Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社サンリオ (8136)

株式会社サンリオは、キャラクターIPを核に、使用許諾、ギフト販売、テーマパーク運営をグローバルに展開。強力なIPとブランド力を強みとし、自社開発キャラクターの知的財産権を保有する。過去のハローキティ偏重による業績変動を克服し、複数キャラクター展開でV字回復。今後は「成長のストック化」「マネタイズの多層化」「グローバルでのEvergreenなIP化」を推進。 [本社]東京都品川区 [創業]1960年 [上場]1982年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社サンリオは、キャラクターIPを核とした事業をグローバルに展開する。主要事業は、キャラクターの使用許諾業務、ギフト商品の企画・販売、そしてテーマパーク運営である。これらの事業を通じて、130の国と地域でビジネスを展開している。

競争優位性の源泉は、強力なキャラクターIPをブランド力として確立している点にある。自社開発キャラクターの知的財産権を保有し、その使用許諾を主要な収益源とする知的財産権ビジネスモデルを構築している。国内で運営するサンリオピューロランドとハーモニーランドは、キャラクター及びブランドを発展させるための重要な顧客接点として機能する。

キャラクタービジネスは参入障壁が低いと認識しており、競合他社との差別化と優位性維持のため、知的財産権の確保及び保護体制を整備している。

2. 沿革ハイライト

1960年8月、現名誉会長辻信太郎が株式会社山梨シルクセンターを設立し、贈り物用品の企画販売を開始した。1973年4月に株式会社サンリオへ改称。1974年2月には自社開発キャラクターを使用したギフト商品を発売し、1976年4月にはキャラクター使用許諾提携業務を開始した。1982年4月、東京証券取引所市場第二部に上場。1990年12月にサンリオピューロランド、1991年4月にハーモニーランドをオープンし、テーマパーク事業を開始した。

グローバル展開を積極的に推進し、米国、欧州、アジア等に子会社を設立。2011年12月には英国のキャラクター事業会社を買収し、IPポートフォリオを拡充した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行している。

3. 収益・成長戦略

当社グループの主たる収益獲得要因は、商品化権ビジネス、いわゆるプロダクトライセンスである。過去には『ハローキティ』中心のビジネス展開に偏り、業績の変動性が高かったが、2022年3月期以降は複数キャラクター展開が奏功し、業績はV字回復を遂げた。

今後の成長ドライバーとして、業績のボラティリティ抑制と長期安定成長を目指し、「成長のストック化」「マネタイズの多層化」「グローバルでのEvergreenなIP化」を推進する。具体的には、欧米での話題性向上のための映像等への投資、ファンのエンゲージメント向上、他社IPやクリエイターを巻き込んだIPプラットフォーム構築を図る。

また、これまでのグッズ中心から、映像・ゲーム接点でのストーリー型IP確立、教育・リアル体験を通じたIP体験創出、UGX(User Generated Experience)を活用した創作支援、新規IP創造やキッズ・男児などの空白セグメント開拓により、IPの提供価値とマーケット/ターゲットの幅を拡げる戦略を進める。

グローバル成長基盤の構築も重要課題であり、北米地域や中国を中心としたアジア地域の事業拡大、欧州市場の再成長、中東、東欧、インド、アセアン諸国、アフリカ及び中南米などの新規市場開拓を実行する。海外におけるM&Aや資本提携を含む非連続投資も積極的に行う方針である。国内では円安を背景としたインバウンド需要の拡大も物販事業や国内ライセンス事業の成長に貢献している。

4. 財務健全性

2025年3月31日時点の総資産は202,406百万円、純資産は107,608百万円である。現金及び現金同等物は102,293百万円を保有し、有利子負債は11,978百万円に留まる。設備投資は自己資金を充当しており、高い財務健全性を維持している。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W57J | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
306.9B 22.8倍 9.4倍 1.3% 1,201.5円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 52.0B 229.8B 194.1B
営業利益 22.4B 89.5B 77.9B
純利益 15.5B 63.8B 54.6B
EPS 12.8 52.6 45.3
BPS 128.5

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.11%
清川商事株式会社0.08%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.05%
株式会社バンダイナムコホールディングス0.05%
光南商事株式会社0.03%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.03%
辻 友子0.02%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES(常任代理人 香港上海銀行 東京支店)0.02%
日本生命保険相互会社0.02%
富国生命保険相互会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-08-05JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.09
2026-07-21JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.19
2026-07-03JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.26
2026-06-18JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 4.71
2026-06-05ブラックロック・ジャパン株式会社 5.7
2026-06-03JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.04
2026-04-03JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.12
2026-03-27清川商事株式会社 7.72
2026-03-06ゴールドマン・サックス証券株式会社 5.65
2026-02-06ゴールドマン・サックス証券株式会社 5.65
2026-02-06モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2.62
2026-01-21モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル 5.5
2026-01-08モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル 6.39
2025-12-19モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル 6.5
2025-12-05モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル 5.6
2025-12-03ブラックロック・ジャパン株式会社 5.42
2025-07-18ブラックロック・ジャパン株式会社 5.05
2025-01-06株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.66
2024-12-20株式会社三井住友銀行 2.74
2024-12-11清川商事株式会社 7.72

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-08-19TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2026-08-10TDNet2027年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
2026-08-10TDNet第67期(2027年3月期)第1四半期決算説明資料
2026-08-10TDNet業績連動型株式報酬制度の導入に伴う株式取得時期および取得方法の決定に関するお知らせ
2026-08-05TDNetHolding change by JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
2026-07-30TDNet当社元常務取締役に対する訴訟の提起に関するお知らせ
2026-07-21TDNetHolding change by JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
2026-07-03TDNetHolding change by JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
2026-06-25TDNet第66回定時株主総会の継続会の開催日等に関するお知らせ
2026-06-23TDNet2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整に関するお知らせ
2026-06-23TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2026-06-23TDNet第66期(2026年3月期)決算説明資料
2026-06-23TDNet2026年3月期決算短信[日本基準](連結)
2026-06-18TDNetHolding change by JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
2026-06-17TDNet2026年3月期決算発表日に関するお知らせ
2026-06-08TDNet第66回定時株主総会付議議案の一部取り下げに関するお知らせ
2026-06-05TDNetHolding change by ブラックロック・ジャパン株式会社
2026-06-03TDNetHolding change by JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
2026-05-29TDNet当社常務取締役の不適切な報酬受給の疑いに関する特別調査委員会の調査報告書の受領および今後の当社の対応
2026-05-29TDNet第66回定時株主総会の継続会の開催について