Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

BIPROGY株式会社 (8056)

BIPROGYグループは、顧客の経営課題認識から解決までを一貫支援するITソリューション企業。請負開発、SE、コンサル、保守、導入支援、運用受託、ソフト使用許諾、機器販売・賃貸を展開する。注力5領域に資源集中し、マネージドサービス、データ・AI、SX/GX、ASEAN展開で成長を狙う。ビジネスエコシステム形成を掲げ、社会DXも推進する。[本社]東京都江東区 [創業]1958年 [上場]1963年

1. 事業概要

BIPROGYグループは、当社および連結子会社30社で構成し、顧客企業の経営課題の認識から解決に至るまでの一貫したITソリューションサービスを提供する。事業は5区分で構成し、システムサービスではソフトウェアの請負開発、SEサービス、コンサルティングを提供する。サポートサービスではソフトウェア・ハードウェアの保守サービスや導入支援を担う。アウトソーシングでは情報システムの運用受託を展開する。ソフトウェアでは使用許諾契約によるソフトウェア提供を行い、ハードウェアでは機器の売買契約や賃貸借契約による提供を行う。各セグメントで当社が中心となって事業を営み、ユニアデックス、エス・アンド・アイ、UEL、V-Drive Technologiesなどの連結子会社が複数領域を支える体制を敷く。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、顧客課題の認識段階から解決、導入、保守、運用受託までをまたぐ一貫提供体制にある。請負開発だけでなく、保守、導入支援、アウトソーシング、ソフトウェア使用許諾、ハードウェア提供までを束ねることで、顧客接点が広く、継続的な関与を行いやすい事業構造を持つ。経営方針では、社会変化に対する先見性・洞察力、ICTを核としたテクノロジー、様々なビジネスパートナーとのビジネスエコシステム形成を掛け合わせる方針を明示する。注力領域としてファイナンシャル、リテール、エネルギー、モビリティ、OTインフラの5分野を選定し、経営資源を集中投下する点も特徴となる。加えて、生成AI等の技術活用、開発プロセス変革、選定技術テーマへの研究開発、知的財産権の取得と保護に取り組む。市場シェアの具体的数値や特定分野での首位性は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

事業環境は、デジタル化の急速な進展を背景に、ICTサービスに対する顧客ニーズの高度化と多様化が進む一方、異業種参入による競争激化が進む構図にある。ESG浸透を背景とした環境意識の高まり、社会意識の急速な変化、各種規制の強化、政府政策の変更も事業戦略に影響しうる要因として挙げる。IT人財の獲得競争は、国際競争の激化、少子高齢化、DX進展を背景に厳しさを増す。さらに、顧客要求の高度化や案件の複雑化により、プロジェクト管理、セーフティ、セキュリティの難度が上昇する。システムは金融や電力などの社会インフラから決済サービス、ECまで多様化しており、障害やサイバー攻撃発生時の影響範囲が広い市場特性を持つ。

4. 成長戦略

同社はPurposeとVision2030のもと、経営方針(2024-2026)を策定し、顧客DXと社会DXの両面から事業を推進する。業績目標として、2027年3月期に売上収益4,400億円、調整後営業利益率11.0%、ROE17.0%以上、配当性向40.0%以上を掲げる。事業活動では、コア事業で強みのある領域の確立と提供価値・収益性向上を進め、ファイナンシャル、リテール、エネルギー、モビリティ、OTインフラの5領域に集中投資する。サービス型ビジネス拡大に加え、生成AI等の技術活用、パートナー戦略、リスキリングで生産性向上を図る。成長事業では、市場開発、事業開発、グローバルの3領域を推進する。市場開発ではクラウドマネジメント、セキュリティ等のマネージドサービス、データ・AI利活用ビジネスを展開する。事業開発では、エネルギーマネジメントや環境価値の企業間流通の知見を活かしたSX/GX事業を推進し、デジタルキャッシュ、物流、スマートシティの取り組みを活かしてスマートライフや地域創生にも挑戦する。グローバルではASEAN主要国への展開に加え、その他マーケット参入を見据えたアプローチを実行する。財務・投資戦略では、研究開発投資、オープンイノベーション投資、M&Aを進める。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に、プロジェクト管理リスクがある。顧客要求の高度化や案件複雑化により、コストオーバーやリリース遅延が生じうる。第2に、システム障害・情報セキュリティリスクがある。金融、電力、決済、ECなど広範な領域を扱うため、障害やサイバー攻撃時のレピュテーション悪化や賠償負担の影響が大きい。第3に、人財確保と技術革新対応のリスクがある。IT人財獲得競争の激化や新規技術・知財獲得の遅れは、成長力や市場競争力の低下につながりうる。

6. ガバナンス

サステナビリティ経営の推進体制として、CSOを委員長とするサステナビリティ委員会を設置し、下部組織として環境貢献委員会とソーシャル委員会を置く。加えて、サステナビリティ経営推進部を設置し、経営への統合を進める。情報セキュリティ面では、総合セキュリティ委員会のもとで戦略を策定し、CSIRTやグループ内SOCの強化、NISTサイバーセキュリティフレームワークを用いた定期アセスメントを実施する。コーポレート・ガバナンス体制の強化、グループ会社管理の改善、内部統制システムの継続的運用改善、コンプライアンス意識の浸透にも取り組む。株主還元方針としては、経営方針(2024-2026)で配当性向40.0%以上を掲げ、株価水準を考慮した機動的な自己株式取得を実施する方針を示す。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W2VL | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
454.0B 13.8倍 2.5倍 3.1% 4,588.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 470.0B 433.7B 427.0B
営業利益 48.4B 42.6B 42.6B
純利益 32.2B 31.2B 29.0B
EPS 333.4 320.6 298.7
BPS 1,853.3

大株主

株主名持株比率
大日本印刷株式会社0.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.13%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.13%
農林中央金庫0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
BIPROGY従業員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-05野村證券株式会社 1.0
2025-11-21野村アセットマネジメント株式会社 6.11
2025-09-05野村アセットマネジメント株式会社 5.1
2025-06-19三井住友DSアセットマネジメント株式会社 8.28
2025-05-22野村證券株式会社 6.11
2024-02-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.54
2023-12-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.57
2022-12-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 7.19
2022-08-19三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.07
2022-06-07野村證券株式会社 5.06
2022-01-20三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.68
2021-08-19三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.01
2021-07-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.06

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-25TDNet自己株式の消却完了に関するお知らせ
2026-03-25TDNetbuyback: 自己株式の消却完了に関するお知らせ
2026-03-05TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-02-04TDNetBIPROGYグループ機構改革・役員人事
2026-02-04TDNet2026年3月期第3四半期連結決算補足資料
2026-02-04TDNet2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-04TDNetearnings: 2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-01-09TDNetbuyback: 自己株式の取得状況および取得終了並びに自己株式の消却に関するお知らせ
2026-01-09TDNet自己株式の取得状況および取得終了並びに自己株式の消却に関するお知らせ
2026-01-05TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-18TDNet投資事業有限責任組合(子会社)の設立に関するお知らせ
2025-12-18TDNet子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)及び債権放棄に関するお知らせ
2025-12-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-28TDNetカタリナマーケティングジャパン株式会社の親会社であるYosemite1株式会社の株式の取得(子会社化
2025-11-21TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-11-05TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
2025-11-05TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)連結決算補足資料
2025-11-05TDNetearnings: 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)