東京エレクトロンは、当社および27社の関係会社で構成する企業グループとして、エレクトロニクス技術を利用した半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスを主力事業とする。報告セグメントは半導体製造装置の単一セグメントとする。製造は東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ、東京エレクトロン九州、東京エレクトロン宮城などが担い、当社が仕入販売を行う体制を採る。米国子会社TEL Manufacturing and Engineering of Americaは製品の製造・販売を担い、保守サービスは東京エレクトロンFE、Tokyo Electron America、Tokyo Electron Korea、Tokyo Electron Europeなどが担当する。次世代技術の開発は当社およびTEL Technology Center, Americaなどが推進し、物流・施設管理・保険は東京エレクトロンBPが主として担う。開発から販売、保守、次世代技術開発までをグループ内で連携させる体制を構築する。
競争優位の中核は、業界のリーディングカンパニーとして蓄積した技術力、顧客からの信頼、グローバルな販売・サポート体制にある。会社は中期経営計画の前提として、業界最大の累計出荷実績96,000台以上、業界最大の特許保有数23,000件以上を明示しており、装置導入実績と知的財産の厚みが参入障壁として機能する。知的財産戦略は事業戦略および研究開発戦略と三位一体で推進し、適切な知的財産権ポートフォリオを構築するとともに、他社特許の継続モニタリングを通じて侵害回避体制を整備する。研究開発面では、コーポレートイノベーション本部を設置し、各事業部門の製品・技術を融合した独創的な技術提案を行う全社開発体制を構築する。さらに、最先端顧客との間で複数世代にわたる技術ロードマップを共有し、将来ニーズに対応したネクストジェネレーションプロダクトを競合に先立ち提供する体制を整える。保守サービスをグローバルに展開している点も、装置販売後の継続接点と顧客密着を通じた競争力強化につながる。
事業領域は継続的な技術革新と成長が見込まれる半導体製造装置市場に属する。提示テキストでは、生成AIの登場に伴うAI利活用拡大により、デジタル技術と産業・生活の結び付きが一段と強まり、半導体の役割と技術革新の重要性が高まっていると記載する。半導体デバイス市場は2024年に約6,300億ドル、2030年頃には1兆ドル超に達する見込みとされ、その成長を支える技術革新には付加価値の高い新装置と技術サービスが不可欠と位置付ける。一方で、短期的には世界経済、最終製品需要、貿易・関税政策、地政学的要因により需給バランスが崩れ、市場規模が変動する可能性がある。加えて、輸出入規制、環境法、競争法、労働法、汚職・贈賄規制など各国法令への対応が必要となる。半導体製造装置は安全保障や産業政策の影響を受けやすく、地政学と規制環境が競争条件を左右する市場といえる。
中期経営計画では2027年3月期までに売上高3兆円以上、営業利益率35%以上、ROE30%以上を目指す。達成手段として、業界最大の出荷実績と特許群に基づく幅広い製品ラインアップを軸に、半導体のスケーリング、すなわち微細化と先端パッケージングの両領域へ付加価値の高い新製品と技術サービスを提供する方針を掲げる。加えて、2025年3月期からの5年間で研究開発投資1.5兆円以上、設備投資7,000億円以上、人材採用グローバル10,000人の成長投資計画を設定する。研究開発では最先端技術への継続投資を通じて高シェアと高利益率の維持を狙い、顧客との技術ロードマップ共有や研究機関との共同研究を通じて次世代製品を先行投入する。人材面では「やる気重視経営」、3Gの観点を踏まえたダイバーシティ推進、教育プログラム拡充、サクセッションプラン運用を進める。資本市場との対話ではIR専門部署に加えニューヨークIR分室を設置し、北米投資家との対話強化を図る。
主要リスクの第一は市場変動とする。売上は最先端の大手半導体メーカー等の投資動向の影響を受けやすく、市場急縮小時には過剰生産、在庫増加、貸倒損失の可能性が生じる。第二は研究開発リスクとする。顧客要求に応える新製品をタイムリーに投入できない場合や、競合が新技術を先行投入した場合、製品競争力低下と開発コスト回収難につながる。第三は地政学、調達・生産・供給リスクとする。主要生産拠点を日本国内に有するため、自然災害や部品供給停滞、物流逼迫が供給遅延を招く可能性がある。加えて、法令・規制、知的財産、情報セキュリティ、人材確保も重要な事業リスクとして列挙される。
ガバナンス面では、監査役会設置会社として取締役会および監査役会による監督体制を採る。基本姿勢として「攻めと攻めのガバナンス」を掲げ、利益率追求の事業活動と、安全・品質・法令遵守、ステークホルダーとのエンゲージメント、セキュリティ強化を両輪で進める。実効性向上策として、取締役会オフサイトミーティングを年2回、CEO報告を毎取締役会、代表取締役評価クローズドセッションを年1回実施する。業務執行面ではCOMを月1回、CSSミーティングを年4回、DOMを月1回、四半期レビュー会議を年4回開催し、中期計画進捗をモニタリングする。株主還元方針は業績連動型配当を基本とし、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向50%を目処とする。自己株式取得はキャッシュポジションや成長投資資金、株価水準、総還元額を踏まえ機動的に検討する方針を示す。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 18549.3B | 33.3倍 | 9.8倍 | 0.0% | 39,330.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2431.6B | 1830.5B | 2209.0B |
| 営業利益 | 697.3B | 456.3B | 617.7B |
| 純利益 | 544.1B | 364.0B | 471.6B |
| EPS | 1,182.4 | 783.8 | 1,007.8 |
| BPS | 4,016.3 | 3,773.1 | 3,389.7 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 0.25% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.10% |
| 株式会社TBSホールディングス | 0.03% |
| JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.03% |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT – TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.02% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.02% |
| GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 0.01% |
| HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES (常任代理人 香港上海銀行) | 0.01% |
| JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.01% |
| JPモルガン証券株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-04 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 1.00% | (6.34%) |
| 2025-09-19 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 7.55% | (0.32%) |
| 2024-09-17 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.82% | (1.02%) |
| 2023-10-16 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.84% | (0.35%) |
| 2023-07-05 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 7.34% | +1.13% |
| 2023-06-21 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 7.87% | (1.47%) |
| 2023-05-15 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 6.19% | (1.12%) |
| 2022-11-22 | キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー | 4.33% | (1.16%) |
| 2022-06-06 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 9.34% | +0.12% |
| 2021-06-07 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7.31% | (1.09%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-04 | EDINET | 大量保有 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 大量保有 1.0% | 40,690 | +2.53% |
| 2026-03-02 | TDNet | 配当・還元 | 東エレク | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 43,530 | -2.14% |
| 2026-02-06 | TDNet | 決算 | 東エレク | 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 41,030 | -1.05% |
| 2026-02-06 | TDNet | 配当・還元 | 東エレク | 自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ | 41,030 | -1.05% |
| 2026-02-06 | TDNet | その他 | 東エレク | 投資有価証券売却益(特別利益)の計上見込みに関するお知らせ | 41,030 | -1.05% |
| 2025-12-03 | TDNet | その他 | 東エレク | 当社台湾子会社の起訴について | 32,780 | +3.17% |
| 2025-10-31 | TDNet | 決算 | 東エレク | 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 34,180 | +1.78% |
| 2025-10-31 | TDNet | 配当・還元 | 東エレク | 剰余金の配当(2026年3月期中間配当)に関するお知らせ | 34,180 | +1.78% |
| 2025-09-19 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 7.55% | 25,610 | +3.87% |
| 2025-07-31 | TDNet | 決算 | 東エレク | 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 27,330 | -18.02% |
| 2025-07-31 | TDNet | その他 | 東エレク | 国内外の当社グループ役職員に対する株式交付制度の継続に関するお知らせ | 27,330 | -18.02% |
| 2025-06-17 | TDNet | 資本政策 | 東エレク | 株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 24,720 | +0.06% |
| 2024-09-17 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 4.82% | — | — |
| 2023-10-16 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 5.84% | — | — |
| 2023-07-05 | EDINET | 大量保有 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 大量保有 7.34% | — | — |
| 2023-06-21 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 7.87% | — | — |
| 2023-05-15 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 6.19% | — | — |
| 2022-11-22 | EDINET | 大量保有 | キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ | 大量保有 4.33% | — | — |
| 2022-06-06 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 9.34% | — | — |
| 2021-06-07 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 7.31% | — | — |