都築電気グループは、当社、子会社7社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成し、2024年1月の電子デバイス事業会社4社の株式譲渡後は「情報ネットワークソリューションサービス」の単一セグメントへ移行する。事業内容は、情報ネットワークに係わる各種ソリューションの提案、構築、運用保守サービスに集約する。ビジネスモデルは、情報・通信機器を販売する「機器」、コンサルティング、設計、開発、構築の技術提供を担う「開発・構築」、情報・通信機器やソフトウエアの運用・保守、クラウド等の月額サービスを提供する「サービス」の3層で構成する。主な関係会社として、都築テクノサービス、都築ソフトウェア、都築クロスサポート、コムデザインを擁する。社外向けには競争力強化に向けたサービスやソフトウエア開発、社内向けには基幹系情報システムの機能強化やオフィス刷新に投資を継続する。研究開発ではAIやクラウド等の技術習得、新たな特定市場DXサービス、生成AI活用ビジネスの研究に取り組む。
当社の競争力は、機器販売から設計・開発・構築、運用保守、クラウド月額サービスまでを一体で提供する総合力に立脚する。リスク記載でも、当社グループの総合力により顧客課題を解決し、競合他社との差別化とソリューションの陳腐化防止、競争優位性の向上に取り組むと明記する。収益モデル上は、単発売切りの機器販売に加え、保守サービスやクラウド等の月額サービスを持つ点がリカーリング性を補強する。中期経営計画では、利益率が高く市場成長も見込める成長領域を6つ特定し、マーケティング強化やOTセキュリティ領域の新サービス投入を進める。既存領域でも、プライシングマネジメント、開発プロセスの標準化、生成AI活用、営業生産性向上により、機器ビジネス、開発・構築ビジネス、保守サービスの利益率改善と原価率低減を進める。富士通との重要契約に基づく製品・サービス提供体制は営業基盤として機能する一方、依存リスクも併存する。特許件数、国内外シェア、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。
情報サービス業界では、サステナビリティ意識の高まり、ICTによる事業変革や社会課題解決への期待拡大、急速な技術革新、DX対応ニーズの変化が進行する。加えて、異業種からの新規参入による競争激化が続き、迅速な対応が求められる環境にある。当社はこうした変化を踏まえ、「最新技術への挑戦」と「成長領域の見極め」を重視する。需要面では、Windows10のサポート終了に伴うパソコン更新需要を取り込んだと記載する。規制や許認可が参入障壁として機能する旨の明示的記載は確認できない一方、技術革新への追随、顧客ニーズ把握、ソフトウエア改善、情報セキュリティ対応、開発品質管理が競争条件として重要性を持つ。
2032年5月の創業100周年に向けた長期ビジョンとして「Growth Navigator」を掲げ、「成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団」への変革を目指す。提供価値とポジションを高め、営業利益100億円、売上高1,500億円に挑戦する方針を示す。2026年3月期までの中期経営計画「Transformation 2026」は、リソースをシフトし成長事業を軌道に乗せる1stステージと位置付ける。事業戦略では、成長領域6分野の拡大に向けたマーケティング強化、OTセキュリティ新サービスのリリースを実行する。既存領域では、良質な商談獲得、提供価格見直し、開発プロセス標準化、生成AI活用、営業部門の生産性向上を推進する。外部成長では、M&Aや資本業務提携を視野に新技術の取り込みを進め、AI等の先端領域と既存領域の両面で案件を検討する。当期はM&A実行には至らなかったが、ダイワボウ情報システムを始めとした多くの企業と業務提携を実施する。加えて、ESG視点を強く持った「社会課題」起点のビジネスに挑戦し、社会的インパクト創出を志向する。人材面では、事業戦略に沿った育成、多様な人材が挑戦・活躍できる文化醸成、初任給引き上げやベースアップ等の待遇改善を進める。
主なリスクは3点挙げられる。第1に、急速な技術革新やDXニーズ変化、異業種参入による競争激化に対応が遅れた場合、技術やノウハウの競争力低下を招く点がある。第2に、富士通との重要契約に基づく取引への依存があり、同社の経営方針や仕入条件変更が業績へ影響する可能性がある。第3に、情報紛失・漏洩、提供システムへのサイバー攻撃、開発・構築案件での仕様確定不備や技術検証不足による追加コスト発生が収益を圧迫する可能性がある。加えて、ソフトウエア資産の陳腐化、人材確保・育成の遅れ、自然災害や感染症も重要リスクに位置付ける。
財務戦略ではROE10%以上の確保を目指し、資本コストを意識した財務運営、バランスシート最適化、キャピタルアロケーション最適化を進める。投資のハードルレートを7%に設定し、予算委員会で予算管理や投資検証を実施する。ガバナンス面では、グループガバナンス強化と取締役会の実効性向上に向けた取り組みを進め、IR活動も強化する。株主還元では、2024年3月期より配当方針を変更し、連結配当性向40%を目安とする方針を採用する。サステナビリティ推進では、マテリアリティに対するKPIと活動指標を設定する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 68.6B | 13.7倍 | 1.5倍 | 0.0% | 3,615.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 98.3B | 124.9B | 123.9B |
| 営業利益 | 6.5B | 6.4B | 5.1B |
| 純利益 | 4.8B | 5.5B | 3.5B |
| EPS | 263.3 | 304.8 | 197.5 |
| BPS | 2,436.1 | 2,241.8 | 1,950.0 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社麻生 | 0.24% |
| 富士通株式会社 | 0.13% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.09% |
| 扶桑電通株式会社 | 0.04% |
| 都築電気従業員持株会 | 0.03% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.02% |
| HTホールディングス株式会社 | 0.01% |
| 丸三証券株式会社 | 0.01% |
| BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.01% |
| 松井建設株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-02-25 | 株式会社麻生 | 22.30% | -- |
| 2025-02-18 | 富士通株式会社 | 11.91% | -- |
| 2022-02-22 | 株式会社麻生 | 22.30% | +4.07% |
| 2022-02-21 | 富士通株式会社 | 11.91% | +2.45% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-17 | TDNet | 人事 | 都築電気 | 役員の異動に関するお知らせ | 3,680 | +2.31% |
| 2026-03-17 | TDNet | 人事 | 都築電気 | 執行役員人事に関するお知らせ | 3,680 | +2.31% |
| 2025-12-25 | TDNet | その他 | 都築電気 | 非上場の親会社等の中間決算に関するお知らせ | 3,470 | +0.58% |
| 2025-08-29 | TDNet | その他 | 都築電気 | 株主優待制度の優待内容に関するお知らせ | 3,195 | -1.56% |
| 2025-02-25 | EDINET | 大量保有 | 株式会社麻生 | 大量保有 22.3% | — | — |
| 2025-02-18 | EDINET | 大量保有 | 富士通株式会社 | 大量保有 11.91% | — | — |
| 2022-02-22 | EDINET | 大量保有 | 株式会社麻生 | 大量保有 22.3% | — | — |
| 2022-02-21 | EDINET | 大量保有 | 富士通株式会社 | 大量保有 11.91% | — | — |