三栄コーポレーショングループは、当社および子会社16社で構成し、国内・海外拠点を通じて生活関連用品事業を主力とする。報告セグメントは家具家庭用品事業、服飾雑貨事業、家電事業の3区分で、家具家庭用品ではリビング家具、ダイニング家具、子供用家具、キッチン関連用品、インテリア用品、収納用品などを企画し、輸出入販売を行うほか、マットレス等の製造・輸出販売も手掛ける。服飾雑貨では服飾雑貨の企画・輸出入販売に加え、国内外フットウエア販売とセレクトショップ運営、ファッションバッグ等の輸入販売を展開する。家電では理美容家電、調理家電、家事家電等を企画・輸出入販売し、香港・中国拠点を通じてOEM製品の輸出入、ODM製品・自社製品の開発・製造販売まで担う。その他、ペットショップ、動物病院、輸送資材・生活雑貨、事務代行、欧州市場向けリエゾン活動も行う。事業モデルとしては、顧客ブランド向けOEM事業と、自社ブランドおよび海外の秀逸なブランドを扱うブランド事業の相乗効果を追求する。
競争優位の中核は、OEM事業で蓄積した知識と経験をブランド事業へ横展開する運営基盤にある。提示テキストでは、顧客ブランド製品に関して製造・品質管理・物流まで一貫したサービスとサポートを提供すると記載し、単なる商流仲介にとどまらない機能を有する点が示される。加えて、消費者ニーズを先取りした提案力、綿密なモノづくり力、専門性、独自の海外ネットワークの活用を強みとして掲げる。海外拠点は中国、香港、ベトナム、マレーシア、台湾、ドイツに広がり、生産市場と販売市場の両面で機能する体制を構築する。さらに、大きなインフラを保有しない貿易商社ならではのスピード感を重点施策として明示し、商品、サービス、販路、市場の開拓を迅速に進める方針を採る。ブランド事業では「本質において秀逸なもの」の追求を基軸に、新規性、機能、サステナビリティをテーマとした新規ブランド、独自ブランドの展開を進める。特許、国内外シェア、圧倒的ブランド力に関する定量情報は提示テキスト内では確認できない。
事業環境として、世界各地の戦渦に象徴される地政学リスク拡大、各国の政治・経済情勢の変動、将来不確実性の高まりが挙げられる。OEM事業では競争環境の激化に加え、原材料・資源価格の上昇、為替市況の変動、物流環境の悪化など、各種コストの高止まりが継続する。これに伴う物価上昇への対応に加え、顧客が求める機能・価値そのものの変容にも対応が必要となる。ブランド事業でも、ブランド価値の発掘、ブランドごとのマーケティング施策、販売戦略、取扱いブランドの改廃を機動的に進める必要がある。規制面では、世界各国の法令・規制遵守が求められ、複数当事者を介する取引の多さからコンプライアンス管理の重要性が高い。加えて、EC事業強化に伴い個人情報管理やサイバーセキュリティ対応の重要性も増す。
中期経営戦略「SANYEI 2025」は2023年度から2025年度を対象期間とし、「健康と環境」をテーマに生活用品の取り扱いを通じてサステナブル社会の実現に貢献する企業として企業価値向上を図り、「SANYEI」の新たなブランディングに着手する方針を掲げる。定量目標として最終年度までに売上高500億円、経常利益20億円、経常利益率4%を設定し、さらに2033年度までに経常利益40億円以上、経常利益率7%以上の実現を目指す。2026年3月期以降の成長ドライバーとしては、①海外取引の拡大②EC事業の強化③「健康と環境」に則ったサステナブルビジネスの追求を明示する。重点施策は、商品事業部制の深化による専門性強化、販売・マーケティング面でのグループ横断プロジェクト編成、低採算事業の整理促進、新規事業の開拓強化、PDCAサイクル高度化、ROIC経営志向、業務標準化、管理部門機能の統合促進など多岐にわたる。加えて、生活者目線での新規商品、サービス、ブランドの開拓、ネット事業の拡大強化、海外市場の生産・販売両面での強化を進める。
主要リスクは3点に集約できる。第1に地政学リスクで、政権交代、制度変更、国家間紛争、自然災害、感染症拡大などがグローバル事業に影響する可能性を持つ。第2にサプライチェーンおよび市場リスクで、原材料や輸送コストの高騰、関税率変動、為替変動、金利上昇が収益性や価格競争力を左右する。第3にサステナビリティ、人権、コンプライアンス、サイバーセキュリティ、人材確保に関するリスクで、仕入先協力工場での人権侵害、法令違反、個人情報漏えい、人材確保難が信用力や業績に影響しうる。これらに対し、各種特定リスク委員会、BCP、保険付保、与信管理などの対応体制を整備する。
ガバナンス面では、迅速かつ果断な意思決定と、透明性・公平性を確保する内部統制システムの高度化を通じて、攻めと守りの両面から体制強化を進める方針を示す。優先課題として、決裁権限体系の見直し、権限委譲、内部管理体制の高度化を掲げるほか、リスクマネジメント規程に基づく組織横断的な各種委員会を設置する。具体的には、カントリーリスク委員会、サステナビリティ委員会、法務リスク委員会、情報管理委員会、市場リスク委員会などを通じて監視と対応を行う。人的資本面では、多様な価値観の理解と尊重を重視し、採用、教育育成、柔軟な働き方整備を推進する。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 8.7B | 8.2倍 | 0.6倍 | 0.1% | 850.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 39.9B | 36.7B | 38.7B |
| 営業利益 | 2.1B | 1.2B | 238M |
| 純利益 | 974M | 538M | -158M |
| EPS | 103.1 | 56.5 | -16.6 |
| BPS | 1,411.8 | 1,221.2 | 1,054.3 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 三栄コーポレーション取引先持株会 | 0.07% |
| ㈱三菱UFJ銀行 | 0.05% |
| 東銀リース㈱ | 0.05% |
| SMBC日興証券㈱ | 0.03% |
| ㈱三井住友銀行 | 0.03% |
| 秋元 利規 | 0.03% |
| 三栄コーポレーション・グループ従業員持株会 | 0.02% |
| 水谷 裕之 | 0.02% |
| 小林 敬幸 | 0.02% |
| 綜通㈱ | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-07-16 | 廣田 拓郎 | 6.09% | +1.05% |
| 2022-04-18 | 廣田 拓郎 | 5.04% | N/A |
| 2022-04-13 | 廣田 拓郎 | 5.04% | +5.04% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-26 | TDNet | その他 | 三栄コーポ | 投資有価証券の売却に関するお知らせ | 880 | +0.91% |
| 2026-02-26 | TDNet | M&A | 三栄コーポ | 連結子会社の事業譲渡、解散および清算ならびに当該連結子会社に対する債権放棄に伴う特別損失(個別)に関 | 880 | +0.91% |
| 2026-02-26 | TDNet | 業績修正 | 三栄コーポ | 特別利益および特別損失の計上ならびに2026年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ | 880 | +0.91% |
| 2026-01-23 | TDNet | 人事 | 三栄コーポ | 人事異動に関するお知らせ | 831 | +0.60% |
| 2026-01-23 | TDNet | その他 | 三栄コーポ | 2026年3月期 株主優待商品の内容決定に関するお知らせ | 831 | +0.60% |
| 2025-08-29 | TDNet | その他 | 三栄コーポ | 2026年3月期株主優待の実施に関するお知らせ | 825 | -1.21% |
| 2025-07-22 | TDNet | その他 | 三栄コーポ | 特定譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込み完了に関するお知らせ | 826 | +0.12% |
| 2024-07-16 | EDINET | 大量保有 | 廣田 拓郎 | 大量保有 6.09% | — | — |
| 2022-04-18 | EDINET | 大量保有 | 廣田 拓郎 | 大量保有 5.04% | — | — |
| 2022-04-13 | EDINET | 大量保有 | 廣田 拓郎 | 大量保有 5.04% | — | — |