Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ニフコ (7988)

工業用プラスチック・ファスナーとプラスチック精密成形部品を中核に、金型の製造販売まで一貫展開する。自動車向けでは内外装に加えADAS、xEV関連まで供給領域を広げ、軽量化、防錆、加工性の強みで顧客の作業負担軽減やコスト低減に寄与する。商品群別開発部門と基盤技術部門、グローバル生産拠点網が競争力を支える。加えてシモンズを通じベッド・家具も展開する。[本社]提示テキスト内では確認できない [創業]1967年 [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

ニフコグループは、当社および連結子会社46社で構成し、主力の合成樹脂成形品事業とベッド及び家具事業を展開する。合成樹脂成形品事業では、工業用プラスチック・ファスナー、プラスチック精密成形部品、金型の製造・販売を手掛ける。主な用途は自動車と住環境向けで、製品はグローバルに製造販売する。自動車分野では、内装・外装のみならず、先進運転支援システム(ADAS)や電動車(xEV)関連まで供給領域を広げる。ベッド及び家具事業では、シモンズ株式会社がベッドの製造・販売、家具の輸入・販売を担い、海外でも販売・製造拠点を展開する。連結従業員数は9,041人で、うち合成樹脂成形品事業が7,886人と中核を占める。

2. 競争優位性

競争力の源泉は、工業用ファスナーを中心とするエンジニアリングプラスチック製品の技術力、開発力、金型を含む製造対応力、ならびにグローバル供給体制にある。エンジニアリングプラスチック製品は、軽量、防錆、扱いやすさ、加工性に優れる特性を持ち、自動車のモノづくり現場における作業負担の軽減、車両の軽量化、コストダウン、環境・安全・快適性能の向上に寄与する。研究開発面では、商品群毎と領域毎の商品開発部門に加え、デジタル解析と評価分析を担う基盤技術部門を設け、フロントローディング化と高品質化を進める体制を整備する。生産面では、材料投入から顧客ライン投入まで工程全体の最適化を進める生産技術本部を強化し、立上げ品質向上と恒常的な労働力不足対応に資する開発に注力する。さらに、北米、欧州、中国、韓国、タイ、マレーシア、ベトナム、インド、インドネシア、日本に広がる拠点網が、顧客の現地供給要請への対応力と地域分散による安定供給力を支える。研究開発活動では、グローバルサプライヤーとしての確固たる地位を不動なものにしていく方針を明示する。市場シェアや特許件数の具体値は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

主要市場の自動車産業は、グローバルベースで今後も成長を見込む一方、自動運転やIoTの進展により大きな変革期に入ると認識する。顧客要求は多様化・複雑化し、異業種の自動車市場参入による競合増加もリスクとして認識する。こうした環境下で、同社は従来のビジネススタイルへの固執が差別化失敗や失注につながる可能性を挙げ、技術戦略の方向性明確化と専門人材確保を進める。製品面では、「環境」「安全」「快適」が普遍的テーマとなる。環境面では軽量化部品、空力関連部品、先進環境対応車向けパワートレイン関連部品、安全面では障害物検知センサー関連や衝撃安全関連部品、快適面では遮音・吸音関連部品の需要に対応する。加えて、2025年6月から企業の熱中症対策が義務化されることを踏まえ、電池レスセンサーデバイスを用いた熱中症対策システムの企業向け展開を推進する。

4. 成長戦略

同社は2021年度からローリング型中期経営計画を採用し、各年度実績と環境変化を織り込んで目標を更新する運営を行う。2027年度目標として、売上高3,690億円、営業利益534億円、営業利益率14.0%以上、ROE12~14%、ROIC18~20%、3年間合計の営業キャッシュ・フロー1,440億円を掲げる。事業戦略上は、各主力市場向け新製品開発の推進と関連市場への積極参入を進める。自動車分野では、軽量化部品、空力関連部品、パワートレイン関連部品、障害物検知センサー関連、衝撃安全関連、遮音・吸音関連の開発・量産化を進める。その他分野では、電池レスセンサーデバイスを用いたICTソリューションを高等学校へ導入し、横須賀市立24校で熱中症対策システムの試験導入を進める。今後は企業向け展開も推進する。設備投資面では、国内自動車メーカー向け新規受注品対応の金型設備、北米での韓国OEM向け子会社新工場建設、インド子会社の新工場建設などを進め、日系・非日系自動車メーカー、家電、OA、アパレルメーカー向けにグローバルで高付加価値製品を生産・販売できる体制を築く。M&A戦略の具体的方針は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主要リスクとして、人材流出、IT最新技術への対応遅れ、サイバー攻撃を含む情報セキュリティ機能不全、原材料調達、新領域製品の受注拡大、競合増加、為替変動、カントリーリスクを挙げる。人材面では、高い専門性を持つ人材の不足や流出が開発遅延や品質悪化を招く可能性を認識する。供給面では、気候変動、災害、社会情勢、設備故障などによる材料調達遅延や原材料高騰が収益を圧迫し得る。競争面では、新技術・新工法・新材料の採用拡大に伴う品質コスト増加や、異業種参入による価格競争激化を警戒する。

6. ガバナンス

同社はコーポレート・ガバナンスの充実を経営の優先課題と位置付け、グループ経営の強化を図る方針を示す。リスク管理面では、リスクマネジメント委員会を設置し、総合的なリスク評価を踏まえて対応策を協議・承認し、取締役会へ報告する体制を採る。2025年度からは各主管組織の取組状況を経営会議に報告提言し、経営会議が必要に応じて委員会へ再検討を指示する体制へ見直す。コンプライアンス遵守、適切なリスクマネジメント、知的財産侵害回避のための開発段階からの特許調査も進める。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W273 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
453.1B 24.8倍 1.4倍 1.2% 4,520.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 367.0B 352.6B 348.0B
営業利益 50.8B 48.1B 49.5B
純利益 34.0B 34.1B 30.6B
EPS 182.6 361.4 315.8
BPS 3,183.4

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.17%
公益財団法人小笠原敏晶記念財団0.11%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.09%
GOLDMAN, SACHS & CO. REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.06%
日本生命保険相互会社0.03%
第一生命保険株式会社0.02%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.02%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口4)0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-22野村證券株式会社 5.16
2026-04-07野村證券株式会社 5.77
2025-12-19野村證券株式会社 5.58
2025-08-07野村證券株式会社 5.15
2024-08-06インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 4.87
2024-07-05野村アセットマネジメント株式会社 6.14
2024-05-21インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 5.93
2024-04-19インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 7.28
2024-03-04株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.96
2024-02-19株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.28
2023-06-21シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 3.94
2023-04-19公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 9.62
2023-02-20株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.06
2022-11-21シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 5.04
2022-05-11野村證券株式会社 5.13
2022-04-07フィデリティ投信株式会社 4.93

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-22TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-04-07TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-01-05TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取
2026-01-05TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに
2025-12-25TDNet自己株式の無償取得および消却に関するお知らせ
2025-12-25TDNetbuyback: 自己株式の無償取得および消却に関するお知らせ
2025-12-19TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-12-03TDNet当社子会社に関する韓国の公正取引委員会の発表について
2025-10-30TDNet自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づ
2025-10-30TDNetbuyback: 自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定によ
2025-08-07TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-05-19TDNetbuyback: 従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式の処分に関するお知らせ
2025-05-19TDNetbuyback: 特別奨励金スキーム(自己株式処分型)の導入について
2025-05-19TDNet従業員持株会を通じた株式付与のための自己株式の処分に関するお知らせ
2025-05-19TDNet特別奨励金スキーム(自己株式処分型)の導入について
2025-05-08TDNet会計監査人の異動に関するお知らせ
2024-08-06TDNetHolding change by インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
2024-07-05TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-05-21TDNetHolding change by インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
2024-04-19TDNetHolding change by インベスコ・アセット・マネジメント株式会社