており、火災や災害発生時に生産・物流機能が毀損する集中リスクを抱える。第2に、海外取引拡大に伴う制度・為替リスク。関税制度変更、相手国の法規制や政治経済情勢の変化、ベトナム子会社の制度変更、USドル建て債権債務比重上昇に伴うドル円相場変動が収益に影響し得る。第3に、原材料と品質のリスク。主要原材料として石油製品を使用しており、中東情勢やロシア・ウクライナ情勢、需給変化が価格と調達安定性を左右する。また、品質検査・保証管理体制を構築する一方、重大品質クレーム発生時には返品、交換、損害賠償費用が生じる可能性がある。
経営の基本方針として、顧客、株主、社員、取引先の満足度向上を掲げ、経営効率化、コーポレート・ガバナンス体制の強化、財務体質の改善を図る。人的基盤では、提出会社の平均勤続年数が15.2年と長く、労働組合も1954年結成と歴史を持ち、労使関係は安定すると記載する。男性労働者の育児休業取得率、女性管理職比率、男女賃金差異も開示するなど、人的資本情報の開示を進める。株主還元方針の具体的内容、取締役会構成、社外取締役比率などの詳細は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 4.5B | 9.7倍 | 0.4倍 | 0.0% | 1,180.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9.2B | 8.8B | 8.5B |
| 営業利益 | 179M | -279M | -153M |
| 純利益 | 412M | -94M | -24M |
| EPS | 121.3 | -27.6 | -7.2 |
| BPS | 3,135.1 | 3,018.6 | 3,011.9 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| リヒトラブ共栄会 | 0.11% |
| 有限会社新居浜ビジネスセンター | 0.06% |
| 田中 経久 | 0.05% |
| 株式会社三井住友銀行 | 0.04% |
| 株式会社三菱UFJ銀行 | 0.03% |
| 日本生命保険相互会社 | 0.03% |
| 明治安田生命保険相互会社 | 0.03% |
| リヒト精光株式会社 | 0.03% |
| 株式会社アケボノクラウン | 0.01% |
| 田中 宏和 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-04-25 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 6.01% | +1.01% |
| 2024-04-18 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 6.01% | +1.00% |
| 2024-04-16 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 6.01% | +1.01% |
| 2024-02-09 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 5.01% | +3.01% |
| 2024-02-05 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 5.01% | +0.01% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-09 | TDNet | その他 | リヒトラブ | 株主優待制度に関するお知らせ | 1,295 | -0.15% |
| 2026-01-09 | TDNet | 決算 | リヒトラブ | 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,298 | -0.08% |
| 2026-01-07 | TDNet | 業績修正 | リヒトラブ | 2026年2月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ | 1,276 | +2.59% |
| 2025-10-03 | TDNet | 決算 | リヒトラブ | 2026年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,214 | -1.65% |
| 2025-10-01 | TDNet | 業績修正 | リヒトラブ | 2026年2月期 第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ | 1,219 | -1.07% |
| 2025-07-04 | TDNet | 決算 | リヒトラブ | 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,187 | -2.70% |
| 2024-04-25 | EDINET | 大量保有 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 大量保有 6.01% | — | — |
| 2024-04-18 | EDINET | 大量保有 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 大量保有 6.01% | — | — |
| 2024-04-16 | EDINET | 大量保有 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 大量保有 6.01% | — | — |
| 2024-02-09 | EDINET | 大量保有 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 大量保有 5.01% | — | — |
| 2024-02-05 | EDINET | 大量保有 | 有限会社 新居浜ビジネスセンター | 大量保有 5.01% | — | — |