Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社トミタ (8147)

工作機械を中心に鍛圧機械、制御機器、工具機器を扱う機械・工具の専門商社。国内13拠点、海外9カ国19拠点を展開し、北米・アジア・欧州で日系製造業を含む顧客需要に対応する。工具通販子会社や配線・修理機能も持ち、グローバルで商品とサービスを提供する組織力を強みとする。成長分野としてHV・EV・自動運転、半導体、自動化・省人化、DX、環境配慮設備を重視する。[本社]東京都大田区 [創業]1911年 [上場]1985年

1. 事業概要

トミタグループは、機械・工具販売業を主たる業務とする専門商社。提出会社のほか連結子会社12社、非連結子会社2社で構成し、日本、北米、アジア、その他地域で事業を展開する。主力取扱商品は工作機械にあり、これに加えて鍛圧機械などの機械類、制御機器、工具機器などの工具類を扱う。日本では当社が工作機械・工具の仕入販売を担い、株式会社ツールメールクラブが工具の通信販売、有限会社フィールドが機械の配線・修理等を担う。海外では米国、カナダ、メキシコ、タイ、中国、インドネシア、ベトナム、インド、英国に販売拠点を置く。国内13カ所、海外9カ国19カ所の拠点網を通じ、世界のものづくりを支える付加価値を高めた商品やサービスの提供を進める。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、国内外にまたがる営業拠点網と、顧客に近い場所で営業活動を行う組織力にある。国内13カ所、海外9カ国19カ所の拠点を持ち、北米、アジア、欧州をカバーする体制を構築することで、グローバルで高度化かつ多様化するニーズを捉えて柔軟に対応する。経営方針として「技術に強いグローバル専門商社」を掲げ、工作機械をはじめとする生産財の提案に加え、自動化・省人化、DX、環境配慮設備まで提案領域を広げる点も差別化要素となる。さらに、工具の通信販売機能、機械の配線・修理機能をグループ内に持つため、単純な卸売にとどまらず、販売方法やサービス提供の幅を確保する。特許、独自ブランド、具体的な市場シェア数値、強いスイッチングコストに関する記載は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

事業環境は、景気が緩やかな回復基調にある一方、米国の関税政策、インフレ継続、急激な為替変動など不透明要因を抱える。主力ユーザーは自動車、建機、事務機器、空調機器、半導体などのメーカーおよびそのサプライヤーにあり、グローバル需要増加を背景に国内外で関連分野への設備投資加速が見込まれる。とりわけ自動車業界ではHV、EV、自動運転技術への設備投資増加を想定する。半導体関連業界も旺盛な需要が続く分野として位置付ける。一方、当社グループは工作機械の取扱比率が高く、工作機械業界の設備投資循環の影響を受けやすい構造を持つ。海外展開比率も高く、海外売上高比率39.7%という事業構成から、為替や各国政策変更の影響を受けやすい市場環境に置かれる。

4. 成長戦略

成長戦略の柱は、グローバル経営の深化、成長分野への積極展開、顧客ニーズ対応、カーボンニュートラル対応、DX推進、人的基盤強化に整理できる。グローバル経営では海外営業拠点の拡充と国内外拠点の連携強化を進め、事業拡大と収益力強化を図る。具体例として、経済成長が著しいインドで日系製造業向けの新たなサポート拠点としてチェンナイ営業所を開設する。成長分野では、自動車向けのHV、EV、自動運転技術関連の設備投資需要を取り込み、新たな商品や設備の提供を継続する方針を示す。加えて、半導体関連業界へのアプローチ強化を掲げる。顧客ニーズ対応では、仕入先メーカーとの関係強化を通じて、自動化・省人化需要への対応を強める。カーボンニュートラルでは環境配慮設備や省エネにつながる商品の開発・提案を進める。DXでは顧客工場や製造工程のDX化につながる商品の提案に加え、社内業務効率化と環境負荷低減を進める。数値目標を伴う中期経営計画の具体値は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

第一に、工作機械業界の動向リスクを抱える。工作機械の取扱比率が高く、設備投資動向に業績が左右されやすい。第二に、為替変動リスクを抱える。外貨建ての輸出入取引に加え、海外現地法人の財務諸表換算も影響要因となる。為替予約等でヘッジを行うが、想定超の変動は影響を及ぼす。第三に、海外事業展開リスクを抱える。各国の政治的変動、法規制改正、急激な政策変更や経済変動により事業活動が制限される可能性がある。加えて、自然災害や感染症流行による業務停止やサプライチェーン混乱もリスクとなる。

6. ガバナンス

経営方針では、コンプライアンスを重視した公正で健全な企業活動を基本に据え、「フェアプレイで世界のものづくりに貢献する」という企業理念を掲げる。事業展開する各国・各地域の法令に基づくフェアな企業活動、多様なステークホルダーとの対話を通じた信頼関係構築、企業価値向上を重視する。海外事業に関しては、現地法人における管理体制と情報収集能力の強化を進める。人的基盤では多様な人材確保、次世代人材育成、労働環境整備、健康増進と幸福度向上を課題として掲げる。労働組合は1955年結成のトミタ労働組合があり、労使関係は極めて良好と記載する。株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W5WU | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
8.3B 11.1倍 0.6倍 0.0% 1,350.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 21.7B 21.3B 20.2B
営業利益 771M 608M 556M
純利益 630M 561M 463M
EPS 121.5 108.2 89.3
BPS 2,312.5 2,234.4 2,063.3

大株主

株主名持株比率
株式会社トミコーポレーション0.10%
トミタ共栄会0.09%
オークマ株式会社0.05%
ダイキン工業株式会社0.05%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.05%
冨田 雅枝0.04%
高松機械工業株式会社0.04%
株式会社北陸銀行0.04%
株式会社常陽銀行 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.03%
冨田 薫0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-10-22佐藤 穣 7.61%+2.61%
2024-10-18伊勢 幸治 0.00%(6.90%)
2024-10-18佐藤 穣 7.61%+0.71%
2024-10-18佐藤 穣 7.61%+2.61%
2024-10-03佐藤 穣 7.61%+0.71%
2021-09-02株式会社トミコーポレーション 12.22%+0.56%
2021-09-02冨田 薫 2.68%(8.98%)
2021-08-20冨田 薫 2.68%(8.98%)
2021-08-20株式会社トミコーポレーション 12.22%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2024-10-22EDINET大量保有佐藤 穣大量保有 7.61%
2024-10-18EDINET大量保有伊勢 幸治変更
2024-10-18EDINET大量保有佐藤 穣大量保有 7.61%
2024-10-18EDINET大量保有佐藤 穣大量保有 7.61%
2024-10-03EDINET大量保有佐藤 穣大量保有 7.61%
2021-09-02EDINET大量保有株式会社トミコーポレーション大量保有 12.22%
2021-09-02EDINET大量保有冨田 薫大量保有 2.68%
2021-08-20EDINET大量保有冨田 薫大量保有 2.68%
2021-08-20EDINET大量保有株式会社トミコーポレーション大量保有 12.22%