Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社山善 (8051)

工作機械、産業機器、住設建材、家電・日用品を扱う専門商社グループ。生産財では技術専門性と世界的なグループネットワークを活かし、設備導入から海外調達、工場移転支援、システムのトータルプランニングまで提供する点に特徴を持つ。消費財では住設機器販売と関連工事、家庭機器の企画開発を展開し、景気変動耐性の強化を図る。[本社]大阪府大阪市 [創業]1947年 [上場]1962年

1. 事業概要

山善グループは、当社と子会社23社で構成し、生産財、住設建材、家庭機器製品を販売する。報告セグメントは生産財関連事業、住建事業、家庭機器事業の3区分を採用する。生産財関連事業では、マシニングセンタ、CNC旋盤、CNC研削盤、CNCフライス盤、放電加工機、3Dプリンター、プレス、シャーリング、ベンディングマシン、レーザー加工機、射出成形機、ダイカスト成形機、CAD/CAM、産業用ロボット、測定機器、自動化周辺機器などを扱い、販売、輸出入、海外調達、工場の海外移転支援、三国間取引、工場生産設備とシステムのトータルプランニングを行う。住建事業では厨房、浴室、洗面、給湯、衛生、空調換気、太陽光発電、蓄電池、内外装建材、介護機器、サッシ、エクステリア、地盤、建設資材、IoT機器、BCP関連機器の販売、関連工事、サービスを展開する。家庭機器事業では扇風機、暖房機器、調理、AV、照明、家具、アウトドア、日用品、健康機器、防災用品などの企画、開発、販売を行う。

2. 競争優位性

当社グループの強みとして、提示テキスト上で明確に確認できる点は、技術専門性と世界的なグループネットワーク。経営環境の記載では、生産財関連事業においてこの2点を活かし、生産現場が抱える課題を解決する提案に取り組む方針を示す。単なる物販にとどまらず、海外調達、生産工場の海外移転支援、三国間取引、設備・システムのトータルプランニング、製品部材調達まで担うため、顧客の調達、設備投資、海外展開にまたがる業務を一体で支援する機能を持つ。海外拠点は米国、中国、東南アジア、欧州、韓国、台湾、メキシコなどに広がり、グローバルな供給・営業体制を形成する。消費財関連でも、住建分野は機器販売に加えて関連工事とサービスを提供し、家庭機器分野は企画・開発機能を持つ。さらに、多くのプライベートブランド商品を開発・販売し、その総取扱高に占める割合が年々高まると記載する。品質管理規程、品質管理・PL分科会、危機管理委員会を整備しており、商品開発と品質管理を組み合わせた運営体制を構築する。市場シェア、特許、ブランド力の定量情報は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

事業環境は不確実性が高い。米国の保護主義による関税や貿易政策は、世界経済や金融市場に影響を及ぼし、製造業ではサプライチェーン再編や生産拠点の移転・分散が進む可能性がある。生産財関連事業は企業の設備投資マインドに、消費財関連事業は個人消費動向に需要が左右されやすい。加えて、物価高騰やエネルギー価格の高止まりは、住宅設備や生活用品の購買行動に影響を与える懸念がある。一方で、当社は2つの異なる領域で事業展開することで外部環境の変化に強いビジネスモデルの構築を進めると記載する。法規制面では、会社法、金融商品取引法、税法、外為法等の安全保障貿易管理を含む貿易関連諸法、各種許認可の適用を受ける。気候変動対応や人権配慮、サプライチェーン管理の重要性も高まる。

4. 成長戦略

2030年に向けた企業ビジョンとして「世界のものづくりと豊かなくらしをリードする」を掲げる。重要課題は「働きがいのある職場の実現」「グリーンビジネスの拡大」「デジタル化による顧客価値の最大化」「持続可能な調達・供給の実現」「透明性のあるガバナンス体制の確立」の5点。これらを通じ、安定的な収益源の強化と新たな収益源の獲得、中長期的なキャッシュ創出力の増強、資本コストの低減を図る。新3ヵ年中期経営計画「PROACTIVE YAMAZEN 2027」では、2027年度目標としてROE8.0%、基礎的営業キャッシュ・フロー140億円、自己資本比率40.0%~45.0%を設定する。事業面では、生産財で技術専門性と世界的ネットワークを活かした課題解決提案を強化し、消費財で快適な住環境整備やライフスタイル充実に向けた新商品・新サービス提案を加速する。設備投資では、消費財関連事業の長期的競争力強化を目的に基幹システム刷新事業に着手し、物流戦略では西日本の最重要物流拠点「ロジス大阪」が本稼働する。2025年4月1日付で生産財関連事業の海外事業を分割・統合し海外事業部を設置しており、海外展開の体制強化も進める。

5. リスク

主なリスクは第1に景気変動。生産財は設備投資需要、消費財は個人消費に左右され、需要変動が大きい。第2に海外展開に伴うカントリーリスクと為替変動。政情不安、紛争、インフレ、物流停滞、為替急変は仕入コスト、物流コスト、販売動向、換算差額に影響する。第3に事業運営リスク。新たなビジネスモデルへの投資が期待効果を生まない可能性、与信リスク、プライベートブランド商品の製造物責任、情報セキュリティ事故、自然災害や疫病によるサプライチェーン分断が挙げられる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、透明性のあるガバナンス体制の確立を重要課題に位置付ける。財務・非財務情報の開示拡充と市場との対話強化を通じ、情報の非対称性縮減と資本コスト低減を目指す。リスク管理では、取締役会等が必要なリスク管理体制の整備、継続的見直し、対応方針の評価を行う。内部統制委員会、コンプライアンス委員会、危機管理委員会、品質管理・PL分科会を設置し、法令順守、品質管理、緊急時対応を進める。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。人的資本面では「人づくりの経営」を掲げ、人財を最重要資源と位置付け、挑戦・考動主義に基づく人財マネジメントとダイバーシティ推進を行う。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VY8W | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
165.5B 16.6倍 1.1倍 3.2% 1,737.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 570.0B 541.9B 530.0B
営業利益 13.3B 12.0B 10.0B
純利益 9.0B 9.3B 7.2B
EPS 104.5 109.5 84.1
BPS 1,612.6

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.08%
光通信株式会社0.08%
山善取引先持株会0.07%
東京山善取引先持株会0.06%
山善社員投資会0.04%
株式会社エフティグループ0.03%
名古屋山善取引先持株会0.02%
株式会社 日本カストディ銀行(信託口)0.02%
広島山善取引先持株会0.02%
九州山善取引先持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-04-07野村證券株式会社 6.93
2026-03-23野村證券株式会社 6.91
2026-03-10AP PS IV Investment, Inc. 50.0
2026-03-05野村證券株式会社 1.0
2026-02-20野村證券株式会社 7.47
2025-09-29光通信株式会社 11.74
2025-09-22野村證券株式会社 7.6
2025-09-05野村證券株式会社 7.51
2025-08-28光通信株式会社 11.19
2025-08-19野村證券株式会社 7.21
2025-06-20野村證券株式会社 7.32
2025-04-16光通信株式会社 10.19
2025-03-24野村證券株式会社 7.05
2025-02-05光通信株式会社 9.17
2024-10-21光通信株式会社 8.07
2024-08-14光通信株式会社 7.07
2024-07-22野村證券株式会社 7.54
2024-06-03光通信株式会社 6.03
2024-04-05野村證券株式会社 7.81
2024-03-05光通信株式会社 5.03

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-07TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-04-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-30TDNet2026年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2026-03-25TDNetPT. Somagede Indonesiaの株式取得(子会社化)に関する最終合意のお知らせ
2026-03-23TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-03-10TDNetHolding change by AP PS IV Investment, Inc.
2026-03-05TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-03-03TDNet第三者割当により発行される第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の払込完了に関するお知らせ
2026-02-20TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-02-12TDNetbuyback: 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2026-02-12TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2026-02-12TDNet[補足資料]企業価値向上に向けた事業提携及び資金調達について
2026-02-12TDNet事業提携に関するお知らせ
2026-02-12TDNet第三者割当により発行される第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の募集に関するお知らせ
2025-09-29TDNet財務上の特約が付された金銭消費貸借契約の締結に関するお知らせ
2025-09-29TDNetHolding change by 光通信株式会社
2025-09-22TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-09-05TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-08-28TDNetHolding change by 光通信株式会社
2025-08-19TDNetHolding change by 野村證券株式会社